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心と言葉のグローバル日英作文(1)はじめに

「心と言葉のグローバル日英作文」の原型となるアイディアを私が持ち始めたのは、いまから40年以上前の20歳代の半ばのことでした。とにかく、必死で英語の勉強をしていた頃だったかと思います。

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当時、数年間の集中的な英語学習を経て、英語を英語として少しはまともに読めるようになってきていました。そこで、こんどは英語を英語として書けるようになりたい、と思いました。

そこで、英作文や英文ライティングの参考書や研究書を読んでみることにしました。かなりの数を読みました。

そして気づいたのが、

日本人が日本人として、日本語の文章世界と英語の文章世界のあいだをストレスなく往来できるようになるための、優れた理論やメソッドが見当たらない

ということでした。この状況は、いまも変わっていないと私は思います。

そのとき、日本人として英語で書くための学習の理念と方法については、私自身で作り出すしかない、と思いました。

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そこで、英文読解のためのオリジナルメソッドである「SPMC分析」を英語で書くためのメソッドとしても使ってみようとしましたが、うまくはいきませんでした。

当時は、私のなかで日本語と英語の理解も英作文の理念も技術も、何もかもがまだまだ不足していました。

その後もなんどか英語で書くための学習の理念と方法の開発を試みましたが、満足なものはできませんでした。

それから30年以上が経って、60歳を迎えた頃のことです。

私の日本語・英語・翻訳研究の集大成である「心と言葉モデル」のかたちがようやく定まりました。

そこでもう一度、英語で書くための学習の理念と方法の開発に着手しました。

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そして時間をかけて工夫をこらした結果、なんとか自分なりに満足できるものをつくることができました。

それが、この「心と言葉のグローバル日英作文」です。

このメソッドは、私たちが「大きな日本人」として日本語と英語の世界をストレスなく往来するために、開発されたものです。多くの方に活用していただけるとたいへんに嬉しく思います。

2023年
成瀬由紀雄

(つづきは↓)

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