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潮待ちの港 鞆の浦を歩く ー ふらり瀬戸内旅 福山編【駐車場選びから、モデルコース、保命酒まで】ー

なぐなぐがお届けする、なぐなぐツーリストのツアー(なぐツー)に参加いただき、ありがとうございます。

本日は、福山旅の最終日。夕方には自宅愛知県に戻る必要がある。限られた朝の時間を有効に活用するため、名所鞆の浦とものうらにやってきました。2~3時間で、ふらりと回るのに最適な場所、鞆の浦とものうらをご案内します。

どこの観光地も、朝いちばんは静寂に包まれている。また、朝日を浴びた景色は、ドラマチックに輝くゴールデンタイム。あさイチ訪問は、おススメなのだ。


▼ 広島県営鞆町鍛冶駐車場

旅の基本は、ずらしタビ。人気観光地は、混む前に脱出が必要。そのためにも、街中渋滞に巻き込まれないよう、少し離れた駐車場に停めよう。

鞆の浦とものうらは古い町並みなので、中心部の道は特に狭い。車での深入りは禁物なのだ。

今回は、中心部まで徒歩10分の県営鞆町鍛冶駐車場を利用しました。

230台収容、24時間営業。屋根付きの1階部分に停めれば、雨の日や日差しのキツイ夏場でも快適に乗り降り可能。

なぐツーポイント


仙酔島せんすいじまを臨む

駐車場を出たら、海沿いの道を歩こう。キラキラと陽光輝く、のんびりした漁村風情を満喫できる。


海を眺めている人がいる町は、素敵な町


写真対岸の島、仙酔島に星野リゾートができるそうな。現在の仙酔島は、2021年の台風被害からずーっと遊歩道も寸断中(渡るのを断念)。かつての人気観光地に、再び活気が戻ることを期待。

仙酔島に渡る船(いろは丸)を横目に、船着場をスルー。船着場あたりから、かつての宿場町に入ってくる。潮待ちする船乗りでにぎわった場所だ。

いろは丸の船着場に、鞆の浦の散策地図があります。ゲットしよう。

手づくり鞆の浦マップ

▼ 潮待ちの港

ところで、潮待ちの港って何?
説明しよう!

瀬戸内海の地図を思い出してね。
引き潮から満ち潮になると、外海そとうみから瀬戸内海に海水が流れ込んでくる。東西両側から流れ込んでくるんだ。淡路島方面からは西行きの流れが押し寄せる。下関方面からは、逆の東向きの流れだ。そして、中央の鞆の浦で、ばっしゃーんと両者がぶつかる。

アナタが、下関方面から出発した船に乗っているとしよう。鞆の浦までは、潮の流れに乗って順調に東に進める。ところが鞆の浦を過ぎると逆流になってしまうのだ。

そこで、引き潮を待つことにする。引き潮になれば、流れは逆になる。先ほどぶつかっていた潮が、こんどは東西へ広がるように流れ出してゆくのだ。こうして、鞆の浦は満ち潮に向けて寄港し、引き潮を待って反対側に出航してゆく船でごった返すことになった。

そして・・潮待ちの間はヒマだ、その間船乗りたちは、呑み食い打つ買う三昧。先ほど通り過ぎた、船着場の奥(南)の有磯ありそ地区には、かつて遊郭だった建物が残る。


▼ 中心部へ

いろは丸船着場をスルーして進むと、再び港(浦)が見えてくる。こちらがかつての中心部だ。

このあたりの住所は「とも町」
鞆町にある浦だから鞆の浦。

鞆の浦のシンボル常夜灯が見えるので、そこを目印に港湾にそってぐるりと進もう。

途中で、人がすれ違うのがやっとの、古い町並みの路地に入り


この先を左に曲がり、少し進むと、

鞆の浦のシンボル、常夜灯が見えてくる。(地元の方は、とうろどうと呼んでいる)

