【飼い主の旅ノート】アヤソフィアで生まれた小さな友情の裏側
こんにちは。ソラの飼い主です。
前回の「世界遺産アヤソフィアで生まれた小さな友情」編では、
地域猫と寄り添うソラの姿をお届けしました。
まだ見てない方はこちらから🔽
今日はその“裏側”
あの朝の出来事を少しだけお話しします。

アヤソフィアの前に広がるピンク色のチューリップ畑。
あたたかい光が降りそそいでいて、花も空も心地よいくらい明るかったのに
ソラの足取りは少し慎重でした。
いつもなら好奇心のままに歩きだすのに、この日は“風の音”に反応したのか、肩がふっとすくんで。
私はそっと手を伸ばしかけたけれど、その一歩先で小さな影がすぅっと現れました。
茶トラの地域猫です。
イスタンブールには本当にたくさんの猫がいるけれど、
この茶トラさんには、どこか“近づきすぎない安心感”がありました。

ソラが立ち止まると、
茶トラさんも立ち止まる。
歩きだすと、少し前をのんびり歩く。
振り返ると、
まるで「こっちだよ」と言っているみたいに尻尾が揺れていました。
チューリップ畑の前で撮ったあの写真
ソラが少し不安そうな横顔をしている隣で、茶トラさんがそっと肩を寄せてくれたあの瞬間。

あれは、私には撮れない“猫同士の会話”でした。
言葉がなくても分かり合える距離。
初めて会ったはずなのに、もうずっと前から一緒だったような空気。

ソラの毛が風でふわっと揺れたとき
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