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#003自分の取り扱い説明書を作ろう!

こんにちは
ななです。
このnoteは、社会人になって生きづらくてしんどかった私が、思考の癖や心の持ち方を変えていって「しんどさを減らすまでのひとり回復note」#003です。

私は、しんどさから解放されるために、
まずは「いま何がつらいのか」を考え、「過去の原因」を振り返りました。

振り返る中で、いろいろ見えてきたと思います。
「私って、こういう場面でしんどくなるんだ」
「だから人に頼れなかったんだ」
「本当はずっと我慢してたんだ」
「当時の自分、けっこう頑張ってたんだ」

ここまで見えてきたら、次にやることはひとつです。
今の自分を、いったん受け止めること。
これが、今回のテーマである自己受容です。
ただ、自己受容って言葉、ちょっと誤解されやすいと思っています。
「そのままの自分を受け入れる」と聞くと、

  • もう頑張らなくていいってこと?

  • ダメなところも全部放置するってこと?

  • 変わるのを諦めるってこと?

  • 甘えじゃないの?

みたいに感じる人もいるかもしれません。

でも、私がここで言いたい自己受容は、そういう意味ではありません。
自己受容は、諦めではなく、現在地の確認です。
たとえば、地図アプリを使う時って、まず現在地を確認しますよね。
現在地がわからないまま目的地を入れても、ルートが出せません。

それと同じで、自分を整えていく時も、
「今の自分はどこにいるのか」
「何が得意で、何が苦手なのか」
「何に傷つきやすくて、何で回復しやすいのか」
を知らないと、次の一歩が選べません。
自己受容は、今の自分を正確に把握する作業です。

「私はこういう人間だから、もう何も変えられない」と決めつけることではありません。
むしろ逆です。
今の自分をちゃんと知るから、ここからどうしていくかを選べる。

ここを飛ばして、いきなり「もっと前向きに!」「自信を持って!」「自分軸で生きよう!」とやると、だいたい無理が出ます。
一気にやろうとして、上手くできなくて萎えるというループを初手で繰り返しました笑

だから今回は、いきなり変わる話ではありません。
自分を責め倒して無理やり変える話でもありません。
まずは、自分の取扱説明書を作ってみましょう!

家電でさえ説明書があるのに、人間である自分に説明書がないの、普通に無理ゲーじゃないですか?

どのボタンを押すと動くのか。
どの環境だと不具合が起きるのか。
メンテナンス方法は何なのか。
これはやってはいけない、という注意事項は何なのか。


それを知らずに、場当たり的に動かしてきた。
そりゃ壊れかけますし、疲れます。

自分を責めるためではなく、自分を扱いやすくするために、取扱説明書を作っていきましょう!


自己受容と自己肯定感の違い

ここで一度、自己受容と自己肯定感の違いを整理します。
似ているようで少し違います!
私の感覚では、こんな感じです。

自己受容:今の自分を「そうなんだね」と認めること
自己肯定感:今の自分に「これで大丈夫」と思える感覚

いきなり「自分のことを好きになりましょう!」と言われても、無理な時は無理ですよね。
だって、ずっと自分を責めてきた人が、いきなり自分を好きになるって、けっこうハードル高くないですか?

「自分を好きになろう」
「自信を持とう」
「私は私でいいって思おう」

そう言われても、心の中で、

「いやいやいや、無理ですけど?」
「そんな簡単にできたら苦労してないんですけど?」
「自己肯定感、どこに落ちてますか?」
となってしまいます…

なので、最初から自己肯定感の向上を目指さなくていいです。
まずは自己受容です!!!!
自己受容は、自分を好きになることではありません。
自分を褒めちぎることでもありません。

ただ、
「私は今、こう感じているんだ」
「私はこういう場面が苦手なんだ」
「私はここで無理しやすいんだ」
「私は本当は休みたかったんだ」
「私は寂しかったんだ」
と、事実として認めることです。

ここで大事なのは、ジャッジしないこと。
「こんなことで疲れるなんてダメ」
「まだそんなこと気にしてるの?」
「もっと強くならなきゃ」
と、すぐに思考をはじめないこと。

必要なのは思考ではなく、観察です。
「そうか、私はこういう時にしんどくなるんだな」
「そうか、私は頼られると断れなくなるんだ」
「そうか、私は相手の機嫌を見すぎていたんだ」
まずは、ただ気づく。
ただ認める。
ここができると、次に進みやすくなります。

逆に、自己受容がないまま自分を変えようとすると、
変化が全部「自己否定」から始まってしまいます。
「こんな自分じゃダメだから変わらなきゃ」
「弱い自分を消さなきゃ」
「もっとちゃんとしなきゃ」
これだと、しんどいですよね。
自己否定ダメ絶対!

