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楽しかったけど、内心さみしい夜に

クリスマスケーキの列を見て、
今日はそういう日なんだな、と思いました。


……数秒後。


わたしも吸い寄せられるように、
その中にいました、笑。


どうして人は、
クリスマスにケーキを食べるんでしょうね。


✧✧✧


クリスマスって、
人によって過ごし方が、ほんとうにさまざまですよね。


にぎやかだった人もいれば、
仕事だった人もいて、
何も特別なことがなかった人もいる。


そして中には、
「楽しかったけど、なぜか少し静か…」
そんな感覚を抱える人もいます。


誰かと過ごして、
笑って・・・
ちゃんとクリスマスだったはずなのに。


ひとりになったとき、
あるいは一日がゆっくり終わっていく中で、
ふっと、気持ちが静かになる瞬間がある。


それは・・・
楽しくなかった、ということではなくて。
満たされていなかった、ということでもなくて。


ただ・・・
外のにぎやかさが一段落して、
内側の音が、少し聞こえやすくなるだけなのかもしれません。


外では、イルミネーションが光っていて、
街はまだきらきらしている。


でも内側では、
一日の終わりと一緒に、
何かがそっと静まっていく。


そんなふうに、
外と内が、同じ速度で動かないことも、
人の心ではよくあります。


楽しい時間があったからこそ、
その余韻のあとに、
静けさがやってくることもある。


それは、
どちらかが間違っているわけではなくて、
どちらかを打ち消す必要もありません。


「楽しかった」と感じたことも、
「少しさみしい」と感じたことも、
同時に起きていい。


どちらも、
ちゃんと、その人の感覚です。


「楽しかったけど、内心さみしい」


それは、人としてとても自然で、
ちゃんと感じている証拠です。


そういう夜も、
ちゃんと、25日の一部です。


✧✧✧


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