どもることをやめようとするのを、やめた話
職場の雰囲気で吃音の自分が少し楽に生きることができた。
心に余裕ができると、今まではできなかったことができるようになった。
それは自分を褒めること。自己肯定感をアップさせること。
具体的には、一日の終わりに「今日できたこと」をふりかえるようにした。
手帳を使って、今日のタスクでできたことにチェックをいれる。
できなかったものは責めるのではなく、「いつやるか」を書いて更新するだけ。
たったそれだけのことだが、毎日小さな「できた」を積み重ねていくうちに、少しずつ自分を認められるようになってきた。
(このことはいずれ記事にします。控え目に言って、効果あります!)
そうやって自分を認める習慣ができてから、吃音への向き合い方も変わってきた気がする。
吃音の原因は、まだはっきり解明されていない。
そして僕自身の体験から言うと、
「完治する=よどみなく流ちょうに話せるようになる」
ことは難しい。
でも、少しくらいどもったって平気! と思えると、ずいぶん楽になる。
「できなかった自分」を責めるのをやめたら、仕事が楽になった。
それと同じで、「どもった自分」を責めるのをやめたら、吃音も少し楽になった。
今までは、どもってしまうと恥ずかしくて顔が赤くなったり、あせって余計に言葉につまったりしていた。
今でも確かにどもることはある。でも最近は、ちょっとずつ気にならなくなってきた。
吃音で悩んでいると、いつもこんな思いがつきまとう。
ああ、また言葉に詰まってしまった……絶対変に思ってるだろうな。
でも、いろいろ経験してわかったことがある。実際は、案外そうでもない。
むしろ、話をしっかり聞いてくれる人の方が多い。このことに気づくまで、本当に時間がかかった。
だから、もし今吃音で悩んでいるなら、これだけ伝えたい。
「変に思われてるかも」って、考えなくて大丈夫。
あなたの話を、ちゃんと聞いてくれる人はいる。
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