オンライン秘書になって気づいた。“仕事ができる人”より大切だったこと
オンライン秘書を始めたばかりの頃。
私はずっと、
「もっとスキルを身につけなきゃ」
と思っていました。
Canvaをもっと使えるようにならなきゃ。
SNSのことも勉強しなきゃ。
動画編集もできた方がいい。
新しいツールも覚えなきゃ。
できることが多い人ほど、仕事をもらえる。
仕事ができる人ほど、長く選んでもらえる。
そんなふうに思っていたんです。
もちろん、スキルは大切です。
でも、実際にオンライン秘書としていろいろな方とお仕事をしてきて、今は少し考え方が変わりました。
継続して仕事をお願いしてもらうために大切なのは、
「この人なら安心して任せられる」
と思ってもらうこと。
もしかしたら、スキル以上に大切なのは、この「安心感」なのかもしれません。
「仕事ができる人」=何でもできる人だと思っていた
オンライン秘書を始めると、周りにはすごい人がたくさんいました。
デザインが上手な人。
SNSに詳しい人。
動画編集ができる人。
いろいろなツールを使いこなしている人。
教員しか経験してこなかった私は、
「私には何ができるんだろう」
と思うこともありました。
だから、とにかく新しいことを覚えようとしていました。
でも、実際に仕事を続けていくうちに気づいたんです。
クライアントさんが求めているのは、
「何でもできる人」だけではない。
それよりも、
「お願いしたことをちゃんと覚えていてくれる」
「何かあったらすぐ相談してくれる」
「この人にお願いしておけば大丈夫」
そう思える人が必要なんだと。
例えば、すぐに仕事ができなくてもいい
私は、オンライン秘書として「返信の速さ」をかなり大切にしています。
でも、
依頼された仕事を、すぐに終わらせる
という意味ではありません。
例えば、
「こちら、お願いできますか?」
と連絡が来たとき。
すぐに作業できないことだってあります。
そんなときでも、
「確認しました!明日の午前中までに対応します😊」
と一言返す。
これだけで、
クライアントさんは
「連絡、見てくれたかな?」
「もう一度送った方がいいかな?」
と考えなくて済みます。
たった一言です。
でも、その一言があるだけで安心してもらえる。
オンラインで仕事をしているからこそ、
「ちゃんと見ていますよ」
を伝えることって、すごく大切だと思っています。
100%完成させてから提出しなくてもいい
これも、オンライン秘書を始めてから変わったことの一つです。
教員経験者って、完璧主義な方が多い気がします。
私も、
「ちゃんと完成させてから見せなきゃ」
と思っていました。
でも例えば、資料作成。
何時間もかけて100%完成させてから、
「できました!」
と提出したとします。
そこで、
「イメージしていたものとちょっと違います」
となったら、お互いにもったいない。
だから今は、
「まずこの方向性で作っていますが、いかがですか?」
と、早い段階で確認することを大切にしています。
OKなら、そのまま進める。
違ったら、そこで軌道修正する。
最初から一人で100点を作るのではなく、相手と一緒に100点に近づけていく。
これも「安心して任せられる人」になるために大切なことだと思っています。
ミスをしない人より、その後にどう動くか
もちろん、
仕事なのでミスをしないことは大切です。
でも、人がやる以上、絶対にミスをしないとは言い切れません。
だからこそ私は、
ミスをした後の対応が大切
だと思っています。
間違いに気づいたら、すぐに伝える。
言い訳をせず、まず謝る。
そして、
「修正しました」
で終わるのではなく、
「次から同じことが起きないように、チェック項目に追加しました」
まで考える。
クライアントさんが知りたいのは、
「誰が悪いのか」
だけではなく、
「次も安心してお願いできるのか」
だと思うんです。
完璧な人になることより、
何かあったときに誠実に対応できる人でいたい。
私はそう思っています。
オンライン秘書は「相手の仕事を減らす仕事」
以前、クライアントさんからリサーチについて聞いた話があります。
「これについて調べてください」
とお願いしたとき、
検索して出てきたURLだけを、
ポン。
ポン。
ポン。
と送って終わる人。
一方で、
調べた内容をスプレッドシートに整理して、
