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百聞は『一触』に如かず!大阪・関西万博のBetter Co-Beingパビリオンで “ふしぎな石ころ”を体験してみた!🌈

こんにちは!村田製作所の広報担当です。

4月13日、ついに2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)が開幕しました!
世界中から人、モノ、技術、アイデアが集結する万博。
「未来ではこんなことができるんだ!」と、夢や希望を巡らせる絶好の機会です。

ムラタは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現する上で重要な取り組みである、テーマ事業のうち、宮田裕章プロデューサーが担当する シグネチャーパビリオン※「Better Co-Being」にゴールドパートナーとして協賛しています。

宮田 裕章プロデューサー

※テーマ事業は大阪・関西万博を象徴・代表する事業であり、8名の専門家がつくるパビリオンは、テーマをそれぞれの哲学から語り深める「署名作品」でもあることから、「シグネチャーパビリオン」と名付けられました。8名のテーマ事業プロデューサーが大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を、それぞれ固有の観点から解釈、展開し、未来に生きる人々に繋ぎ渡すパビリオンを建設しています。

今回はムラタが協賛する、「Better Co-Being」パビリオンに潜入!
ムラタが当パビリオンに提供する「ふしぎな石ころ“echorb(エコーブ)”」を通じて最先端技術に触れ、未来へ向けたムラタのチャレンジを体感してきました!
その様子をお届けします🌈

※当記事は、「Better Co-being」パビリオンの一部ネタバレを含みますのでご注意ください。


大阪・関西万博会場へ!壮大な大屋根リングがお出迎え!


会場の最寄り駅は、Osaka Metro 中央線の「夢洲駅」。この万博のために開業された新駅です。

改札を出ると万博一色の大階段が!もうワクワクします

荷物検査を終え、入場ゲートを抜けます。
しばらく歩くと、大阪・関西万博の公式キャラクター、「ミャクミャク」にさっそく会えました!

日本らしく、三つ指をついてお出迎えしてくれています❤
後ろ姿もすごく可愛らしいので必見です!

さらに進むと現れるのは、巨大な大屋根リング。思わず息を飲む存在感です。

大屋根リングは、「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインの理念を表す大阪・関西万博会場のシンボルとなる建築物。
日本の神社仏閣などの建築に使用されてきた伝統的な貫(ぬき)接合に、現代の工法を加えて建築されました。
(ご参考:大屋根リング | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
 

大屋根リングの上からの景色もおすすめ!

大屋根リングをくぐり、目的地の「Better Co-Being」パビリオンに向かいます。

万博会場中央部にある「静けさの森ゾーン」に隣接しています

提供:2025年日本国際博覧会協会
※2025年日本国際博覧会協会提供画像を加工して作成

道中もたくさんの魅力的なパビリオンが次々と現れ、目が奪われます…!

「静けさの森」の木々の間から、「Better Co-Being」パビリオンが見えてきました。

「静けさの森」と一体となってリングの中央部に佇むBetter Co-beingパビリオン

「Better Co-Being」パビリオンで未来を体感?!


シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」では、屋根も壁もない空間の中で人と人、人と世界、人と未来の共鳴を、アートを軸に体験することができます。

共鳴体験の第一歩として、ムラタの最新技術によって開発された、ふしぎな石ころ”echorb(エコーブ)”と響き合うことから始まります。

「人をいざない、人と世界をつなぎ、人と人との一体感を生む」、謎のデバイス”echorb”

この”echorb”と共にパビリオンのアートを巡ることで徐々に色を変え、まるで持つ人の意思を反映するかのようにおすすめのアートへと誘います。

ご参考:ふしぎな石ころの紹介動画

 
いざ、「ふしぎな石ころ”echorb”」の体験へ!

※「Better Co-Being」パビリオンは、事前予約された方のみ参加可能ですのでご注意ください。

入口での受付後、専用のウェブアプリへアクセスし、パビリオンを共にする石ころを選びます。
アテンダントさんが丁寧に教えてくれるので安心です。

エントランスに配置された椅子に案内され、着席。
実はこの椅子には、ムラタのミリ波レーダーセンサ、荷重センサが装備されており、座った人の鼓動をセンシングすることができます。

森に溶け込むように佇むエントランス

体験の前にまずはチュートリアルとして、“echorb”に搭載された3Dハプティクス技術※を体験します。
“echorb”に引っ張られる感覚を体験をした来場者からは「おお~!」と感嘆の声があがり、初めての体験に驚きを隠せない様子でした。

※特殊な振動波形により皮膚を刺激し、脳内錯覚を発生することにより、多彩な触感・手ごたえ感を表現するテクノロジー


アテンダントさんが手元の端末を操作すると、
“echorb”を持つ腕が前後左右に引っ張られる…!


