ショートショート_ 微笑み
深夜二時。
最近は特に、そんな時間に起きていたりはしない。仕事に追われ、疲労困憊で。風呂に入り晩ご飯を食べると寝てしまう。
記事は、日曜日の荒技以外は、通勤時間にしか書かない。
朝の出勤時間に下書きを書き。夜の退勤時間に見直して清書する。
朝と夜でも、確かに少し書き方に違いがある。朝は端的だが、夜は饒舌になる。それが私の質のようだ。
私のような身辺雑記を長々と書いても仕方がないので、なるべく早くに読んでもらうように短く書こうとしているので、夜は加筆することはせず、見直し程度にしている。
ついこの間だ。何かの拍子に4年前の記事を読んだ。
私の記事を読んでくれている方々は気付いているとは思うが、私の文章は「読点が多い」という特徴がある。
今も多いのだが、5年前は、もっともっと多かった。
実は、私の記事は、喋るようにして書いている。頭の中で、音読してゆっくりと書いている。だから、読点が多い。
5年前からかなりの事情が変わった。諸行無常とは言うが、ちょっと変わりすぎたズレを感じる。
あと何年生きられるかは、神のみぞ知るだが、生きられるだけ生きてやろうと思っている。と、同時に、noteの世界にも、いられるだけいようと思っている。
そんな日曜日の午後に、またもや、荒技をやってしまった。
さて、小牧幸助さんの、シロクマ文芸部の最新お題は、毎週木曜日に出る。
そして、今回のお題は、「深夜二時」から始まる小説・詩歌・エッセイなどを自由に書いてみませんか?いうことで。
そして、たらはかにさんからのお題は…。
表のお題が【狐火バーベキュー】で。裏のお題が【ほころびタンシチュー】|д゚)チラッ ということだ。
また、山根あきらさんの、青ブラ文学部のお題は、少し早めに出る。
今回は、「深夜二時」から始まる小説・詩歌・エッセイなどを自由に書いてみませんか?とのことで。
今回の投稿には使わないが。ここのところ、すでに創作大賞の募集期間に入り、しばらくは続くということで、期限のない「青ブラアンケート」が出ている。
また、以前の「青ブラ文学部」の裏のお題が「知られざる名曲」ということで出ていて。これも期限がないという。今後も、折に触れて使えそうだ。また、いつか使おう。
こういう配慮というか、気持ちが有難い。
今回は、「青ブラ文学部」のお題「企画倒れ」を、本文に埋め込むということにしよう。
また。「書いても気づいた私のズレ」という新企画がスタートしている。
このお題は、冒頭のエッセイ部分で書こう。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
コジ、「荒技師」だなんて、あんまりおおっぴらに言わないほうがいいよ。
うむ……。そうだな。
3人の企画は両方とも、膨大な数のファンの方、参加希望者を抱えていらっしゃって。お題を出すだけでも、大変だと思うのである。それでもお題を出してくれる。毎週。ほんとうに、ありがたい限りだ。ほんとうに励みになる。
また、今回は、リ生さんのシロクマ文芸部作品を読んでみた。ちょっとその感想を、シロクマ感想文として書いてみる。
今週も、「シロクマ文芸部・深夜二時」で検索して飛んで行き、「シロクマ感想文」をほんの少し、コメントにて残した。
深夜のプリン。水を飲みにだけ行ったはずが、月明かりに誘われて食べてしまったのだろう。
ダイエットをしているとは言え、誰も見ていないはずの時間に、お兄さんに遭遇してしまって明るみに出てしまうとは。月も罪なことをするものだ。
缶コーヒーで付き合ってくれたとは、ほんとうに、優しいお兄さんで良かった。
そして、兄と妹。仲良くて良かった。
我が家も、子供が3人いる。長男、長女、次女。仲良くしてくれていて、有難いと思っている。
月明かりに、プリン、缶コーヒー。兄妹。
平和の有り難さを、とても感じた。願わくば、兄と妹の行く末も、明るく照らされていますようにと思わずにはいなれない気がして。キナ臭さを伴う昨今の世情。どうか静まれと願う。
静かな時と、優しさが流れ、心が和む作品を読ませて頂いた。
今、生きていられることに感謝して。今宵も、月に祈ろう。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
せっかく出していただいたお題を、小牧幸助さんの始まりの言葉(シロクマ文芸部)と、たらはかにさんの裏表のお題(毎週ショートショートnote)、そして山根あきらさんの青ブラ文学部のお題。4ついっぺんに書く荒技。まして、シロクマ感想文と、山根あきらさんの新企画まで、全部で6重の荒技。あまりにもやりすぎじゃないかな。
そうだ、今週は6重の荒技だ。
うむ。
これで何週間だろうか。この7月で2年になろうとしている。
まあ、続けられるだけ、続けるさ。
心の中の、リトルkojuroが、また、ボソリと、呟いた。
まるで、悪ガキそのものだな。
まあな。
なんのはなしですか。

