しあわせの黄色いプリン
黄色のプリンはしあわせを運ぶ。
プリンというものは、実に不思議なもので、あのプルプルとした食感が…。いや、市販のプリンを見ると、カップ状の透明な容器にたまごなどで作ったプリンの本体(【黄色】みがかかった部分)があり、カップの底に濃い茶色のカラメルソースが薄く均一に入っている。
このプリンを食べるとき、蓋を取って食べるわけだが、蓋についたプリンをスプーンですくって食べ、または蓋に着いたプリンを舌で舐める、おかあさんから「みっともないからやめなさい!」と強く叱られた…という思い出があったりなかったり。しかし、それは余すことなく食べたいという子どもなりの【欲】でもあり【正義】であり、【フードロス対策】でもあり【SDGs】でもあり【社会貢献】なのだろう。知らんけど(笑)。
本題からそれたが、このプリン、蓋を取ったままスプーンを使って食べる方法もあるが、逆さまにしてカラメルが上に来るようにお皿にだして食べるという方法もある。いわゆるプッチンプリン。
このプリンの正しい配置を私は知らない。そんなことはどうでもよいのだが、何となく気になる。カラメルとプリン本体(…というのか?)の絡まり具合で味は変わる。容器のまま食べる風景と、お皿のプリンの風景はまったく違う。
なんでもいいから、お皿に載せて食べることで、スーパーのふつうのプリンも何倍ものおいしさになる。できれば【マイセン】あたりのものを選ぶわけが【ない】。毎度御用達の100円ショップのお皿に載せて食べることで…そんなことしちゃーいられ【ない】。
私はしない、決してしない、本当にしないが、容器の上からスプーンでかき回してカラメルを絡め(・・・くだらん)、もう液体になるくらいにかき混ぜて熱で蒸発させて…もうわけわからん。
・・・
そのプリンだが、その【黄色】は「しあわせ」と結び付けられることが多い。私の先日の「しあわせの黄色いたくあん」も内容はともかく、しあわせと黄色は仲がいいようだ。なんとなくお金の色、金貨の色にも似ているからだろうか(笑)。どことなくたくあんと金貨は似ていないだろうか。
「幸福の黄色いハンカチ」という映画もある。私が生まれた年の作品だったか。なぜか何回も何回も観ている。好きな北海道が舞台、真っ赤なファミリア…いろいろと。私の中でそのインパクトが強い!強すぎるのだろうか。【黄色≒しあわせ】だ。なぜ「しあわせの黄色いハンカチ」ではなく、同じ読みをするのに「幸せ」でもいいのに「幸福」。まぁいろいろとあるだろう。
この記事は実にまとまっていない。まとまっていないには訳がある。私自身がまとまっていないというのもあるのだが、いつもとは違う書き方をしているからだ。逆立ちをして足でキーボードをたたいているわけが【ない】。書く順番を変えたからだ。
私は、文をつらつら書き始める。書いて消して書いて消しているうちにまとまってくる。出来事や内面を掘り下げるのは好きだが、どん底のものを文にしたくはない。他者のためには書いていない。自分への応援歌として、自分の位置を確認するため、いわばGPSとして文章を作っている?地図を作っているのだろう。そして、終わりまで書いたら(とりあえずの終点らしき場所)、その道を振り返ってからタイトルを決める。まぁ【ふつうのこと】だろう。
元に戻すと、この文章は【タイトル】を先に決めた。タイトルは単純に思いつき。ひらめきというより…偶然?たまたま黄色の筒が見えたその黄色がプリンに見えただけだ。そして【黄色≒しあわせ】…
『しあわせの黄色いプリン』
・・・となったわけだ。
どうだろう?プリン、何も考えず蓋を開けてスプーンですくって食べていないだろうか。でも『しあわせの黄色いプリン』の食べ方は決まっていない。蓋の裏をなめてもいいし、ひっくり返してマイセンのお皿にのせても、100円ショップの素敵なお皿にのせても、かき回して絡めて食べてもいいし、映画のごとく鑑賞してもいい。なんなら放置するとどうなっていくのか記録してもいい。拳で殴ったらどうなるのか。足で踏んづけてみたり、プリンを剛速球のごとく投げて、金属バットで打ち返したらどうなるか。マイセンのお皿にのせて、生クリームや新鮮なフルーツできれいに盛り付けたらどうだろう。絵にかいてもいいし、AIに動かしてもらうのもいいだろう。
つまるところ、しあわせにはいろいろな形があり、それは時に自分は絶対にやらない下品な行動がしあわせだ思う人もいれば、自分が絶対にしあわせだと思う上品な行動が、実は他者に下品だと思われたりする。
プリンを投げたり潰したり、それがいいとは思わない。ただ、そういう想定をして何が起こるか、物理的にどうかわるのか、それをする私は、それを見る私は何を感じるのだろうか。
私にとっての『しあわせの黄色いプリン』は、プリンひとつでどこまで広げて想像できるか。プリンから何を学ぶか【ではなく】、プリンの声を聞き取ることなのかもしれない。
ようやくできた!
『しあわせの黄色いプリン』からの文章。
少しはしあわせになれたかな
プリンは大好き。
スーパーの最安のプリンも最高にうまい。
内緒だが、たまには蓋の裏もペロッと…
うまい!
(空想)
