能登ふたたび ー 旅の栞 震災を超えて 珠洲市見附島編 ー
10年前に訪れたときは、凛々しい姿を見せていた。
軍艦島こと見附島。
それが・・
鏡の中の自分を見るような、ヤツレ具合。
写真では見ていたが、実際目の当たりにすると、声がでない。
◇◇
本日のなぐツーは、奥能登のシンボル見附島を巡ります。復興途中の能登を、買って呑んで、楽しく応援。それが、なぐなぐ流。
しんみりせず、楽しく行きます。

▼ のと里山海道
のと里山海道は、無料の高速道路。金沢と奥能登を結ぶ大動脈だ。それが、震災で寸断。
復旧、通行再開を果たした。
と聞いていたが、走ってみると、いまだにガードレールがぐにゃぐにゃのまま、崩落した箇所も残り、なんとか片側一車線を維持している状態。路面自体も細かく上下左右に蛇行していて、ニュルブルクリンク状態。
え?ニュル知らない?
ニュルブルクリンク
緑の地獄と呼ばれる、ドイツにある有名サーキット。平らな部分がひとつもないといわれるほど、路面が波を打っている。
パドルシフトで、ギアチェンジを繰り返す。愛車「あーるくん」のエンジンが吠える。予測できないうねり、バンピーで緊張する、運転に不慣れな方 要注意ですぞ。
▼ メロディーロード
朝ドラファンの方、能登と言えば、土屋太鳳主演の「まれ」ですよね。道路に刻みを入れ、メロディーを奏でるメロディーロード知ってますか? この「のと里山海道」にもあります。
だがしかし、こんな音痴な主題歌があっていいのだろうか・・悲しくなって、ハンドルを握る手が震えてきました。
さあ駆け出そうよ、 今すぐに
未来が今は遠くても
ひとりぼっちのままで
泣く夜が続いても
本当のわたしへ
▼ 見附島
駐車場にクルマを停め、徒歩2分。波打ち際まで歩く。
立ち止まって、呆然とする。しばし動けない。
老けちまったなぁ、お前。

干潮時は、見附島まで、渡れたはずだが、積石の道も見当たらず。軍艦島とはもう呼べないな。悲しげな象に見えてきた。

恋人の聖地は、日本海の荒波に浸食され、立入禁止であった。

生活インフラの復興優先。
観光地の整備にまで、手が回らない状況。
震災から1年半も過ぎたのに・・・
見附象に語りかける。

また来るからな!
しんみりせず、楽しく行こう
と、書いたが、しんみりしてしまいました・・すいません。
▼ 竹葉と宗玄
休業中のお土産店も多い中、能登町と珠洲市の日本酒をゲット!

本日の戦利品は、右の2本。竹葉と宗玄。右からインプレッション行くよ!
竹葉 能登純米(能登町)
爽やかでお米を感じる香り、純米酒にしては香りが立つ。口に含む、やさしく爽やかな味は、香りに通ずる。口の中で転がしていると、徐々にお米の旨味を感じる。まあるい、柔らかな味。野菜や焼き魚など、あっさり料理に合う。
銘柄: 竹葉 能登純米 精米歩合55%
アルコール度15〜16
能登産米使用
評価: ★★★
甘み3、酸味4、苦味2、旨味4、香り3
価格: 1,650円、コスパ:〇
宗玄 純米 石川門(珠洲市)
少し熟した果物香がする。先ほどの竹葉とは対照的な、コクのある味わい。煮付けか肉がいい。熱燗にするのもおススメ。
銘柄: 宗玄 石川門 純米酒 精米歩合65%
アルコール度15
奥能登産米(石川門)使用
評価: ★★★
甘み4、酸味2、苦味4、旨味4、香り3
価格: 1,430円、コスパ:◎
左の2本は、翌日ゲットしたどぶろく(中能登町産)。中能登町は、どぶろく特区に認定されている。特区内は、農業者がどぶろくを生産できる。発酵を止めてないので、日々味わいが変化する。甘口から、どんどん辛口に変わっていく、変化を楽しむお酒。要冷蔵です。
▼ 能登半島記(未完)
ここで、本の紹介です。中日新聞の能登版にある、「半島記者つぶやき」をまとめたものです。

被災者でもある七尾支局の前田記者が、震災直後から能登を歩き、毎日気持ちをぶつけた、つぶやき記録。食料や水の備蓄も大事だけど、もっと大事なものを準備せよ、との提言に、なるほどとうなずく。通勤電車で読むと危険、怪しい涙ぐんだオジサンになります。
淡々とした数百文字のつぶやきに、これほどの力があるとは。継続ってすごいです。
この本は、地元企業、石川印刷株式会社(七尾市)が印刷、こういった支援の仕方って素敵だなと思う。単純な寄付ではなく、購入を通じて、地元産業の復興につながればなぁと、改めて感じた能登訪問でした。(酒の購入ばかりですが・・)
ー 次回予告 ー
のと鉄道に乗ります。

原作者「岸田メロ」サイン
ここ最近、雨男全開のオイラ、
穴水駅から七尾駅、無事往復できたんでしょうか?
次回もおったのしみにー!
(つづく…)
宗玄の記憶
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