私の英語学習50年(97)「第二言語としてのグローバル英語」は「大きな日本人」への成長の架け橋
(↑のつづき)
「第二言語としてのグローバル英語」という概念は、日本の英語教育のパラダイム・シフトにとって不可欠な要素だと私は考えている。
なぜならば、
自分にとって英語学習とは何なのかという、まさに学習の根幹をなす部分に対する深い理解が、これによって可能となるからである。

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英語を学習するうえでの具体的な目的については、人によってさまざまだろう。
たとえば外国人と自由に話したいというのが目的の人は多いだろう。
学校や職場での英語テストの点数をとるのが目的だという人も多いだろう。
キャリアアップのために英語を勉強する人もいるはずだ。
しかしそうした実利的な目標については横においておき、もっと本質的で深い部分の観点から、そもそもなぜ英語を勉強するのかと問われれば、
多くの人が自分を成長させたいから、と答えるのではないだろうか。

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では、「自分を成長させる英語」とは、はたしてどのような「英語」なのだろうか。
日本人である私たちにとって「ネイティブ英語」は母語ではないのだから、英語ネイティブのように英語を使いこなせることが日本人としての成長につながるとは、私には思えない。
逆にそれは、日本人としてのプライドを奪い去って自分自身を「英米人もどき」に落としめる行為であるのかもしれない。
したがって、「ネイティブ英語をマスターする」ことを目的とする英語学習は、日本人として「自分を成長させる英語学習」とはいえないと私は考える。

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私の考えはこうである。
すなわち、
日本語ネイティブである私たちが、日本語ネイティブであることの壁を乗り越えて、世界の人々と自由に交流できる能力を獲得することが、私たちの英語学習の真の目的である。

であれば、その学習対象の「英語」とは「ネイティブ英語」ではなく「第二言語としてのグローバル英語」のはずである。
この「第二言語としてのグローバル英語」を母語の日本語に次ぐ「第二言語」として習得することこそ、私たち日本人の英語学習の本道だと私は考える。
それは、私たちが「大きな日本人」になるための成長の架け橋なのである。
(つづきは↓)
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