Bon chic bon gout .コンコルド広場の椅子 (ハスキルと魁夷の光と影)改訂版🇫🇷

🇫🇷《 Bon chic bon gout. コンコルド広場の椅子とハスキルと魁夷の記憶 》🇫🇷


枯れ葉の回転に 人生の喜怒哀楽を噛みしめ 
今 ここにパリの命が重なる
コンコルド広場の椅子. リュクサンブールの風 . ノートルダムの光
セーヌの涙と共に流れ落ち
しばし 我を忘れる
 
思い出は 大切
思い出は 友達
思い出は 時に残酷

でも それでも 又 きっと帰って来る
きっと コンコルド広場の椅子は 待っていてくれる
雨ざらしのコンコルド広場の椅子は ずっと待っていてくれる

フランスの風を浴びに 又 帰って来る

C´est magnifique. C´est loin….

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🇫🇷   Cora Vaucaire のステキな歌……


⚜️ 《 クララ.ハスキルと 東山 魁夷とベルサイユの光と影  》 ⚜️

私の大好きな クララ.ハスキルの命日から 少し経った今, ハスキルの事を考えていたら, 懐かしい フランスの景色が 広がった。
最初にフランスに行ったのは まだ ユーロになる前で, 円高であった事もあり,  大体 日本の半値ぐらいで 色々な物を買う事が出来た。

私がパリで滞在したホテルは、レオナルド藤田や東山 魁夷やボードレールが実際に長期滞在していた かなり古いホテルである。
いわゆる リッツの様なホテルではなく、嘗ての芸術家や文豪達の息遣いが感じられるところに泊まりたかったので、そういうところを探して来たのである。

行きは フランスでは 名前が通っている画家に御世話になり、帰りの飛行機では 乗りかえの時に、その御世話になった画家の知人であるリヨン大学の客員教授と偶然 出逢い、飛行機の座席を急遽 横並びに変えてもらって、日本に帰る間 ずっと おしゃべりを楽しんでいたので、飛行機の中では時間を忘れてしまっていた。
それぐらい、私にとっては楽しい時間だったのである。
飛行機の中では、細密画についての色々な話をしたものだ。

日本に帰ってからも その先生とは交流が続き、実に色々な話をして、東山 魁夷についても 語り合ったりしたものだ。
そのリヨン大学の客員教授は、実は細密画では名前の知れた画家であり、ルーベンスの話を飛行機の中で話をした。
日本人でルーベンスが好きだという私の様な人間は めったにはいないので、その先生は大層喜んで下さった。

その先生の奥方様は 実はオペラ歌手である。
一度だけ 演奏会へ聴きに行った事がある。
一応 カンヌ国際映画祭みたいな格好で 出掛けて行ったものの、いまいち 私の好きな歌ではなかったので、演奏会の後 パーティーに誘われたのだが 断って帰ってしまった事がある。
その先生とは それ以来 会ってはいない。
手元にあるのは、空港内での 一緒に写した写真が残っているだけだ。


 


又 現地で 御世話になった方は  当時 ベルサイユ市に住んでいて , その方にくっついていれば , どこでも並ばなくて 顔パスで入る事が出来たのだから, 貴重な体験をさせて頂いたと思う。 

私は フランスに旅立つ前に 東山 魁夷の “コンコルド広場の椅子” という画集と出会っていた。
その画集 当時は 古本の市場が活発であった事から かなりの高額で,  なかなか簡単には買えなかったものである。

コンコルド広場の椅子って どんな椅子なんだろう….
興味津々で コンコルド広場へと向かい , 椅子を探した。
すると そこには パリなのだけれど 日本の東山 魁夷が まだ 若かりし頃の 1975年にパリへ訪れた際 心奪われたコンコルド広場の椅子を描いたもの , そのものであった。
東山 魁夷と言えば 青の世界に 白い馬….
でも 柔らかいタッチの この コンコルド広場の椅子は 黙って静かに膝を低く落として語りかけてくる。

又 サントノーレ通りの近くに 今はもう無いレコード店で 優しい店主と出会った。
(モーツァルトのピアノ協奏曲20番で あなたのお薦めは なにかありますか?)と質問すると 大層喜んでくれて , 店の一番奥の方から 
クララ.ハスキルのものを持って来てくれた。
それは 20番が 指揮 フリッチャイ , RIAS のモノラルと 13番で 指揮 BAUMGARTNER が入ったグラモフォンのものだった。
パリでハスキルを買う事は 意味のある事だと思い , 喜んで買って帰った。


 ⚜️ コンコルド広場の椅子      東山魁夷 作 ⚜️



あれから 何度かフランスへは 行く機会に恵まれた。
でも 次に訪ねた時には そのレコード店は もうなかった。
どこへ行ってしまったのだろう。

最後にフランスへ行ったのは いつだったのか忘れてしまったが , 
手元には ハスキルの20番&13番と 東山 魁夷の “コンコルド広場の椅子 ” の詩画集が 今でも大切に残されている。
この コンコルド広場の椅子の詩画集は,  原寸法 周囲 44.6×38.0㎝の用紙に描かれたものであり, その周囲の余白をそのままに 全て同率に縮尺されたものとなっている。 
作品は 全て 長野県信濃美術館 東山魁夷館に所蔵されている。

大人しい 素朴な鉄製の椅子….
パリとの友情の印
不思議な気持ちで 椅子に話かけると
少し照れながら そっと頷いてくれる

パリは そっと私に語りかけてくれる。
パリの思い出は つきることはない。

(🎼 大好きな ハスキルと “コンコルド広場の椅子” の作者 東山 魁夷と パリで出会った人達を思う ) ⚜️




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