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「それ、私も言ったのに…」親よりも、なぜ先生の言葉が響くのか?

子どもが動かない。

何度言っても、動かない。

なのに、学校の先生、習い事のコーチ、塾の先生に同じことを言われると、あっさり「うん」って動く。

…それ、私も言ったのに。

そんな経験、ありませんか?


「正しいこと」を言っているはずなのに…


「ちゃんと伝えてるつもりなのに、伝わらない」
「言ってることは正しいはずなのに、子どもが動かない」
「なんでわかってくれないんだろう」

私自身、子育ての中でも、教育の現場でも、何度も
は感じてきました。

でも最近、ある体験を通じて、
その「伝わらない理由」がやっとわかった気がしています。

それは、

“人は、安心できる相手の言葉しか、受け取れない”

ということでした。

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グループ添削で、気づいたこと


先日、私が参加している音声発信の添削会がありました。

今回、私は途中から「添削付き」に変更して参加しました。
前の私だったら、たぶんできなかったと思います。

グループ添削って、みんなの前で自分の発信にフィードバックをもらうということ。

昔の私はこういう場がとても苦手でした。

「変に思われたらどうしよう」
「ズレたこと言ってたらどうしよう」
「ダメって思われたら嫌だな」


本来、考えを深める場なのに、私はずっと “評価される場”として見ていた。

だから「正しいことを言わなきゃ」「指摘されないようにしなきゃ」って、そっちに意識が向いていたんです。
そんなことってありませんか?

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でも今回は、「怖い」より「受け取りたい」が勝った


もちろん緊張はしました。

でも、「怖い」より「ちゃんと受け取りたい」の方が強かった。

花凛さんからいただいたフィードバックは、こんな内容でした。

「届けたい相手が少しぼやけている」
「個別化と包含性が混ざっている」

言葉だけ見たら、結構鋭いフィードバックです。

でも不思議なことに、“否定された感じ”が全然残らなかった。

むしろ「あぁ、確かに」「だからここ最近モヤっとしてたのか」って、自分の中で整理が進む感覚があった。

なんでこんなに受け取れたんだろう?ってずっと考えていて。

そこで思ったんです。

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「ダメ出し」として残らないフィードバックとは?

花凛さんのフィードバックって、
“私を評価するため”じゃなくて、“私がもっと良くなる可能性”を信じて言ってくれている感じがしたんです。

「ここがダメ」じゃない。

今その人がどこで悩んでいて、どこを伸ばしたら、その人らしさがもっと出るのか。
そこを見ながら言葉を返してくれている。

音声発信の本も出された花凛さん。
プロのコンサルです。
まだ発信を始めたばかりの私。
ダメ出しがないなんてありえない!笑

だけど、私がやっていること、やってきたこと、考えていることを絶対に否定しない。
だから「ダメ出し」として残らない。
「もっと良くなれる」が残る。

グループ全体の空気感も同じでした。
人からどう見られるか気になりそうな場なのに、
“評価される怖さ”より”みんなで良くなっていこう”という空気があった。

誰かへのフィードバックを聞きながら、
「あ、この視点私にもあるかも」って、みんなが自分ごととして受け取っていた。

安心できる場所では、人は開く。
安心できる場所では、人は成長する。


そのことを、身をもって体感した時間でした。

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弟の話をしてもいいですか?


私の弟は、高校時代に数学がとても苦手でした。

だから一般的に見たら、私立文系に進む方が”安全”な選択だったと思います。
教員だった父も、私立文系を勧めていました。
父の気持ち、今ならすごくわかるんです。
苦労させたくなかった…

でも弟の担任であり、部活の顧問だった先生は、
あえて数学を使う国公立の道を勧めたんです。

普通に考えたら、そっちの方がずっと大変なのに。

弟は、先生の言葉を選びました。

父の言葉も、先生の言葉も、どちらも弟のことを思ってのこと。
でも弟に刺さったのは、先生の言葉だった。

それはきっと、先生が「この子は本当はどうしたいんだろう」を見てくれていたからだと思うんです。

親である父が、子供のやりたいことを考えていなかったわけではない。

でも先生は、今彼ができる・できないだけじゃなくて、可能性を見てくれていた。
だから弟も「この人は自分を信じてくれている」と感じたんじゃないかなって。

ちなみに弟、その後一浪して第一志望に合格し、
今は旧帝大大学院で研究しています。
人生って、本当にわからないですよね(笑)。
ちなみに偏差値40台からのスタートでした。



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子育ても、まったく同じだと思う


子どもって、正しいことを言われたから動くわけじゃない。

「この人は自分を否定したいわけじゃない」と感じられるから、初めて言葉が入る。
上司やパートナーの言葉だってそうですよね!

逆に、どれだけ正論でも、
“評価される”“責められる”と感じた瞬間、人って閉じるんです。

子どもに何かを伝える時、つい”正しいこと”を言いたくなる。
私もあります。全然あります(笑)。
だって経験値が上じゃないですか!
こっちに行けば、こうなるだろうって予想もつく。
だから、だからこそですよね。

でもその時、矢印が「子どものため」じゃなくて「自分の不安のため」になっていることもある。

だからまず必要なのは、正しさより先に、

「この人は味方だ」と伝わること。

いくら思っていても、伝わっていないこと…
親子だとたくさんあります。
だからもどかしい。

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最後に


フィードバックって、“正しいことを伝える技術”じゃない。
関係性そのものなんだ、と最近すごく感じています。

安心できない場所では、人は防御する。

だから人を変えようとする前に、
“安心できる関係性があるか”を見直すこと。

それって、子育てでも、夫婦関係でも、発信でも、全部共通している気がしています。

「なんで動かないんだろう」と思う前に、一度だけ聞いてみてください。

今、子どもにとって、私は”安心できる人”になれているかな?

完璧じゃなくていい。
ただ、その問いを持つだけで、きっと声かけが少し変わるんだと思います。
届けたい思い、気持ちがある時ほど、まず相手の見ている方向や頭の中を一緒にのぞいて共感する。

「勉強やりなさい!!」
の一言が出そうになった時、
私自身にも強く言い聞かせています。

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coharu | こはる
📚教育リサーチャー&ボンディングコーチ
🌿TCS(トラストコーチング)認定コーチ/MCS(マザーズコーチング)認定ティーチャー
🗣️stand fm『受験生ママに贈る。偏差値以外の学びの話。』配信中

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