KNOXオーセン購入、そして大失敗。
2025年7月にKNOX公式の抽選に当選し、オーセンのブラウンM6サイズ20mmリングを念願叶って購入することが出来ました。しかし喜びも束の間、購入から1週間後に事件が起きました。
1.オーセンとの出会い
私が初めて知ったのはかれこれ5年ぐらい前でしょうか。確かInstagramの投稿で目にしたのが最初だったと思います。
なぜこの手帳に惹かれたのかというと、選び抜かれた最高の素材、随所に職人さんの魂が込められた造り、「手帳の王様」と呼ぶに相応しい佇まいに目を奪われたからです。
「KNOX AUTHEN」は、KNOXブランドの最高級シリーズで、「AUTHENTIC=本物」を追求した革製品です。フランス産の良質な牛革と東京伝統のピッグスキンを使用し、熟練職人が手作業で仕上げています。使うほどに深い味わいと艶が増すエイジングが楽しめ、抽選販売のため希少価値も高いのが特徴です。ラインナップはシステム手帳を中心に、財布や名刺入れなど革小物も展開されています。
オーセンの存在を知ってからも、高価な一生物であることと、人気が高すぎて抽選に中々当選出来ないこともあって、お迎え出来ずにいたのです。
それが今回、限定の20mmリングが当選。M6サイズのシステム手帳は持っていなかったので、運命的な物を感じて購入に至りました。
開封の儀
オーセンの到着日は仕事を早めに切り上げて、ゲリラ豪雨に濡れながら最寄りの宅配所まで受け取りに行きました。そして、満を持してご対面。
まだ明るいブラウンでこれから自分の手で育てていくというワクワク。
そして、新品特有の革の良い香りが漂ってきました。
控えめだけど「キュッキュッ」と音が鳴る、これが鳴き革なのかと思うとテンションが上がりました。
じっくり眺めてみるとシワの模様や毛穴があるのが見て取れます。今まで色々な革製品を使ってきたのですが、ここまで革の表情が浮かび上がっている革製品は初めて遭遇しました。
2.事件発生
購入から1週間立った頃、仕事でもオーセンを取り出して使い込んでいたのですが、使っていた万年筆のインクが出なくなり、あれこれいじっているうちにインクが指に付着していたらしく、そのままオーセンに触れてしまいました。気づいた時には、背表紙部分にインクが染みついてしまい、慌てて水に濡らして固く絞った布で拭いたのですが、汚れが取れなくなってしまいました。


「水性インクだし、落とすことが出来るかも」と考えてコロニルのデリケートクリームやソフトガミで修復を試みたものの、修復どころか周辺部分が濃く変色する始末。修復は断念せざるを得ませんでした….
今回は時既に遅しでしたが、使用したメンテナンス用品は楽天ROOMに掲載しておりますので、見てくださる方の参考になれば幸いです。
3.後悔後先に立たず
まだ購入して1週間だというのに、取返しのつかない汚れが付いた現実を到底受け入れることができませんでした。
オーセンの価値を知っているからこそ、職人さんに対する侮辱や冒涜なのではないかと思いました。
諦めきれずChatGPTに相談したり、地元のリペア業者にも問い合わせたのですが、染みついてしまったインクを取り除くのは困難という回答で、もはや打つ手がありませんでした。
4.気持ちの切替え、「革は育てるもの」
立ち直るまで数日かかりましたが、「革は育てるもの」と思い、インクの染みもいつかは目立たなくなると思うことにしました。
また、汚してしまったからこそオーセンの値段を意識せず、ガシガシ使うことが出来るようになったと感じます。
こんなバカは自分しかいないので、一目見て自分のオーセンと分かるアイコンになりました(皆様はご注意くださいね)
購入から1か月経過した頃に、エイジング比較をInstagramに投稿して、汚してしまったことも懺悔のつもりで報告したのですが、意外なことに反響が良く、なんとKNOX公式アカウント様からいいねまで頂いてしまって、この先より一層大事にしていこうと思えました。
5.さいごに
それまでトラベラーズノートのパスポートサイズを愛用していたのですが、内容をオーセンへ引っ越し、トラベラーズノートは数字と平仮名を練習中の長女に使わせてあげることにしました。自分の趣味に使うより、娘の成長に使う方が有意義だと思ったからです。そして、一日の終わりにオーセンを開き、娘と一緒に過ごす手帳時間が仕事の疲れを癒してくれるのが何より尊いです。手帳は単なる記録のツールではなく人生の一部。数年後、このインクの汚れを目にした時、懐かしいなと思いつつ「ふっ」って笑えるような手帳生活を送っていきたいです。
次回は5歳の娘にトラベラーズノートLOVE AND TRIPエディションをサプライズプレゼントしたときの裏側を記事にしたいと思います。これからもよろしくお願いします。
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