「Better Co-Being」パビリオンとしての最初の体験は、“echorb”に自分の鼓動を宿すことから始まります。
そのときの自分の鼓動に合わせて徐々にドクンドクンと動き出す石ころ。自分のいのちを手のひらに感じることができます。
 
パビリオンの体験中にも、鼓動が石ころに現れたり、音が鳴ったり、淡く光ったりする瞬間があるので、お楽しみに!

鼓動宿し中

そして来場者はグループを組み、その日その時間に集った一期一会のつながりを起点に、大きく3つからなる共鳴体験を巡りながら、未来を描く旅に出かけます🌈


シークエンス1 人と人との共鳴

シークエンス1では「人と人との共鳴」をテーマに、自己と他者を見つめ、「何を通してつながるか」を再認識する体験を創出しています。

“echorb”にいざなわれ、パビリオン内の小高い丘に向かいます。
そこに広がる空間で出会うのは、幾重にも張り巡られた赤い糸と、線で形作られた机と椅子。

塩田千春「言葉の丘」

このインスタレーション作品※を手がけた塩田千春さんは、糸や日常的なオブジェクトを用いながら「記憶」「存在と不在」「つながり」といった概念を探究し続けてきたアーティストです。

※現代アートのひとつで、展示空間全体を作品として表現するアート。鑑賞者は作品に全身を囲まれて空間全体を「体験」することができる。

人と人との縁を結ぶとされる「運命の赤い糸」という概念は、主に東アジア地域で古くから信じられています。さまざまな言語の文字とともに、本来は見えない赤い糸が無数に可視化され、目の前に広がり、周囲を包み込む。
そんな詩的な空間の中で、言語や文化の壁を越えたつながりを体感しました。

ウェブアプリには同じグループの来場者がどんなテーマに関心があるのかが表示され、同じ関心をもっている人とアプリ上でつながることができます。
“共通の関心事”という普段は見えない心のつながりが可視化されることで、人と人とのつながりをより意識した瞬間でした。

 他者が大切にする価値や、自己の内側にある願いを照らすモチーフと向き合うことで、未来に向かう共鳴の手がかりを得られるかもしれません。 

シークエンス2 「人と世界の共鳴」

シークエンス2では、「人と世界の共鳴」をテーマに、各地域で培われてきた自然や文化、そこに根ざす人々の暮らしと響き合う視点が提示されています。

シークエンス1を出て丘の上から静けさの森を見渡すと、高さ11mからなるシルバーのグリッド状のキャノピーと森とが交わった景色が広がっています。

そこからなだらかなスロープを降りていくにつれて展開されるのが、宮島達男さんによる音声を軸にしたインスタレーション作品「Counter Voice Network - Expo 2025」。
さまざまな言語を用いて、異なるリズムで「9、8、7……、1」というカウントダウンが次々と鳴り響きます。

多様な声、異なる言語、決して重ならない不揃いなリズム…。
人はそれぞれの時間軸の中で、その時々の感情で、各々のスピードで今を歩んでいく。そのような、異様さの中にある凡庸性を感じます。
それぞれのペースで生きているからこそ生まれる出会いを大切にしたいですね🫶

個人的にはカスティーリャ語(スペイン)のカウントダウンがお気に入り❤

多様な声に耳をすませながら空を見上げ、そこに美しく広がる景色を堪能してみてください。
この人生で幾度となく見た青空が、きっといつもより特別なものに感じられるはずです。

シークエンス3 「人と未来の共鳴」

シークエンス3は、「人と未来の共鳴」がテーマです。来場者同士がつながり、共に世界に向き合うことで、より良い未来を描きます。

スロープの先に待っているのは、宮田裕章さん with EiM によるインスタレーション作品「Embracing Diversity 最大多様の最大幸福」。

高さ7mのキャノピーに沿って400本の繊細なワイヤーが張られ、それぞれにサンキャッチャーが取り付けられています。
よく見ると、ひとつとして同じ並びがないこの“不均質の集合”は、多様性の祝福を象徴しています。

まばゆい輝きに見とれてしまいます…✨

この日は晴天!自然光を浴びてキラキラと虹色の輝きが美しく広がっていました。
曇天や雨の日には霧と人工光のコントラストが幻想的な光景をつくり出し、その日や時間帯によって違う表情を見せてくれるアートです。

夜間も美しいです✨6月30日までは期間限定で夜の自由観覧を開催中!

