見出し画像

土屋鞄のペンケースに残った、息子の成長の証

私は土屋鞄製造所のナチューラヌメ革ペンケースのオークを愛用しています。しかしこのペンケース、以前記事にしたオーセンと同様に過去にやらかしております。今回は昔を懐かしみながら、記事にまとめていきます。



1.購入に至った経緯

土屋鞄製造所は1965年、子どもたちの6年間の成長を支えるランドセルづくりから始まりました。培った技術を生かし、大人向けの製品を手がけるようになったのは35年後のことです。
「時を超えて愛される価値をつくる」
それは、創業時から変わらない我々の思いです。

出典:土屋鞄製造所公式サイト

イルビゾンテの財布を購入してから、ヌメ革の魅力を知り、火が付いてしまった私は、他社のヌメ革製品も気になって調べたところ、土屋鞄製造所を知りました。

  • 国産のヌメ革を育てる楽しさを存分に味わうことができる

  • 永久サポート付きで修理対応してくれるので、アフターサービスも万全

  • 出身の長野県に軽井澤工房店があるので、現物を見ながら購入検討できる

  • 必要最低限の筆記具が入る丁度いいサイズ感

ナチューラといえばLファスナーのミニ財布が特に人気で、低価格ながら高品質でエイジングを楽しめるというレビューを見かけたことも決定打になりました。

2.事件発生:息子のイタズラ

あれはそう、ペンケースを購入して大体2年ぐらい経過した頃、当時長男の息子は1歳前後だったと思います。ペンケースをテーブルに置いて手帳を書いていたのですが、興味を持った息子がトテトテやってきてペンケースを手に取り、気にすることもなく貸していましました。ところが、手帳を書き終えて息子に目をやるとペンケースに巨大な青いシミが!!!青の蛍光ペンのキャップを自分で外してイタズラしてしまったようです...

今でもガッツリとシミが残っています

落胆とその後の対処について

1歳児を盛大に怒る訳にもいかず、ひとまずコロニルのレザーソープで汚れ落としをシミが落ちるも内側まで深く浸透してしまったので、どうにもなりませんでした。2年も愛用してもはや自分の一部となっていたので、自分でも驚く程落ち込んでしまいました。その後、家族で出かけたのですが、放心状態になってしまって妻からは「せっかくのお出かけなのに楽しくない!」と言われ、泣きっ面に蜂状態(笑)
今思うと信じられない行為なのですが、買い替えることも視野に入れていたので、ヤケクソになってジャブジャブ水洗いして可能な限り汚れを落とそうとしました。(記憶が曖昧ですが、食器用の中性洗剤とか使ったような気がします)

これでもかなり汚れが落ちました


なんか、いつも時既に遅しな気がしますが、愛用しているメンテナンスグッズのリンクを貼っておきます。製品のせいではなく、悪いのは私です(笑)

3.一周回って思い至ったこと

前述した通り、蛍光ペンのシミを受け入れることが出来ずにいたのですが、どうしても買い替えを決断することができませんでした。
何故ならもう自分の一部になっていたし、他のペンケースを使う自分をイメージすることが出来なかったからです。
そして、やはり「革は育つもの」。革の変化を楽しみながら息子との思い出を感じることが出来るペンケースになりました。
そして何より、ひどい水洗いをしてしまったのに保湿したら艶が戻り、これまで通り使う事が出来て惚れ直しました。
水洗いしたことによって、心なしか革の模様が以前よりも浮き出たような気もします。

毛穴や斑模様がお分かりいただけるでしょうか


文字を書き記す時、いつも傍にいてくれるこのペンケースの大切さを改めて実感した事件でした。

今では自分の歴史の一部と思っているので、落ち込む気持ちはなく、むしろ懐かしいと感じます。この先永く使っていく中で修理することになったしても、息子の思い出であるこのシミは残してもらいたいと思います。


いいなと思ったら応援しよう!

my_leather_items よろしければ応援よろしくお願いいたします。いただいたチップは今後の執筆活動に活用させていただきます。もしくは、支えてくれる家族に還元しようと思います。