【連載第1回】一日の生活ルーティン改造計画・特別編
〜小説『空の境界』と新聞広告が引き起こした、脳内メモリの爆発そして、2021年の朝!(導入編)〜
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居酒屋チェーン店長のなごみ、深夜3時の脳内フリーズ
時計の針をぐぐーっと巻き戻します。
当時、オイラは居酒屋チェーン店の「店長」という、現場の全責任を背負った、今思えばめちゃくちゃハードで体力勝負な仕事をやっておりました。
その勤務時間、「16時から25時(深夜1時)まで」。
怒涛のピークタイムを戦い抜き、深夜にお店を閉めて、ヘトヘトになって帰宅する。
そんなオイラが、深夜3時すぎ、静まり返った部屋で仕事終わりのビールを片手に貪るように読んでいたのが、奈須きのこ氏の伝説的伝奇小説
『空の境界』でした。
圧倒的な世界観に魂をワシ掴みされつつも、劇中で飛び交う
「アカシックレコード」「阿頼耶識(あらやしき)」、「台密の僧」
といった難解なワードに脳内メモリが完全にフリーズ。
「外は真っ暗な丑三つ時なのに、オイラの頭の中は意味がさっぱり分からんので大パニック・・・!」と、ジタバタ悶絶する日々を過ごしていたのであります
ここで・・・
「おいおい、おじさん、さっきから言ってるその『空の境界』って一体なんなんだい?」という読者のみなさんのために、当時オイラが脳みそをドロドロに溶かされながら解釈した、オイラなりの作品概要をここに白状しておきます。
**「2000年代に社会現象を巻き起こした伝説的な小説」**
【オイラ流・ざっくりわかる『空の境界』の概要】
万物の「死の線」が見えてしまうという、とんでもなくチートで孤独な能力(直死の魔眼)を持った和服の美少女・**両儀式(りょうぎ しき)**と、
彼女を優しく支えるどこか普通の(でも実は一番異常な?)
青年・**黒桐幹也(こくとう みきや)**が織りなす伝奇小説。
普通の小説なら「犯人はお前だ!」で終わるところを、
この作品は魔術、哲学、心理学、そして仏教のコアな思想まで引っ張り出してきて、「魂の在り方とは?」「存在とは何か?」というレベルの問答が真面目に繰り広げられるのです。
「阿頼耶識(あらやしき)」や「アカシックレコード」
当時の居酒屋店長おじさんのキャパシティを1ミリも考慮していない難解な専門用語がバンバン飛び交うのが特徴。
おじさんホイホイならぬ、オタク脳内メモリ破壊ホイホイのような、恐ろしくも魅力的な伝説の作品なのであります。
そう、この概要でお分かりの通り、当時のオイラは
「式のカッコよさにハァハァ・・・」もう一人の主人公「黒桐幹也の不思議で異常な抱擁力にジーン・・・」に夢中になり、けれども、ページをめくるたびに「阿頼耶識(あらやしき)」、「いや、意味がさっぱり分からんぞ!」と、ビールを飲む手も止まる始末。
外は真っ暗な丑三つ時、頭の中は完全に大パニック。完全に脳内の処理能力(32GBメモリのPCなんて影も形もない時代です)を超えて、知恵熱が出そうな日々を過ごしていたのであります。
なぜ『空の境界』が、いまの「生活ルーティン」に繋がるのか?
さてさて、ここで部員のみなさんは、
「おいおい、なごみのおじさんよ。若い頃に深夜にビール読みながらラノベ読んで脳ミソ溶かしてたハナシと、56歳になったいま進めてる『一日の生活ルーティン改造計画』に一体なんの関係があるんだい?」と、ビールジョッキを机に叩きつけたくなる頃合いでしょう。
実はこれ、めちゃくちゃ地続きのハナシなのであります。
当時のオイラは、16時から25時まで居酒屋の戦場で叫び、
深夜3時にビールを流し込みながら『空の境界』の難解な魔術・仏教用語にフリーズする・・・という、
「脳みそと体力をただひたすらに限界まで削るルーティン」を生きていました。完全にエネルギーの暴走状態だったわけです。
それが時を超えて2021年の朝、読売新聞の広告で運命の本!