ご参考:宮田裕章、EiM蜷川実花氏らが手掛けるアート「最大多様の最大幸福」 期間限定で夜の自由観覧を開始 | 大阪・関西万博 | 宮田裕章 シグネチャーパビリオン Better Co-Being


ここでは、パビリオン内の2つのグループが合流したときに、何かが起こります!
何が起こるかは、現地でのお楽しみに🌈

「Better Co-Being」パビリオンのアテンダントさんと📸
時間や場所に応じて多様に変化する太陽の光をインスピレーションに
デザインされたユニフォームが素敵です!

ご参考:
シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」YUIMA NAKAZATO・ゴールドウインが共同開発したアテンダントスタッフユニフォームを発表 | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト


エピローグ

3つのシークエンスを経た後、最後に私たちを待っているのは、大きな球体LEDの装置。

ここでは、その瞬間に集った来場者同士の体験と、周囲の環境データが重ね合わさり、未来のイメージを五感で感じる映像体験が創出されています。

わずかな時間の中で感じる刹那的な共鳴の体験を、未来への手がかりとして心に刻みました。

ご参考:
Better Co-being [シグネチャーパビリオン いのち響き合わせる]|宮田裕章
大阪・関西万博 | 宮田裕章 シグネチャーパビリオン Better Co-Being


「Better Co-Being」パビリオン体験者へのインタビュー!🎤

プライベートで大阪・関西万博に訪れたムラタ社員や、そのご家族にインタビューしました!

Q. 「Better Co-Being」パビリオンを体験した感想を教えてください!


泉州タオル×RFID技術の「会場で出会える“特別な一品”」を記念に!

「Better Co-Being」パビリオンの出口付近にある物販コーナーでは、ここでしか買えない限定品が販売されています🌟

そのうちのひとつ、『思い出を紡ぐ ピエクレックスRFIDタオル』は、泉州タオルの伝統技術と最先端のRFID技術を融合した体験型商品。

洗濯耐性のあるNFC対応タグを内蔵し、スマートフォンをかざすとスペシャルWEBコンテンツにアクセスができます。
さらに、『ふしぎな石ころ“echorb”』の非売品レプリカなどの特別なプレゼントが当たるかも?!

未来と伝統の融合を五感で体験できる新たなプロダクトを、ご来場の際はぜひチェックしてください✨

ご参考:大阪・関西万博で公式ユニフォーム提供と「泉州タオル×RFID」体験型プロダクトを発売開始 | ピエクエレックス公式
 

ふしぎな石ころ”echorb”とは?

ムラタ創業のきっかけとなった「ふしぎな石ころ」

今回の万博のために開発された「ふしぎな石ころ“echorb”」。
実は「ふしぎな石ころ」というネーミングは、ムラタが創業以来、製品の開発・生産のベース原料としているセラミックスが由来となっています。

はじめは電気を通さないただの焼き物でした。
そこに化学薬品を混ぜあわせ加工すると、電気を蓄える、電気を通すと振動するなど特性を持つようになる。

それらを創業者の村田昭は、親しみを込めて「ふしぎな石ころ」と名付けました。
以来、ムラタは時代の動きを受け止めながら、人々の夢を実現する電子部品を開発してきました。

創業者の人生をまとめた漫画のタイトルも、「不思議な石ころ」


ふしぎな石ころ”echorb”を支えるムラタの独自技術

ふしぎな石ころ”echorb”には、特殊な振動により脳にあたかも引っ張られたかのような錯覚を引き起こす3Dハプティクスをはじめ、位置を検知するLFアンテナ、アプリと連携させるために”echorb”の個体情報を認識するRFIDなど、多彩なムラタの技術を搭載しています。

これらの技術により、アプリに入力された情報を元に、”echorb”が体験者個人の嗜好に応じたお薦めスポットに誘うことが可能となります✨

ご参考:大阪・関西万博 ~ふしぎな石ころ"echorb"~| 村田製作所

バッテリーにもムラタ製のものを搭載しています。バックヤードでは、”echorb”の充電、機能チェック、外観チェックが毎日行われています。

充電中の”echorb”

