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11.私の日記【ドウダンツツジは咲く事を躊躇わない】

その花は、小さな釣鐘がたくさん実っているかのようだった。

花と知らなければ、気づいたのかさえわからない。


一つの木に、大勢の仲間たちと、まるで区別のつかない可憐さを競い合った。


小さな花たちは皆、同じ木に抱かれ、いつか種を作るだろう。

何一つ特別じゃなかった。

私を繋ぐ幸せは、いつも控えめに、この世界へ返っていく。

思いを受け取り、種は新しい世界を知ろうとする。


私たちは枝につかまり、誰かと風に泳ぐ。

枯れ落ち、未来に届くまで。



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