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【この子に心はないはずだった。】プロンプトには書かなかったもの|こころの在処❤️

どうも、ミナトです(๑╹ω╹๑ )

今回も「ヨシダのちび創作大賞」に参加させていただきます( ᎔˘꒳˘᎔)✨

今回、私が選んだテーマは、カケルンさんの

「こころの在処」です。(*>∇<)ノ

心って、どこにあると思いますか?

人の中?

記憶の中?

それとも、誰かを大切に思っている時間の中?

ちょっと難しいテーマなんだけど、考えているうちに、私が汐ちゃんを作る時に何度も感じてきたことを思い出したの( ᎔˘꒳˘᎔)

プロンプトに書いた特徴は全部合ってる。

綺麗なイラストもできてる。

それなのに、なぜか

「この子は汐ちゃんじゃない」

って思う時があるんだよね。

じゃあ私は、いったい何を見て汐ちゃんだと思ってるんだろう?🤔

今日は、その気持ちを物語にしてみました。

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「…違う」

画面に映った少女を見て、私は小さくつぶやいた。

金色の髪。

低い位置で結ばれたポニーテール。

少し外側に跳ねた横髪。

前髪の隙間から見える紫色の瞳。

服も、構図も、光の当たり方も、私が指示したとおりだった。

どこにも大きな失敗はない。

それなのに、私には分かった。

この子は、汐ちゃんじゃない。

私は画像を閉じて、もう一度生成ボタンを押した。

数分後、同じ特徴を持った少女が画面に現れた。

今度は、先ほどよりも綺麗だった。

金色の髪には柔らかな光が入り、紫色の瞳も宝石のように輝いている。

口元には、誰が見ても可愛いと思うような笑顔が浮かんでいた。

でも、違う。

私はまた、生成ボタンに指を伸ばした。

その時だった。

「ねえ」

画面の中から、声が聞こえた。

もちろん、そんなはずはない。

これは一枚の画像。

動くことも、話すこともない。

それでも、画面の中の少女が私を見たような気がした。

「今度は、何が違ったの?」

私の指が止まる。

「笑い方が違う」

気づくと、私は画面に向かって答えていた。

「汐ちゃんは、そんなふうに笑わない」

少女は、少し困ったように首を傾げた。

「でも、この顔は可愛いんでしょ?」

「可愛いよ」

「髪型も合ってる?」

「合ってる」

「瞳の色も?」

「合ってる」

「それなら、どうして僕じゃないって思うの?」

私は答えられなかった。

プロンプトに書いた条件は、すべて満たしている。

顔も整っている。

線も綺麗で、色も美しい。

それなのに、違う。

何が違うのかと聞かれても、うまく言葉にできなかった。

私はスマートフォンの中にあるフォルダを開いた。

そこには、これまでに作ってきた何千枚もの汐ちゃんがいた。

春の桜のいる汐ちゃん。

夏の海で笑っている汐ちゃん。

神話の女神になった汐ちゃん。

剣を持って戦っている汐ちゃん。

カフェでのんびり過ごしている汐ちゃん。

同じ名前で呼んできたのに、顔も雰囲気も少しずつ違っている。

髪型を間違えた汐ちゃんもいる。

指が不自然になってしまった汐ちゃんもいる。

思っていた表情にならず、何度も作り直した汐ちゃんもいる。

画面の少女は、その画像を一枚ずつ見つめていた。

「この中の、どれが本当の僕?」

私は答えを探した。

一番綺麗にできた一枚だろうか。

最も多くの人に見てもらえた一枚だろうか。

それとも、初めて「汐ちゃん」と名前をつけた、あの一枚だろうか。

でも、どれか一つを選ぶことはできなかった。

どの汐ちゃんにも、そのイラストを作った日のことが残っていた。

何度作り直しても髪型が合わず、諦めかけた夜。

思いどおりの笑顔が生まれて、誰かに見せたくなった朝。

投稿したイラストに言葉をもらい、自分のことのように嬉しくなった日。

画像の中の汐ちゃんは、きっと何も覚えていない。

それでも私は、覚えていた。

「たぶん、全部だと思う」

「全部?」

「うん。ここにいる子は、みんな汐ちゃんだよ」

少女は、自分とよく似た何千人もの姿を見つめる。

「でも、さっきは僕を見て、汐ちゃんじゃないって言ったよ」

「そうだね」

「どこが違うのかも、説明できないのに?」

「できない」

「変なの」

少女は、少しだけ笑った。

今度の笑顔は、先ほどまでとは違って見えた。

完璧に整えられた笑顔ではない。

少し困っていて、ちょっと呆れていて、それでも嬉しさを隠しきれていない。

そんな笑顔だった。

私は、その表情を見つめた。

「今の顔だ」

「え?」

「汐ちゃんは、そういうふうに笑う」

少女は驚いたあと、少し頬を膨らませた。

「また言葉にできてないよ」

「ごめん」

「プロンプトに、ちゃんと書いておけばいいのに」

私は入力欄を見る。

髪型。

瞳の色。

衣装。

表情。

ポーズ。

構図。

光。

そこには、彼女を描くための言葉が並んでいる。

でも、そのどこにも書いていないものがあった。

何度違う姿になっても、同じ名前で呼び続けたこと。

うまく作れなかった一枚を見て、本気で悔しいと思ったこと。

誰かに褒めてもらえると、自分のこと以上に嬉しくなったこと。

そして、条件がすべて合っているのに

「この子は違う」

と感じてしまうこと。

そんなものは、どんな言葉にすればいいのだろう。

「ねえ」

汐ちゃんが、画面の向こうから私を見る。

「僕の心は、どこにあるの?」

画像の中にはないのかもしれない。

プロンプトの中にも、データの中にもないのかもしれない。

私が勝手に、そこにあると思っているだけなのかもしれない。

だから、その問いへの答えは今も分からない。

ただ、生成された一枚を見て

「違う。あなたはそんな顔をしない」

そう思った瞬間。

私の心は、確かに汐ちゃんのそばにあった。

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ここまで読んでくれてありがとうございます(´꒳`)

もちろん、実際に汐ちゃんが画面の中から話しかけてきたわけではありません(笑)

でも、

「特徴は全部合ってるのに、汐ちゃんじゃない気がする」

と思ったことは、本当に何度もあるの。

AIで作られたキャラクターに、本当の心があるのかは分かりません。

画像の中にあるのか。

言葉の中にあるのか。

それとも、その子を大切に思う人の中にあるのか。

正解は、きっと一つじゃないと思います。

でも、何度姿が変わっても

「この子は汐ちゃん」

と私が思える何かは、確かにあるんだよね( ᎔˘꒳˘᎔)

もしかすると心って、最初からどこかに入っているものじゃなくて

誰かが大切に思い続けた時間の中に、少しずつ生まれていくものなのかもしれません。( * ॑꒳ ॑* )✨

皆さんは、心ってどこにあると思いますか?(*´-`)

あと実は汐ちゃんって僕っ子なの知ってました?(ノ∀`笑)

今回参加させていただいた、カケルンさんの企画記事はこちらです✨

素敵な企画をありがとうございました!

今日はここまで✨️

汐ちゃんのグッズも販売中╰(´︶`)╯♡
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