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プレイリスト紹介⑥/“うまくいかない日”

前回に引き続き、プレイリストと楽曲の紹介をしていきたい。




前回までは、
・恋
・愛
・失恋
・危険な恋
と、“恋愛”についてのプレイリストや楽曲を紹介してきた。



“危険な恋”の曲を紹介した記事はこちら▼



今回からは、“恋愛”以外のプレイリストを紹介していく。





まず最初は、“うまくいかない日”のプレイリスト。

無気力で、とにかくやる気が出ない日。
仕事で沢山失敗してしまう日。
人間関係に悩まされる日。
自己肯定感が下がり、自分の価値がわからなくなる日。

そんな、音楽を聴く気分になれないほどの“うまくいかない日”でさえも、
なんとなく「聴いてみようかな」と思わせてくれる曲。

そっと寄り添ってくれる、
どん底から救い上げてくれる、
“命綱”のような音楽たちを、プレイリストにまとめていった。





😖うまくいかない日😖
(現時点で113曲)

とにかく、“何もかもうまくいかない日”に聴く楽曲たち。


今回は、このプレイリストの中から、私が特に心を救われた曲を、7曲紹介していく。







①Aogumo/#私的人生

やっといて 何もしたくないね
やることあるけどまだいいかなって
こうやって何もしないで、
また日付が変わってくの しんどー

今生命崩壊寸前
命からがら逃れた現実
逃げるのも割と大変でね

Aogumo/#私的人生

休日の私は、まさにこの曲のよう。
やるべきことがあるのに何もできなくて、動けなくて、そんな自分に病んで、更に心のエネルギーだけ吸われていく。
逃げることも、逃げていいんだよって自分に許可を出すことも、それすらも簡単なことじゃない。

「休みの日、昼過ぎまで寝て、何もできないまま1日が終わっていつも死にたくなる」
これを周りの人に話しても、なかなか分かって てもらえない。
「そんなことで病むの?」とか
「休日ゆっくりできるだけで幸せじゃん!」とか
「死んじゃダメだよ!」とか。
全っっ然、そういうことじゃない。

私のこの辛さを認めてくれるのは、この曲だけ。
無気力で音楽さえ聴く気分になれない日でも、なぜかこの曲だけは聴ける。

そして、この曲を作っているAogumoさんは、まだ15歳らしい。
最近は若いアーティストが多くて凄いな〜と思うけれど、Aogumoさんは、その「若いのに凄い人」の代表格だと思う。
私は、Aogumoさんが一曲目に出した「曲名はまだないです」も、創作活動における悩みや葛藤と重なる部分が多く、無限に聴いていた。
この「#私的人生」も、何百回でも聴ける気がする。






②ねぐせ。/ベイベイベイビー

誰かがくれた優しさを
踏み躙る自分が大嫌い
生活に周りについてけない
評価されないと変わらない


ベイベイベイビー!
世界の中で心に余裕を持っている人が
どれだけいるか知りたくもない
知ってしまうのが怖い

ねぐせ。/ベイベイベイビー

“誰かがくれた優しさを 踏み躙る自分が大嫌い”
冒頭のこの部分が、あまりにも大共感すぎる。

自分の心に余裕がない時は、人と関わることさえできないし、誰かが優しさで手を差し伸べてくれても、それすらも受け入れられない。踏み躙ることしかできない。
そして、そんな自分が更に嫌になる、の負のループ。

私は最初、ねぐせ。の曲だと、ラブソングばっかり聴いていた。
しかし、フェスで生で見た時に、この「ベイベイベイビー!」をやってくれて、良い曲すぎて泣きそうになり、そこからずっとこの曲も大好きだ。
ねぐせ。以外でもそうだが、心に寄り添う恋愛ソングや失恋ソングを歌うアーティストは、
恋愛以外でも、うまくいかない日にどん底から救い上げてくれる、生きてていいんだよって肯定してくれる曲が多い気がする。







③クリープハイプ/二十九、三十

嘘をつけば嫌われる
本音を言えば笑われる
ちょうど良い所は埋まってて
今更帰る場所もない

もしも生まれ変わったなら
いっそ家電にでもなって
空気清浄機とかなら
楽してやっていけそうだな
何も言えずに黙ったまま
空気を読んだ振りをして
遠くから見てるだけの俺みたいだし