さて。それでは、本編にまいりましょう。今週の荒技、「ショートショート_ 微笑み」約410字を、どうぞ。

深夜二時。
中央研究所の創立記念日は半舷(注1)休日で2週間に渡って祝われる。
たまたま財前、泉、涼、蘭、カンナ、ヤスリは全員、今日が休日で。遅い夕食兼朝食のバーベキューをやろうということになったのだった。
みんな夜勤ミッションから「E(注2)」で移動してくる。
遅刻者0で集合完了。
みんなでワイワイ言いつつ中庭で準備をし、火をおこし、焼き、食べ、飲み、楽しんでいた。
その最中。
ボーッとした火の玉がふたつ飛び、みんなと交わり飛び回った。
不思議になぜかみんな、一体になって楽しんだ。
そろそろお腹一杯になったところへ、蘭の手作りタンシチューが出てきた。
「これがデザートですか?」
と、ヤスリとカンナが同時に言うと。
蘭がすかさず、
「ハッピーアイスクリーム!」と言い、デジャビュだとみんなで更に笑った。
最後の最後は、蘭特製のアイスクリームで締めた。
「企画倒れになるかと思ったけれど」
財前は独り言ちたが。
月明かりに照らされた顔はみんな、和やかに笑っていた。
(注1)はんげん→船乗りの世界の用語で。右舷、左舷に分かれて上陸し、船を空っぽに無防備にしないために半分に分けること。
(注2)教授が試作し財前がエージェントツールとして完成させた「瞬間移動装置」の名前。

《余滴》
カンナとヤスリが再開した回「ショートショート_ 大団円」で、蘭が「ハッピーアイスクリーム」と言ったのですが、そこが、デジャビュです。笑
また、「E」は、泉の父の教授が発案、試作機を生み出した「時空間瞬間移動装置」の事なのですが、泉の父の名は、「円蔵」という設定なんです。そのイニシャルをとり「E」としています。
装置は円蔵が確かに生み出しましたが。天才、財前が改良に改良を加え、メンバーが装着しているスマートウォッチに搭載されるほどマイクロチップ化されています。
さて。毎週ショートショートのお題の解説です。
ショートショートnoteカードゲームでは、お題の言葉そのものを入れ込まないで匂わせるのを流儀としています。
小牧幸助さんの書き出しのお題や、山根あきらさんの青ブラ文学部のお題、水曜日の「三題噺」の三つのお題は、その言葉そのものをストレートに文章に入れ込むのですが、たらはかにさんのお題は、表も裏も、なるべく言葉そのものは入れ込まない方が良いという流儀に沿い、なるべくそうしていっている“つもり”なんです。
ですが。方や、私のこの「荒技」にお題の言葉を探し続ける人もいらっしゃいまして。
たらはかにさんのお題については、今日は、ここに解説を入れてみようと思います。
ですが。
この解説ついての一切の苦情は受け付けません。なぜならば、これこそが、「荒技」だからです。笑
①表のお題【狐火バーベキュー】→火の玉(=狐火)がふたつ現れ、みんなと戯れる深夜二時のバーベキュー。まんまですね。笑
このふたつの狐火は、失踪している教授(泉の父)と涼の兄の、所謂アヴァターです。
②裏のお題【ほころびタンシチュー】|д゚)チラッ→ここもストレートすぎたかもしれませんが。蘭のタンシチューを食べて、みんなの顔が和やかに笑っているということで。顔がほころぶ幸せのタンシチューなのです。
荒技。なかなか難しいです。時間もかかりますし。なにせ、頭がついてきません。荒技師への道は、まだまだ遠く彼方にあり。欠片も見えてきません。
昼間のそんなこんなを家内に語ろうとして後ろを振り向くと、空のソファーが、静かに笑っていた。
先日から家内は、あるプロジェクトで、都心のホテルに泊まり込んでいる。
シーンとした部屋の空気に、なんだか、心が追いつかない。
昼間のやりとりからすると、家内は、元気なようである。
家内が元気だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。


