離婚からわずか3ヶ月で、100人と出会おうとした男の話
このシリーズでは、16年連れ添った妻と離婚した僕が、本気の恋を探して100人と出逢い、
“心から自然体でいられる相手”と出逢うまでの物語を綴っています。
▶︎Vol.1(前回記事)📝
👉16年の愛を手放した僕が、“本気で未来を考えたいと想える人を見つける”までに出逢った84人の話
離婚から、わずか3ヶ月。
それまでマッチングアプリを使った事がなかった僕は、人生で初めて恋活/婚活を目的に多くの方と出逢っていた。
夜になると、誰かと会うか、
約束が入らなければマッチングアプリを開いて、誰かのプロフィールを見て、会う約束をして、そしてまた誰かと別れる。
そんな日々が続いていた。
静かな部屋の中で、1人で食事をして、誰とも会話せずに寝る夜が、静か過ぎて居心地が悪く、気づけば、アプリの画面ばかり見ていた。
“孤独”って、思っていたよりもずっと重たかった。
そして、“誰かに求められている”という感覚が、想像以上に自分の支えになっていたことに気づかされた。
新たなパートナーを探すため、
最初に使ったのは、マッチングアプリだった。
ペアーズ、with、Omiai、ゼクシィ縁結び……と
にかく片っ端から試してみた。
それでも物足りなさを感じていた頃、「The Single」という相席屋の存在を知った。
金曜の夜や、土日祝など、少しでも空き時間があれば足を運んだ。
そこでは、20分ごとに席替えで女性と順番に話せるシステムになっていて、多い日だと、1日で10人以上との出逢いもあった。
結婚相談所にも登録してみたし、
懐かしい過去の友人と再会して食事に行ったこともあった。
全体で出逢ったのは、ちょうど84人。
チャネル別でいうと、相席屋で41人、マッチングアプリで39人(バチェラーデートが最多で18人)、結婚相談所で2人、友人からの出逢いが1人。
もはや“婚活”というより、“人生の再起動”みたいな感覚だった。
毎週、誰かと出会っていた。
1人の人と2回以上会うこともあれば、初回で終わることもある。
そして気づけば、
「今日はどの話をすればいいんだっけ?」と、手元のメモを片手に、会話がテンプレになっていた。
でも、やめられなかった。
誰かに会っていないと、何もしていない時間が孤独感を強めた。
出逢いに“数字的な計画”を持ち込むのは冷たいかもしれない。
でも、当時の僕は、そうしないと心がもたなかった。
「心の底から3回目も会いたいと思える人に出会いたい」
そんな基準をもとに、
まずは100人と会おうと決めた。
たとえば、10人会って「2人とは2回目も会いたい」と思えたとして、
その中からさらに「3回目も会いたい」と思える人は1人くらいだろう。
そう考えていくと、100人に出逢えば4人くらいに出会えるのではないか——と、
そんな“確率”を頼りに、自分を奮い立たせていた。
何人目かのデートの帰り道、ふとスマホを見て、
「この人、誰だっけ?」と、アプリ上の名前と顔が一致しないことに気づいた。
その時、ようやく自分が幸せな人生のために会うのではなく、ノルマをこなすのに似た感覚で恋活/婚活をしている事に気付き、急に虚しくなった。
正直、色々な人と出会う中で、
「結局、元妻との関係がいちばん居心地が良かったんじゃないか?」
「復縁した方が、安心して人生を歩めるんじゃないか?」
そんな考えが何度も頭をよぎっていた。
明確に“NO”と答えることができないまま、
ただ時間だけが過ぎていった。
誰かと一緒にいるはずなのに、
ずっと一人だった。
それでも、僕はまだ諦められなかった。
“本気の恋”を掴み取ること、もう一度信じたかった。
✅ここから先は次回(vol.3)予告です
そんな中、忘れられない出会いがあった。
あの時の僕にとって、その女性は「ただの出会い」ではなかった。
次回は、彼女との関係に悩んでいた時期、
僕自身が元妻へ復縁を申し出ようとしていた話を綴ります。
でも、彼女が流した涙をきっかけに、
僕の心は、また大きく揺れ始めました。
——本当に向き合うべき相手は、誰なのか。
約1-2ヶ月かけて出した、人生の選択について。
