16年の愛を手放した僕が、“本気で未来を考えたいと想える人を見つける”までに出逢った84人の話
僕は、16年間連れ添った妻と離婚した。
元妻とは付き合って丸7年で結婚し、結婚してからは、1-2ヶ月に一度は2人で様々な場所へ出掛け、夫婦関係も非常に良好。
生活も安定し、絵に描いたような順風満帆の日々を送っていた。
ただ、40歳を超えてから、
「今が人生の折り返し地点だとしたら、残りの人生はどう生きたいか」
そんな問いを胸に抱え、人生を見つめ直す時間が続いていた。
そんな中迎えた2023年のゴールデンウィーク。
妻との旅行先で、ふと気づいてしまった。
それまでは旅先で「将来はこんな場所に住めたらいいね」と自然に2人の未来を語っていたのに、その時は、どんなに素敵な景色を前にしても、2人で描く未来の話が出てこなかった。
元妻とは本音を話し合える関係性でもあったので、その事を妻にも伝え、この先の関係を続けるか否か悩んでいることを打ち明けた。
その後の半年間、元妻とはたくさん話し合い、何度も歩み寄りを試みた。
お互いに感謝も伝え合ったし、だからこそ綺麗に、前向きに区切りをつけることができたと思っている。
振り返ると、安定のなかにある幸せもたしかにあった。
けれど、僕はもっと先を目指したかった。
そして、10年以上続いていた“レス”の関係に対しても、
「このまま終わってしまって本当にいいのだろうか?」という焦りのような感情も、どこかで湧いていた。
離婚してからは、毎日が静かすぎると感じるようになった。
誰にも必要とされていない気がして、気づけばアプリの画面ばかり見ていた日もある。
“孤独”って、思っていたよりもずっと重たかった。
だから僕は、行動した。
このまま自分の人生が誰にも交わらずに終わっていくことが、怖かった。
相席屋やマッチングアプリや結婚相談所、思い付く限りの手段を使って、『まずは100人に出逢おう』と決めた。
100人というのも、単純な試算で、
まずは本気で3回目も逢いたい人を見つけたいと考えたので、安直だが有名な20:80の法則から
◆初回→ 2回目逢いたい 10人中2人
◆2回目 → 3回目逢いたい 更に10人中2人
とした場合、100人に会えば4人ほど、心から3度目も逢いたいと想える人に出逢えるだろうと考えたからだ。
結果、心から本気で向き合える素敵な出逢いを得るまでに84人に逢い、価値観やフィーリングが合う人もいれば、そうでない人もいた。
デートを重ね、会話を重ね、でもどこかで“心が追いついていかない”感覚に陥ることもあった。
「誰といても、どこか演じてる気がする」そんな時期もあった。
だけど、出逢っては別れを繰り返す中で、
一人だけ、元妻と比べることなく、自然体で一緒にいられる女性がいた。
それこそが、今の彼女だ。
彼女と一緒にいると、不思議と時間が一瞬で過ぎていく。
こんなに自然体で、肩の力を抜いて向き合える相手に出逢えるなんて、正直、想像していなかった。
今後このシリーズでは、
僕が100人と出逢おうと決め、実際に出逢ってきた84人の中で印象的だったエピソード、
そして今の彼女と出逢ってからの話までを、リアルな心の動きとともに綴っていきたい。
なぜ僕は、本気の恋をもう一度しようと思ったのか。
“心が追いつかない恋愛”を繰り返していた頃のことを、次回書いてみたいと思う。
✅▶︎次回予告(Vol.2)
「離婚からわずか3ヶ月で、100人と出会おうとした男の話」