『神秘思想 光と闇の全史』に出会ってしまった。
そこに書かれていたのは、かつてオイラをフリーズさせた謎の答え・・・だけではなく、実は「とてつもない自分コントロール術」の数々だったのです!
【この本の著者の説明が面白い】
☆輪廻サイクルからの脱出を願った古代インド人
古代インドでは、人間は死んだ後、心の本体(魂)が永遠に存在しつづけると信じられていた。これが輪廻転生である。
人間の魂は永遠に不滅であり、死んでは生まれ、と輪廻転生しつづける。
けれども、それが本当なら、現代の私たちは、とりあえず現世の雑事を来世へと見送ればいいじゃないかと思ってしまう。
死んだらリセットして生き返るだけの話。
だったら、現世ではテキトーに生きて、苦や努力は来世の課題とすればいいと先延ばししてしまいそうだ。
ところが、古代インド人は、なんとかしてこの現世と来世の循環である輪廻から脱出を試みるために苦行を重ねたのである。
生まれ変われるのに、ゲームのように転生できるのに、それが いやで苦行をする。ちょっと現代の私たちには理解しにくい。
輪廻はとてつもない苦しみであり、それも永遠の苦しみであるらしい。
永遠の苦しみ から逃れるには、この人生で苦行する、
つまり、この世に再び生まれてこないようにするために修行するのである。
ますますわけがわからなくなるかもしれない。
だが、輪廻の説によると、魂は生まれ変わった後、次はなんの姿になるのかはわからないのだ。
いまは運よく人間だけれども、来世は牛か豚か、カエルかゴキブリか、まったく予想がつかない。
それを永遠にくり返す。この永遠というのが、あまりに長すぎて想像がつかないのだが、ちょっと考えてほしい。
※ここからが面白い説明
私たちは、頭痛、腹痛、神経痛、その他もっと痛い体験をすることがある。
でも、いつかは解決する。
治ったりまた悪くなったり、だましだまし生きていくうちに、最後には終わりがかならずくる。終わりがくれば痛みも消える。
足がつって「イタタター」となっても、そのうちおさまるから、なんとか我慢しているのである。けれども、頭痛、腹痛、神経痛その他、精神的・肉体的な苦しみが永遠に続くとしたら、どうだろう。
なんの希望もないから我慢もできない。
もし、未来永劫、足がつったとき、それが未来永劫に続くとしたら?
「イタタター」を我慢するどころではない。
絶望の縁に立たされるだろうが、でもどうしようもない。
輪廻の説によれば、それが私たちの魂の行く末なのである。
もし本当だったら、発狂するほどの恐怖である。
この他にも
・ヨガで肉体と魂をコントロールする
・チャクラを開発して超人化
などの後、仏教の話に繋がるのだけれど、
この著者の言い回しや、例えが面白いのだ!
**「なぜ難解な本を読むことが、ルーティン改造に繋がるか?」
今後この本のおかげで、ヨガの効能や真言密教・般若心経や
食事の仕方や感謝の仕方に目覚めるのだ!・・・たぶん・・・
「よぉし、オイラもチャクラを開放して人生のCEO(最高経営責任者)になってやるぞ!」と意気揚々とキーボードを叩き始めたのだが、ここで一つ、重大なトホホが発覚した。
著者の面白い例え話に興奮してジタバタと書き進めていたら、なんと、具体的なヨガのポーズやチャクラの話にたどり着く前段階で、すでに文字数が2700文字を超えてしまったのである。
おいおい、まだ一回も身体を妙な形にねじってすらいないじゃないの。
チャクラを開発して空中浮遊するどころか、文章のボリュームだけでオイラの脳内キャパシティが完全にストップしてしまった。
宇宙のCEOへの道は、思ったよりも遠いらしい。
というわけで、我が「一日の生活ルーティン改造計画」のプロローグ?
はここまで?
※オイラはこの『神秘思想 光と闇の全史』を読んでヨガを始めたり、
呼吸法という魔法で二日酔いにならなくなった・・・思いたい・・・
つづく・・・
予告
**「次回、生活に取り入れた神秘思想?(仮)」**
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