また、”echorb”に体験者の鼓動を宿すことで、”echorb”を通して自身の鼓動を感じることができます。ここではムラタのミリ波レーダーセンサ、荷重センサを活用しています。

この技術は今後、交通事故防止のためのドライバーモニタリングや、車中の子ども置き去り検知などに活用が検討されています。

3Dハプティクス技術はゲームやイベントなどへの展開はもちろん、将来的には視覚障碍者の誘導などに活用することで社会課題の解決にも寄与することを目指しています。

関連記事:
大阪・関西万博 | 村田製作所 技術記事

みなさんもぜひ、ふしぎな石ころ“echorb”を通じて最先端技術に触れ、未来へ向けたムラタのチャレンジをご体感ください💎
 

“echorb”生産と、能登半島の復興への想い


ふしぎな石ころ”echorb”の生産は、石川県のハクイ村田製作所(以下:ハクイ村田)で行われました。
ハクイ村田は2024年1月に発生した能登半島地震によって被災した拠点のひとつです。
そのため”echorb”の生産の背景には、能登半島の復興への想いがありました。

ハクイ村田は23年10月から「大阪・関西万博プロジェクト」に参画。
試作準備の最中に能登半島地震があり、工場や従業員が被災。大きな不安に見舞われる中、社内外のたくさんの方々からお見舞いや支援、応援が寄せられました。

―地域の復興の象徴となることを目指そう。
そんな想いでハクイ村田の総力をあげてこのプロジェクトに取り組み、約4,000個の”echorb”を量産。無事に、大阪・関西万博に届けることができました。

復興のシンボルとして特別に制作された”echorb”
(左:金沢金箔、右:輪島漆器)

復興応援の願いを込めてつくられた”echorb”
能登半島から大阪へ、世界へ、そして未来へ。ふしぎな石ころを通じて、たくさんの想いが紡がれていきます。

2025年2月にハクイ村田で開催された、”echorb”の出荷式


“echorb”の生産を担った、ハクイ村田製作所のメンバーにインタビュー🎤

Q. ふしぎな石ころの生産に関わられていかがでしたか?

Q.生産に関して、印象的なエピソードがあれば教えてください!

さまざまな色の光を放つ“echorb”

Q. “echorb”と未来への想いを聞かせてください

ハクイ村田製作所について

設立:1967年4月
事業内容: 圧電セラミック部品およびセンサ商品の製造
従業員数:309名(2025年4月現在)
所在地:石川県羽咋市柳橋町柳橋52
ウェブサイト:https://corporate.murata.com/ja-jp/group/hakuimurata


ムラタが大阪・関西万博に協賛する理由

大阪・関西万博は、中長期視野に立ち未来の社会を描くことで、新たな技術・サービスやSDGs 達成の取り組みを加速させることを開催目的としています。

これは、ムラタがVision2030(長期構想)で掲げる「イノベーションで社会価値と経済価値の好循環を生み出し、豊かな社会の実現に貢献していく」というありたい姿と親和性が高いものです。

大阪・関西万博は「未来社会の実験場」と位置づけられています。
「社会をこう変えていきたい」そういった個々の心に宿る想いが集まれば、それがやがて大きな力となって、豊かな社会の実現へと繋がるでしょう。

「ふしぎな石ころ」をはじめとするムラタの提供技術は、関係者のポジティブな想いの結集により実現しました。
一人ひとりの想いが、驚きやワクワクを生む新たなイノベーションの創出につながっています。

「皆さんの心に火が灯る祭典にしたい」
ムラタは、そんな想いを胸にシグネチャーパビリオン“Better Co-Being” に協賛しています。

ご参考:スポンサード | 村田製作所


プロジェクトオーナーからのメッセージ

さいごに

今回のムラタのnoteはいかがでしたか?👀
きっとこの体験レポートだけでは想像がつかない方もいらっしゃるかと思います。
まさに、「百聞は『一触』に如かず」。ぜひ大阪・関西万博の「Better Co-Being」パビリオンにご来場いただき、未来を体感してみてください!

その時々によって得られる体験が変化する「Better Co-Being」パビリオン。
可能であれば複数回体験して、その違いを楽しんでもらうのもおすすめです✨

次回のムラタのnoteもお楽しみに!

©Expo 2025

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