光をかたちにするまで──作品になる前の思考と旅の記録
SNSでは完成した写真を投稿していますが、
ここでは「作品になる前の時間」について書いています。
どんな場所で、どんな思考を経て、どんな感情でシャッターを切ったのか。
その過程のひとつひとつを、言葉にして残しておきたいと思います。
改めて自己紹介
平日は別の仕事をしながら、週末は山や海で光を追っています。「ねぎ」と申します。
最初はただ、星をきれいに撮りたかっただけでした。
けれど、何年か撮り続けるうちに、
「美しさとは何か」「写真で何を伝えたいのか」を
考えるようになりました。
それは撮影地を選ぶことや構図を決めることと同じくらい、
大切な“表現のプロセス”だと思っています。
この note では、そんな思考や試行錯誤、
そして光をかたちにするまでの小さな旅の記録を綴っていきます。
以前の自己紹介 note はこちらに残しています。
こんな写真を撮ってます






星空から風景へ、境界を歩く
最初に夢中になったのは、夜の星空でした。
光害を避けて車を走らせ、ひとり暗闇に立つ。
街の喧騒が消え、頭上に広がる星の川を見たとき、
「この世界を見るこの感情をカタチに残したい」
と心の底から思いました。
気づけば星空だけでは物足りなくなっていました。
夜明けに浮かぶ霧、雨上がりの光、湖の静けさ。
空と地上がゆっくりと混ざり合うその一瞬に、
同じように心を動かされるようになりました。
撮ることと、向き合うこと
僕はいまも、仕事を持ちながら撮影を続けています。
最近では、雑誌への寄稿や写真教室の講師など、
写真そのものが少しずつ「仕事」にもなりはじめました。
それでも、向き合い方は変わりません。
ひとつひとつの作品に、できる限り真剣に向き合う。
仕事の合間や休日に遠征を重ね、
夜明け前の静けさや霧に包まれる瞬間を待つ。
限られた時間の中で工夫しながら撮るという制約が、
自分のスタイルを形づくってきたのかもしれません。
写真の世界と、もう少し深いところでつながっていく。
その途中を、いまも歩いています。
活動の歩み
これまでに──
東京国際写真賞 TIFA - Tokyo International Foto Awards 2025
Editorial / Environmental; Gold Winner
Nature / Trees; Gold Winner
Nature / Astrophotography; Silver Winner
ブダペスト国際写真賞 BIFA - Budapest International Foto Awards 2025
Nature / Astrophotography; Silver Winner, Bronze Winner
Architecture / Industrial; Bronze Winner
パリ国際写真賞 PX3 - Prix de la Photographie Paris 2025
Nature / Water; Bronze Winner
Press / Nature/Environmental; Bronze Winner
IPA - International Photography Awards 2025
Nature / Tree; Honorable Mention, Honorable Mention
TPOTY - Travel Photographer of the Year 2025
Best Single Images in a Portfolio – Landscape, Weather & Climate; Finalist
MPA - Minimalist Photography Awards 2025
Honorable Mention ( Title: Weightless Silence )
ビクセン 第6回 星空フォトコンテスト 2025 星景写真部門 優秀賞
ソニー 星空フォトコンテスト2024 入賞
など、いくつかの国際・国内フォトコンテストで作品を評価していただきました。
受賞は目的ではなく、
世界の写真家たちと同じ舞台で自分の作品を試すための機会だと思っています。
そのたびに、自分の表現を見つめ直すきっかけをもらっています。
撮ることの先で
撮り続けるうちに、写真の先で生まれた仕事もあります。
デジタルカメラマガジン 2026年7月号(特集「夏の星空」)に寄稿しました。
水辺の風景と天の川をテーマに、撮影の考え方から作品づくりまでを書いています。
海外のオンライン写真誌 Edge of Humanity Magazine には、
シリーズ「Quiet Transitions」からフォトエッセイを寄稿しました。
静かに移ろう風景をめぐる、9枚の写真と言葉です。
また、オンライン写真教室 Kogame Photo Academy で、講師と企画運営をしています。
「見えているもの」を、どう一枚の写真にするか。
その“解釈の空白”を、初心者、中級者の方と一緒に埋めていく教室です。
どれも、作品と言葉を積み重ねた先で出会ったご縁です。
撮ること、書くこと、伝えること。
そのあいだを行き来しながら、これからも続けていきます。
note で伝えたいこと
note では、写真そのものよりも、
その背後にある「思考」や「気づき」を書いています。
たとえば──
星を撮るときに感じる時間の流れ
霧の予測や気象との向き合い方
コンテストで見えてきた “世界の写真観”
一枚の作品に込めた感情のこと
無料記事では考え方やストーリーを、
有料記事では撮影地での実際の行動や技術的な背景も含めて書いています。
これから
コメント欄でのやり取りも、また少しずつ再開していこうと思っています。
以前の自己紹介 note ではたくさんのコメントを頂いていましたが、記事にコメントするとコメントした全員に通知が行く仕組みだったため、あまり活発に交流できませんでした。
今はリプライ機能が実装され、安心して会話ができるようになりました。
星や霧、風景の話が好きな方は、
ぜひ一言残していってください。
どんな言葉でも、次の撮影へ向かうエネルギーになります。
おわりに
光をかたちにするまでの途中、作品になる前の思考や旅の記録を
少しずつここに残していきます。
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