クリープハイプ/二十九、三十

心が本当に限界で、人と会うこともできない、歩くのもやっと。
そんな時に、この曲を聴いて救われていた気がする。

中でも特に、
“嘘をつけば嫌われる 本音を言えば笑われる”
この歌詞。本当に共感しかない。

人に本音を話しすぎると、変な噂を立てられたり、馬鹿にされたり、笑われたりする。
かと言って嘘をついて人に合わせ続けるのも、息苦しいし、そんなことをしている自分が嫌になってくる。

なりふり構わず楽しく話していたら、結果的に、無意識に人を傷つけたり、迷惑をかけたりしてしまう。
後々、自分の未熟さに項垂れることになる。
でもだからと言って、人の目を気にして空気を読みまくって、存在を消して、自分が空気みたいになると、虚しくなる。
自分はいてもいなくてもいい存在で、誰にも必要とされない。他人だけじゃなく、自分にまで嘘をつき続けて生きないといけない。
いよいよ、自分の存在価値がわからなくなってくる。

人の目を気にしたって何も良いことないのはわかってるけど、
それでも結局、人の目を気にしすぎてしまう。

何年経っても、人間関係や人との距離感の難しさに悩まされ続ける。

そんな“限界”の中にいる時でも、なんとか、自分なりのペースで、ゆっくり前に進もうと思わせてくれる曲。







④カネヨリマサル/見えないくらいの高速で

明るく振る舞う 優しく振る舞う
こともできない、ことが苦しくて
苦笑って生きる 負け犬のまま生きる
わたしのこころ
あいつなんかにわかるものか

あの日のわたしを
わたしだけは守ってあげたいの
いつか燃えてカスになるくらいに
誰のものにもなりたくないよ

カネヨリマサル/見えないくらいの高速で

この曲も、本当に何から何まで共感できる。
私の心の中をそのまま歌にしたんじゃないか、って疑ってしまうほどに。

自分よりも可愛くて、自分よりも能力が高くて、自分よりもみんなから愛されている子。
私が欲しくても手に入らなかったものを、全て手に入れている子。
そんな子が近くにいた時、私は、ただただ惨めで、泣きたくて、心の底まで削り取られたような感覚だった。
でもそんな状況の中でも、明るく、優しく、まるで何も考えていないかのように振る舞わないといけない。
はずなのに、私は明るく振る舞うことすらもできなかった。
そんな自分がより一層惨めで、苦しくなる。

周りと比べて“負け犬”の自分。
でも、追いつこうと頑張ることもできない。
頑張ろうとすると、自分が壊れてしまうから。
諦めて、“負け犬”のまま生きて、そんな自分を無理矢理にでも肯定するしかない。
こんな私の苦しみは、あの子なんかにわかるわけないし、一生わからなくていい。

私は、「過去の自分を救うこと」こそが自分の使命だと思っている。
今の私が頑張る理由も、私が文章を書いているのも、すべては、あの頃の辛かった私を救うため
私の人生における使命を、強い“決意”“覚悟”という形で代弁してくれているのが、まさにこの曲だと思う。






⑤灰かぶり/トロンプルイユ

だからどうにか
しんどい夜を騙そうよ
死なない為にするズルの
何が悪いの?

綺麗事以外の何が
世界を洗い流すのだろう?
トロンプルイユ
錯覚が本当になるまで
悪いことばっかの夜じゃないから
生きろよ、なるべくね

灰かぶり/トロンプルイユ

“死なない為にするズルの 何が悪いの?”
この歌詞。心に刺さった。

私は、「死なないために生きている」と言っても過言ではない。
どんなに身を削って頑張っても、どんなに理不尽に耐え続けても、どんなに地位や名誉を手に入れたとしても、
死んでしまったら意味がないと思う。

ズルくてもいい。“逃げ”でもいい。
誰にもわかってもらえなくてもいい。
人に迷惑をかけてしまっても、人を傷つけることになってしまっても、それでも仕方ない。
とにかく「死なないこと」を目標に、私は生き続けたい。

