20.私の日記【胸を張らずばシャクヤクの恥】
風が吹けば首を垂れ、雨が降れば倒れ伏す。
立てば芍薬。
そう詠われど、君そのものは這っている。
その花を一本切り取り、一輪に挿す。
なるほど、花は面を上げた。
死に向かう様は美しい。
だが土を知る程に己を誇ろう。
故に手を貸さぬ。
俯く様さえ気高いのだから。
風が吹けば首を垂れ、雨が降れば倒れ伏す。
立てば芍薬。
そう詠われど、君そのものは這っている。
その花を一本切り取り、一輪に挿す。
なるほど、花は面を上げた。
死に向かう様は美しい。
だが土を知る程に己を誇ろう。
故に手を貸さぬ。
俯く様さえ気高いのだから。