2025 お盆 青森キャンプツーリング Pt.4(8/14,15) 【下北半島】編
いよいよ下北半島へ
実は、今回のロングツーリングで青森をメインに回ろうと考えたのは
一、2年前のロングツーリングでは、函館→大間とフェリーで帰って来たけど、大間に着いた夕方から三沢の宿まで、暗い中を直行。そのため、下北半島を全く楽しんでなかったこと。
二、昨年にキャンプツーリングに挑戦するようになる前、ほぼ、唯一のキャンプで、友人のお父さんに連れて行ってもらった下北半島の「薬研野営場」に、約40年振りに再訪したかったこと。
の2点が大きな理由でした。
ですので、下北半島が最大の目的地であったのです。
あと、下北半島は、やっぱり、真夏でも涼しそうですしね。(笑)
さて、下北半島を語る上で、避けては通れない話題の一つは、何と言っても六ヶ所村です。
普段、東京で生活していると、原子力に限らず、水力、火力なども合わせて発電のことを考えるのは「電力不足」と注意喚起されるタイミングがほとんどです。(汗)
ただ、色々な地方をツーリングで回る際、「ツーリングには最高な景色」の場所には、まず、山間部だと巨大ダム&水力発電所。そして海岸沿いには原子力施設が建てれていることも多いです。(ツーリングに最高な景色は、裏返しでほぼそのまま、生活者には厳しい環境とも言えます)。
なので、その度に電力問題に関しては考えてはみますが、正直、正解は分かりません。特に今年のような酷暑になると「明らかに異常気象だよなぁ…」と火力発電も心配にもなるし…
なので、まずは現実を知るために、「それがPR目的で綺麗事しか教えてもらえない」としても、極力、原子力などの関連施設には足を運びたいと考えています。
斗南藩と再処理工場
と言うことで、六カ所村にある「六カ所原燃PRセンター」の開館時間にも合わせて、三沢市の宿を出たのが、8月14日(木)の8:00過ぎ。
ただ、途中の「道の駅 みさわ」の看板で、この道の駅が「斗南藩記念観光村」でもあったことが判明!!(驚)
実はうちの父方のルーツが会津地方にあるとのことで、俺自身も会津には一方ならぬシンパシーを持っているのです。
もちろん、幕末の戊辰戦争後に会津藩が国替を命じられて斗南藩としてこの地に移ってきていたのは、知っていたのですが、なにせ勉強不足で…
下調べも足りず、斗南藩の記念観光村があるのも知りませんでした。(汗)
「これは素通りはできない…」
そこで、「三沢市先人記念館」の開館時間の9:00まで待って、見学させてもらいました。
特に、この地で本格的な酪農を始めた廣澤安任の生涯を、特別展で今回初めて知ることができて、大きな勉強になりました。


この時期は各地に人知れぬ偉人がいたのですね

この道の駅のご当地ソフトは「ごぼう茶」
本当にごぼうの風味が強い、「ごぼう茶ソフト」を食べた後、道の駅を後にしたのが10:00過ぎ。
本来の第一目的地のPRセンターに着いたのが11:00少し前でした。


前述の通り、俺には発電方法の正解は出せませんが、段階的に変更するにしても、今まで培った技術をそのままロストテクノロジー化するのは違うのかな?とは思いました。
あ〜ヒバのんのん
さて、1時間ほどPRセンターを見学した後、国道338号から県道248号を経由して下北半島の東端である尻屋崎を目指して走ったのですが、この下北半島は日本有数の「ヒバ」の産地であります。
「なので、とにかく、良い香りがする」(嬉)

50km以上はこんな感じが続きます
今まで、いろいろな地方の森林を走って来ましたが、この下北半島のヒバの良い香りは一番だったかも。ヘルメットのバイザーを開けて、ヒバの香りを楽しみ、リラックスしながら小一時間。
13:00少し前に尻屋崎に着き、サクッと灯台に登り、30分ほど散策しました。

