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noteは売れなくても、損とは限らない。「書く投資」という考え方

一生懸命書いても売れずに不安になる

noteを書いていると、ふと不安になることがあります。

これだけ時間をかけて書いているのに、売上が数百円にしかならない。

「もしかして、自分の体験を安売りしているだけなのではないか。」
「AIに学習され、誰かに消費され、自分には何も残らないのではないか。」

そんな気持ちになることがあります。


記事単体の売上で見ると割に合わない

以前、私は「noteを始めて半年。180日連続投稿しても費用対効果はよくない?」という記事を書きました。

その中で、180日連続投稿の結論をかなり率直に書いています。
効果はあるが、費用対効果は良くない
これは今でも、かなり正直な実感です。

仮に1本の記事を書くのに1時間かかるとして、時給1,200円で考えると、180日で21.6万円分の時間を使っている計算になります。

では、noteだけでその分を回収できるのか。
少なくとも、私にとっては簡単ではありませんでした。

ただ、その記事でも書いたように、noteの時間を「労働力の対価」としてだけ考えると、どうしても苦しくなり、noteはかなり割に合わない活動に見えます。さらに、自分の体験や考えを公開することで、それがどこかで消費され、自分の手元には何も残らないような感覚になることもあります。


noteには売上以外のリターンがある

しかし、noteを書くことは売上以外のリターンもあります。
文章力が鍛えられる。
自分の考えを整理できる。
仕事で困ったことを、次に使える知恵として残せる。
本業の提案や発信にも活かせる。

そう考えると、noteは単なる売上づくりではなく、自分への投資として見ることもできます。

仕事で問題が発生して困ったこと、悩んだことを振り返って、

何が起きたのか。
なぜ起きたのか。
どう対応したのか。
次に同じことが起きたら、どうすればいいのか。

これを整理して言語化してnote記事にすることで、反復学習+学びの深化ができ、自分の中に経験が定着していきます。そして、自分の体験や考えを公開してAI学習されたとしても、自分の中に何も残らずに流れていく方がよっぽど怖いと考えています。


noteは「公開型の振り返り」になる

仕事の振り返りは大事です。そのため、KPTによる振り返りの方法もご紹介しました。

とはいえ、仕事時間中は、次の仕事に追われてなかなか振り返りをできないことがあります。業務時間外の落ち着いた時にゆったりと振り返ることもありますが、不定期で確実性が乏しいです。

一方で、noteは定期的に発信しており、その振り返りをネタにすることができます。自分だけのメモなら雑に書くかもしれませんが、人に読んでもらえるように書くため、説明できるレベルまで考えます。そのため、必然的に理解が深くなります。


経験は、言語化しないと流れていく

仕事で起きた問題も、時間が経つと忘れていきます。そのときは悩んだことも、解決した瞬間に「終わったこと」になってしまう。しかし、本当はそこに次の仕事で使える学びがあり、思い出して書き出して整理することで、反復学習にもなります。


書くことで、本業に返ってくる

記事が売れると非常に嬉しいです。
それが100円でも本当に嬉しいです。

ただし、投資対効果として大きいのは、書くことで伝える力が上がり、本業の仕事に返ってくることです。

書き続けたことで、執筆依頼が来るようになりました。

また、本業のシステム開発プロジェクトで、自分の考えを説明しやすくなり、セミナー資料の構成も磨かれて、結果的に本業の単価アップや信頼にもつながってきました。

時間がかかりますが、書き続けることでそういうリターンもあるのです。


目先の利益だけでなく、自分への投資になっているかで判断する

noteを書くことは、必ずしもすぐにお金になるわけではありません。しかし、自分の経験を振り返り、言語化し、次に使える知恵に変えていく。

その積み重ねは、目先の売上以上に、自分の仕事を助けてくれることがあります。

noteは経験を安売りする場所ではなく、経験を資産化する場所にできる。

記事が売れたかどうかだけで判断するのではなく、
書くことで自分の中に何が残ったか。
次の仕事にどう活きたか。
そこまで含めて、noteの価値を考えてもいいのではないかと思います。


noteを書くことを、自分への投資にしていく。

そう考えたときに、次に大事になるのは「自分にしか書けない価値」をどう出すかだと思います。AIでそれらしい文章が作れる時代だからこそ、体験や違和感や失敗を、自分の言葉でどう届けるか。

そのあたりを街のケーキ屋さんとコンビニスイーツの違いにたとえて書いた記事があります。「手作りnote」として、これからどう生き残るかを考えたい方には、こちらの記事も参考になると思います。


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村田 裕樹 最後までお読みいただきありがとうございました! サポートもうれしいですが「スキ」をしていただけると大変励みになります!!