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「ことさきく」運営スタッフのつぶやき:英語上達に必要なのは「急がば回れ」のゆとりです

(↑のつづき)

こんにちは。「ことさきく」運営スタッフの髙橋です。

日々翻訳の仕事をするなかで、「英文法こそが正確な英語理解の土台だ」ということを痛感する毎日です。

そこで最近、改めて英文法の参考書を開き、基礎から学び直すことにしました。

使っているのは、薬袋善郎先生の『基本文法から学ぶ英文リーディング教本』(研究社)です。

この本のコラムで、薬袋先生は「英語の仕組み」を学習することの重要性について、次のように書かれています。

英語を正しく読み書きできるようになりたいと本心から思うのであれば、まず「英語の仕組み」を理解しなければいけないということです。「英語の仕組み」を理解している人だけが正しい「予測読み」「スラッシュ読み」ができるのであり、「音読」「速読」の真の効果を享受できるのです。

『基本文法から学ぶ英文リーディング教本』より

これには諸手を挙げて賛成です!

私自身、かつて駿台予備校で薬袋先生からこの方法を学び、大学受験から現在の仕事に至るまでずっと活用してきました。

まさに身を以てその有効性を示すエビデンスになっているのです。

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プロになっても続く「土台の修理」

この通称「黄リー」で英文法を勉強し直すようになって、大いに反省していることもあります。

翻訳の現場で、「日本語として読みやすい」からという理由で、英文法上あり得ない解釈をしてしまっていることがあることに気づきました。

「読みやすい日本語」であっても、「文法的にあり得ない読み方」を受け入れてはいけません。

英語に携わる仕事をしている以上、常に英文法の土台を修理し続けなければいけないと痛感しています。

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「急がば回れ」が真の「ゆとり」ではないですか?

それにしても、心ある英語教師はみんな、英文法で土台を築かなければならない、とお考えなのですから、この考えは決して間違っていません。

成瀬先生も英文法の学習が重要ということを「週刊ことさきく」などで繰り返し強調されています。

実際、成瀬先生の講座を受講された方の中にも、「フィーリングで話しているだけで確たる土台がない」と悩んでいた方がいらっしゃったそうです。

薬袋先生も最近の英語教育について「読解は、日常会話に毛が生えた程度の英文を、単語の意味を組み合わせて、多分こんなことを言ってるんだろうと推測するだけ、作文は要するに例文の丸暗記です」と指摘されています。

これでは、中高6年間の英語の授業は完全に無駄というもの、道理で英語嫌いが増えるわけだ、と思ってしまいました。

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確か「ゆとり教育」のときに暗記学習を排除したのではなかったでしたっけ?

重要な古典や漢文の暗記を排除して、無駄な英文の暗記は推奨しているのでしょうか??

英語に限らず、何かを身につけるには相応の時間がかかるものです。

直接効果に結びつかない、一見遠回りに見えてなんの役に立つのかわからない勉強方法こそが、真の土台を築くのです。

「何の役に立つのかわからないものの方が、何の役にでも立つ。何かの役に立つものは、その役にしか立たないからすぐ廃れる」と、以前著名な武道家が話していました。

なんの役に立つかわからないものを勉強し続ける。

それこそがいまの社会に必要な真の「ゆとり」ではないでしょうか。

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ところで、信じられないことに、いまでも「浴びるように英語を聞けば話せるようになる」と信じている人が結構いるようです。

断言しますが、これは嘘です。

私の失敗エピソードですが、30年くらい前、私も「聞き流せば英語ができるようになる」といううたい文句に騙されて、ア〇クの「1000時間〇〇〇〇〇マラソン」なる教材を買ったことがあります。

毎月カセットテープとテキストが送られてきて、それを聞くというものでした。

この頃の私にはすでに英文法の土台ができていました。砂上の楼閣で教材を聞いたわけではありません。

それでも、最初の教材を聞いたとき「これはお金の無駄だったな・・・」と激しく後悔しました。

テープとテキストだけ送ってきて終わり、なんて無責任な教材です。

もちろん、めぼしい成果も上がりませんでした。(クーリングオフしてお金返してもらえばよかったな・・・チッ。)

あの教材は当時よく新聞などで宣伝されていたので、利用した人も多いと思います。

「私はヒアリング〇〇〇〇で英語ができるようになった」という方がいらっしゃいましたら、ぜひコメント欄で体験談をお寄せください👇

以上、今日のつぶやきでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

(運営スタッフ:髙橋)

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