の尻屋崎灯台

ここにも絶景が広がります

が放牧されています
その後、昼飯を食べるために大間方面に向かいました。
この日も海鮮丼でもとお店も探しましたが、結局、国道279号沿いのむつ市大畑地区にある、地元の方向けの食堂で野菜塩ラーメンを頂きました。そして、これが大変、美味でした。

自家製麺がとにかく美味しい
薬研野営場で最高なキャンプ
さて、大畑地区でキャンプ飯の買い出しも終え、県道4号で内陸に15分ほど走り、懐かしの薬研野営場に着きました。キャンプ場に着いてのは15:30頃。
子供の頃にはできたばっかりだった管理棟で、「40年ぐらい振りなんですよ〜」と二泊分の利用料を払ったら、優しい管理人さんに大変、喜んでもらえました。

管理棟も昔のまんま

天然の冷蔵庫があるのは助かります
広いフリーサイトで設営が終わったのが16:30。ここはゴミも捨てることができてとても良いキャンプ場なのですが、唯一、シャワーはありません。
ただ、徒歩で30分程度、バイクだと5分で無料の露天風呂があります。
でも、無料露天風呂では石鹸の使用が不可との頃で、この日は隣の有料温泉に入りました。
汗を流した後、19:00前からこの日の宴を開始。
キャンプ飯は、ハンバーグに青森産の豚ヒレ肉のBBQ。ビールの後は下北半島にあるワイナリーで醸造された津軽ワインで乾杯。


浪岡でのキャンプに限らず、いつも酔っ払うと宴の道具を散乱させてしまい、翌日の撤収時に時間がかかりすぎてしまう反省から、この日はこまめに整理しながらの一人飲み会。
「なんか、ごちゃごちゃしてなくて、大変、気分がいい!!」
こまめに整理整頓をしていれば、撤収時も時間が短縮できそうで、「これは俺のソロキャンプの一つの到達点なのではないか?」と最高の気分で酔っ払うことができました。(笑)

まぁ、テントの中はある程度ゴチャゴチャ(苦笑)
翌、8月15日(金)は、朝から抜けるような青空。気分良すぎ。
天然の冷蔵庫で冷やしていたミネラルウォーターでテレレ(冷たいマテ茶)を飲みながら
「う〜ん。なんか、昨日から完璧なキャンプが続いているな」
と自画自賛。(苦笑)

でも、朝からテレレも美味い

大間のマグロに海峡ラインに仏ヶ浦
最高の気分でテレレも飲み終えた8:00過ぎ。まずは、キャンプ場から小一時間ほどの大間崎を目指しました。
2年前は、フェリーから降りて、マグロも食べれずに南下したので、初めての大間のマグロになります。朝から食べました。(笑)

目指していた食堂は違うのですが、9:00の段階ですでに開店していた食堂があったので迷わずにIN。

「赤中丼だと?」けしからん(笑)

ついでに、マグロの胃袋も
俺は、マグロの赤身が大好物なのですが、せっかくなので赤中丼(脂が乗っていない夏のマグロの中トロ部分)を頂きました。もちろん、大変美味。
ビールを飲みたくなるのも抑えて、いよいよ本格的な下北半島ツーリングです。国道338号も大間崎を越えると「海峡ライン」と呼ばれるそうです。
ここもバイカーには有名なツーリングロードですが、陸奥湾を眺めながら走る海峡ラインは、噂に違わぬ絶景ロードでした。

交通量は非常に少なかったです
特に白眉だったのは、「仏ヶ浦」。
遊覧船には乗れませんでしたが、駐車場から片道20分ほど崖を下って、間近に見て来ました。

どこもかしこもクマだらけ
仏ヶ浦は奇岩が美しいことはもちろんでしたが、何せ海の透明度が素晴らしく美しい。
「夏でもこんなに透明なの?」(驚)


ロングツーリングで、今まで全国各地の様々な絶景を見て来ましたが、この仏ヶ浦の絶景には、思わず絶句、口あんぐり。
急階段を再び登り、駐車場に着いたのが12:00過ぎ。
そのまま海峡ラインを南下して、脇野沢、さらに東に向かい大湊を目指しました。
仏ヶ浦がこの日の行程のちょうど真ん中だったので、大湊へは、まだまだ80Km近くあります。

向かいに見えるのは津軽半島?北海道?