ここでも老婆が海を見ていた


朝早いため、誰もいない。
歩いているのは、地元の老人か、開店準備でお店に向かう方のみ。

せっかくなので、少し足を延ばそう。

淀媛よどひめ神社

常夜灯から10分くらい、湾にそって街を歩く。幹線道路なのだが、脇を歩いているのも申し訳なくなるくらい、狭い道だ。

狛犬がお出迎え。
ここから石段を登る。

少し悲しげ


淀媛神社の拝殿裏から、瀬戸内の島々を臨む。

ちなみに淀媛とは、古事記に記載されている「三韓さんかん征伐」を行った神功じんぐう皇后の妹とされる。

▼ 鞆の浦のおみやげ

さーて、駐車場に戻ろう。

「ちょっと待ったー!」(ねるとん紅鯨団 風で)

えっ?知らない?


実は、ここまで歩いてきたのには、もう一つ理由が・・

それが、阿藻珍味の鯛ちくわ

な・の・に!
休業日であった・・・
開店時間に合わせて、神社で時間つぶしたのに・・トホホ

ここ「阿藻珍味 鞆の浦 鯛匠の郷」では、鯛ちくわの手作り体験もできます。家族連れの方ぜひどうぞ。


▼ 鞆の浦のおみやげ -その2-

町をぶらぶらしていると、

気になる看板にしょっちゅう出くわす。

ほうめいしゅ?

鞆の浦には、4軒、保命酒と呼ばれるお酒を造っている酒蔵がある。今回は、岡本亀太郎本店にお邪魔しました。

岡本亀太郎本店
略して「岡亀」って

キムタクかっ!

16種類の薬味を、秘伝のレシピで、味醂に漬け込んだ薬味酒

岡亀ホームページより

運転手のオイラは飲めないので、代表して妻が試飲。
シロップのような濃い甘味の中に、滋味深い味わいがあって(失礼ながら)意外に美味しい、とのこと。

お店の方によると、味醂から自社醸造しているとのこと。養命酒と比較されることが多いらしい。ただアチラは医薬品。こちらは、リキュールであり健康食品として販売。なので、効能は謳えないんなんです。とのこと。

300ml瓶をゲット!


▼ いろは丸事件

鞆の浦と言えば、歴史上有名な出来事がありますよね。

いろは丸の事件の際、坂本龍馬が殺害を恐れ潜んでいた部屋が、公開されています。外からわからない隠し部屋になっていて、坂本龍馬の気分をちょっぴり味わえます。

ところで、いろは丸事件とは?

坂本龍馬率いる海援隊の船(いろは丸)が、衝突事故を起こした。裁判に持ち込み、世論操作と情報発信をすることで、裁判に勝ったんです。

なぐなぐのざっくり説明

SNSの無い時代も、
やってることは、どこぞの大統領と同じ気がする・・

ちなみに衝突現場は、前回紹介した笠岡諸島付近。


さぁ、本当に帰るよ!

▼ 鞆の浦観光情報センター

最後にここに寄ろう。駐車場近くのお土産店「鞆の浦観光情報センター(ともてつバスセンター)」には、飲み比べセット(保命酒欲張りセット)が売ってます。各蔵の保命酒を少しずつ味わいたい方は、コチラがおススメです。

ここで、最後のお土産をゲットしよう。阿藻珍味以外の各社練り物、生海苔の佃煮(って生じゃないじゃん!)、出汁用に煮干しもゲットですぅ。

はーい、鞆の浦満喫できましたか?

駐車場を出てから戻るまでの所要時間は、2時間ちょい。福山市内からなら30分で来れる鞆の浦。あさイチで訪れれば、混雑するお昼前には帰路につくことができます。

それでは、3泊4日の福山タビ、フィナーレです。
次回のタビでお会いしましょう!



(おしまい)


ー 次回予告 ー
次回のタビ、なぐなぐ一味が訪れた場所は?
ココどこ?


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