必要な情報や比較項目、URL、補足までまとめてくれる人。
どちらも、
「リサーチする」
という仕事はしています。
でも、クライアントさんからすると全然違う。
URLだけ送られたら、
また自分で一つずつ開いて、
必要な情報を探さなければいけません。
でも、1ページに整理されていれば、
そこを見るだけで判断できます。
この違いって、
「頼まれた作業を終わらせること」をゴールにしているか、
「相手が楽になること」をゴールにしているか。
なんだと思います。
クライアントさんの「気にすること」まで減らしたい
オンライン秘書に仕事をお願いするクライアントさんって、とにかく忙しいです。
だからこそ、誰かに仕事をお願いしています。
それなのに、
「ちゃんとやってくれているかな?」
「いつ完成するんだろう?」
「この情報、どこを見ればいいんだろう?」
と、気にすることが増えてしまったら、
せっかく秘書にお願いしている意味が薄れてしまう。
だから私は、
オンライン秘書って、
単純に作業を代わりにする仕事ではなく、
クライアントさんの「気にすること」を減らす仕事
でもあると思っています。
返信する。
期限を伝える。
分からなければ相談する。
相手が確認しやすい状態で提出する。
必要なら先回りして提案する。
一つひとつは、ものすごく難しいことではありません。
でも、
この小さな積み重ねが、
「安心して任せられる」
につながっていくんですよね。
そして、この力は教員経験者がすでに持っている
ここまで書いてきて、
改めて思います。
これって、
教員時代にずっとやってきたことだな
って。
子どもが困らないように準備する。
保護者が不安にならないように連絡する。
何かあったら学年の先生に報告する。
締切から逆算して仕事を進める。
予定通りにいかなかったら、その場で対応を考える。
次の先生が動きやすいように、必要なことを伝える。
教員時代は、
どれも「できて当たり前」だと思っていました。
でも、学校の外に出てみたら、
その当たり前が、
「安心して仕事を任せられる人」
につながっていました。
「教員しかやってこなかった」ではない
オンライン秘書になりたい方から、
「教員しか経験がないので、私にできることがあるのか不安です」
と言われることがあります。
その気持ち、すごく分かります。
私も最初はそうでした。
でも今なら、
「教員しかやってこなかった」
ではなく、
「教員をやってきたから、すでに持っている力がある」
と言えます。
もちろん、
CanvaやSNS、オンラインツールなど、新しく学ばなければいけないことはあります。
でも、ツールの使い方は後から学べます。
一方で、
相手の立場になって考えること。
先回りして準備すること。
きちんと報告すること。
約束を守ること。
相手を不安にさせないこと。
こういう力は、
先生たちが何年もかけて身につけてきたものです。
スキルの先にある「この人にお願いしたい」
オンライン秘書として仕事をしていると、
もちろん「何ができるか」は大切です。
でも、
仕事を長く続けていくほど感じるのは、
最後はやっぱり
「この人にお願いしたい」
と思ってもらえるかどうか。
すごいスキルを持っていることだけが、
選ばれる理由ではありません。
返信が早い。
約束を守る。
分からないことを放置しない。
相手が使いやすいように考える。
ミスをしたら誠実に対応する。
そんな小さなことの積み重ねが、
「この人なら大丈夫」
という信頼になっていく。
オンライン秘書になって気づいた、
“仕事ができる人”より大切だったこと。
それは、
「安心して任せられる人」でいること。
そして、そのために必要な力を、
私は教員時代にたくさん身につけさせてもらっていたんだと思います。
もし今、
「私には何もスキルがない」
と思っている先生がいたら、
新しいスキルを探す前に、
一度、自分がこれまで当たり前にやってきたことを振り返ってみてください。
学校の中では当たり前だったことが、
場所を変えれば、
誰かにとっての
「この人にお願いしたい」
になるかもしれません
私はオンライン秘書になって、それを何度も実感しています
私は未経験から
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