海上自衛隊大湊基地に停留する護衛艦
お盆の恐山
大湊で護衛艦の写真を撮ったのが、15:00前。
そこから、国道338号を県道174号で左折し、県道4号である「むつ恐山公園大畑線」を走って約30分。15:30頃に恐山に着きました。
恐山に来るのも、40年以上振り。
子供の頃に見た強烈な風景は、40年以上振りでも記憶は薄れていませんでした。
「そして、今日はちょうどお盆だった」(汗)
お盆に恐山に来ちゃ行けなかったかな?とも思いましたが、「イタコの口寄せ」が行われる恐山の夏の大祭は7月とのこと。お盆だからと言って、特段に変わった様子はありませんでした。
むしろ、お盆なのに参拝客も少なめでした。

山門から望む地蔵殿

硫黄がブクブクと湧いています

代わりに風車をお供えします

硫黄臭い地獄めぐりは足早に見学したあと、すっかり汗でベトベトになってしまったので、温泉で汗を流すために、(時間制で?)男湯用の「薬師の湯」の湯小屋に入りました。
「今日は、ここでお風呂に入れてラッキーだったかも」

誰でも入湯できます
珍HONDA三兄弟
恐山で汗を流した後、買い出しのために、再び、大湊バイパス沿いのスーパーに戻り、キャンプ場に帰れたのが18:00過ぎでした。
途中、西日が強烈で、ヘルメットのサンバイザーをおろしても、前が見えなくなり、お猿さんやリスを轢かないように注意するのが大変でした。
そして、一人宴の準備をしようとすると、先に戻れられていたキャンパーの方に、「一緒に飲もう」と声を掛けてもらいました。
秋田から来られている二人組の先輩バイカー(先輩キャンパー)さん曰く
「このキャンプ場は、インターネットもない時代から、バイクキャンパーたちの集まる宴会キャンプ場なんですよ」。
また、
「いやぁ〜、珍しいHONDA車に乗っておられるの見て、つい声を掛けずにいられなくて。フフフ」。
とのこと。
実は、俺の愛車のCTX700Nは、結構な珍車な部類に入ります。
また、声を掛けてくれたキャンパーさんたちの愛車もなかなかの珍車だったのです。
当然、それからは「ツーリング談義」や「(一般に不人気とされる)愛車自慢大会」で夜が深くまで、また、写真を撮るのを忘れるぐらい盛り上がりました。(笑)

VT750S(左)とHAWK11(右)
なので、俺の整ったキャンプはたった1日しか持続せず、結局、8月16日(土)も撤収に時間がかかってしまいました。(苦笑)
ですが、前日に青森市内のホテルの予約が取れたので、撤収時間も気にすることなく、(本当は前日に食べるはずだった)大湊の自衛隊カレーで朝食を取ることができたのでした。

大湊の自衛隊カレー
「あ〜下北半島には、また何度も来たいなぁ〜」
と心から思えるほど、楽しく、有意義な二日間となりました。
まとめ
8月14日(木)
・ガソリン代:¥0
無給油
・入場料:¥110+¥300+¥230=¥640
三沢市先人記念館:¥110
尻屋崎灯台:¥300(参観寄付金)
かっぱふれあいの湯:¥230
・キャンプ場:¥570
薬研野営場
・走行距離:155Km?(GoogleMap参考)

C〜E尻屋崎,F.大畑地区,G.薬研野営場
8月15日(金)
・ガソリン代:¥1,638
¥160x10.24L=¥1,638(給油時走行距離:325.8Km)
・入山料:¥700
恐山:¥700
・キャンプ場:¥570
薬研野営場
・走行距離:187Km?(GoogleMap参考)

D.大湊基地,E.恐山,F薬研野営場