頑張れば頑張るほど、自分へのダメ出しが強くなってしまいます。
自己受容は、変わるためのブレーキではありません。
自分を責めずに次へ進むための土台です。

自分の取扱説明書を作ろう!

ここから実際に「自分の取扱説明書」を作っていきます。
取扱説明書といっても、難しく考えなくて大丈夫です。
立派な分析シートを作る必要もありません。
目的は、自分を扱いやすくする情報を集めることです。

自分取説テンプレ10項目

まずは、次の10項目を書き出してみてください。

全部を一気に埋めなくて大丈夫です。
思いついたところからではじめてみてください。

例:私の場合

たとえば、私の場合ならこんな感じです。

【得意なこと】 人の役に立つこと/クリエイティブな作業/場の空気を柔らかくする
【苦手なこと】 圧の強い人/同じ作業をずっと行う/自分の意見を言う
【疲れやすい場面】 自分以外知り合いの中に一人入る 不機嫌を撒き散らす人が近くにいる 誰かに頼られ続ける場面
【安心しやすい環境】 ひとりの時間がある 否定されずに話を聞いてもらえる 自分のペースで進められる
【無理しやすいパターン】 他に頼れる人がいない 複数案件が走っている すごく感謝されている時

こうやって書くと、自分のことが少し見えてきます。
「私は大人数が苦手なんだ」
「私は急な変更に弱いんだ」

これがわかるだけで、だいぶ対策が立てやすくなります。

「弱み」は責めるためじゃなく、守るために見る

ここで注意したいのが、苦手なことや地雷を書き出す時です。
自己否定が強い人は、ここで一気に自分を責めはじめてしまいます。
「こんなことも苦手なんてダメだ」
「また面倒くさい人間だと思われる」
「もっと普通にならなきゃ」
でも、違います。

苦手や地雷は、欠陥ではなく注意事項です。
電子レンジに金属を入れたら危ない。
洗濯機に詰め込みすぎたら壊れやすい。
スマホも充電が切れたら動かない。

それと同じです。
自分にも、扱い方があります。
大人数の場が苦手なら、帰宅後にひとり時間を確保する。
急な予定変更が苦手なら、予定に余白を作る。
強い口調に反応しやすいなら、その人と距離を取る。

これは甘えではなく、メンテナンスです!!
自分の取扱説明書を持っている人は、
自分の苦手を知って回避できるので、自分を壊しにくくなります。

「そのままでいい」と「変えてもいい」は両立する

自己受容の話をすると、よく出てくるのがこの疑問です。
「そのままでいいって言ったら、何も変わらなくなりませんか?」
これ、すごく自然な疑問だと思います。

でも、私はこう考えています。
「そのままでいい」と「変えてもいい」は、両立します!

「そのままでいい」は、今の自分を否定しないという意味です。
「変えてもいい」は、これからの自分に選択肢を渡すという意味です。

つまり、
「今の私は、こうなった理由がある」
「今の私は、ここまでよくやってきた」
「でも、これから先も同じやり方を続けなくていい」
ということです。

たとえば、断れない自分。
断れない自分には、そうなる理由があったはずです。
過去に、断ったら怒られたのかもしれない。
嫌な顔をされたのかもしれない。
自分の意見を言うと否定されたのかもしれない。
だから、断れない自分を責める必要はありません。
これからも全部引き受け続けなきゃいけないわけでもありません。

「断れない自分はダメ」ではなく、
「断れなかったのは、自分を守るためだったんだね」
「でも今は、小さいNOから練習してもいいかもしれないね」
という感じです。

この言い方に変えるだけで、自分への圧が少し弱まります。
自己受容は、過去の自分を否定しないためにあります。
そして、未来の自分に選択肢を増やすためにもあります。
「変わらなきゃ」ではなく、
「選び直してもいい」。
この違いは、かなり大きいです。

このパートは思いつき次第追記していくと、どんどん自分の解像度が上がっていきます!

このマガジンは、「ひとりで全部やりきる」ためのものじゃない です。
「ひとりでも始められる」ためのもの です。
始めたあとで、必要なら他の手も借りていい。それで充分です。

次のnoteでは、「自分軸と境界線を作る
他人軸になってしまっているのであれば、自分軸をつくるために、境界線を引く練習をしていきます。

これまで書いた事で、実際に行動に移すことができる人もいるかもしれません。
でも、実際にどうやればええねん!!という方もいると思います。
ここから先はワークやコツを紹介しながら、自分を受け入れる手助けをしていきたいと思います。

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ぜひご活用ください。

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