この曲のタイトル「トロンプルイユ」は、“騙し絵”という意味らしい。
いわゆる“トリックアート”と言われる絵画技法だ。

「トロンプルイユ」のように、自分で自分を騙しながら、自己暗示をかけながら生きていく。
しんどい感情も、自分を好きになれない気持ちも、全部“綺麗事”で洗い流して、なんとか生きる。
そうすれば、いつか本当になる。
そう信じていたい。








⑥アザミ/ヘルシーに殴って

冷たい怪獣にだって
はたまたヒーローにだって
抱きしめられたい日もあって
ひた隠して気高く生きてること
わからずに踏み荒らすような
あいつらのことは
もう構ってやらなくていいと思うよ

しかめ面ファイター
君は1番強い子だから
机なくなったって関係ないよ
ひたむきなアンサー
正しすぎて謝らせたり
二度とさせないように鳴らすから

また飲み込んで傷つけない
君なりの復讐劇でいい
掌を汚すのはこれだけでいいの、
グラファイト。

アザミ/ヘルシーに殴って

私は、この曲にもう何度救われたかわからない。

学校や職場など、複数人でいる時。
周りとノリが合わず、誰とも話せず、孤独感に苛まれた時。
人にはできるのに自分にだけできないことが多すぎて、自分の存在価値を見失った時。
自分の苦しみを、誰にも理解してもらえなかった時。
自分が大切にしている価値観を、踏み躙られた時。

どこにも救いがなくて、逃げ場がなくて、心の居場所がなくて絶望していた私に、唯一居場所を与えてくれたのがこの曲。

どんなに辛い瞬間も、頭の中でこの曲を流すだけで、その場を乗り切ることができた。
まさに“お守り”みたいな曲。

誰になんと言われようと、自分は自分の信念を信じて生き続ければいい。

自分を傷つけてくる相手に対して、やり返すことだけが“復讐”じゃない。

自分なりの生き方で、自分なりのやり方でいい。
そんな、1番大切なことに気づかせてくれた曲。








⑦the she's gone/エイド

どれだけやって
出来が悪かろうと
精一杯やってきたんだろう?

まだ先へ進めるように
心のリュックを軽くする
否定の言葉を空に蹴散らして
可能性に変えていくんだ

水中で息をするように
もがきながらでも前を行く
進み方も速度も君で良いんだ
疑うな 自分のこと信じていけ

the she's gone/エイド

仕事で、周りと比べて自分だけ仕事ができず、毎日のように病んでいた。
そんな時にこの曲を聴いて、私は泣きそうになってしまった。

“どれだけやって 出来が悪かろうと
精一杯やってきたんだろう?”

このフレーズだけで、救われた。
私に向けて書いた歌詞なんじゃないか、と思うくらいに刺さった。

また、“水中で息をするように”という表現。
息を吸おうとしても吸えない、前に進もうとしても進めない、何ひとつ思い通りにいかないもどかしさ。
あのなんとも言えない感覚を、こんなにも的確に表現できる人がいるなんて。
初めて聴いた時は、鳥肌が立った。

ただ、明るくて前向きなだけの綺麗事を並べた曲とも違う。
無理矢理背中を押してくるような曲とも違う。

辛さを受け入れて、認めて、その上で寄り添ってくれて、なんとなく「また頑張ってみてもいいかな」と思わせてくれる。
そんな、優しくて温かすぎる曲だと思う。






今回は、“うまくいかない日”に聴く曲を紹介していった。

死にたくなるほど辛い日でも、
どうにもならない絶望感の中でも、
いつでも私を救ってくれたのは「音楽」だった。

「音楽」に救われて、「音楽」に生かされてきた。

だからこそ私は、私の心を救ってくれた曲を、できるだけ多くの人に届けたいと思っている。

そして、今度は自分の作品や自分の文章で、人を“救う側”の人間になれたら良いな、とも思っている。





次回は、「頑張りたい日に聴く曲」「前向きになれる曲」を紹介していく予定です。
引き続き見ていただけると嬉しいです!

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