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【エッセイ】【音楽】ソーホーの雨の夜 ディラン、ポーグスを歌う

 「ボブ・ディラン ダブリン3days公演をザ・ポーグス『A Rainy Night in Soho』のカヴァーで締めくくる」という記事を目にして胸が熱くなったので、深く考えずにシェアし、ちゃっちゃと投稿します。

 ディランがこの名曲をライブで披露するのは2回目だそうですが、なんとファン録音の音源あり!ディランはシェイン・マガウアンの生前から、「私たちの最も愛するアーティストの一人」と、この“酔いどれ詩人”に最高の賛辞を送っていたようです。

当日のセットリスト!

 ディランの独特のアレンジで聴いて、ああ、この「A Rainy Night in Soho」は本当にいい曲だなとつくづく感じました。個人的にはシェインが作った最高の曲かなとも思います。特に歌詞の次の部分が好きです。

I'm not singing for the future
I'm not dreaming of the past
I'm not talking of the first time
I never think about the last

未来のために歌ったりはしない
過去のことなど夢みない
そもそもの初めのことなぞ語っちゃいない
自分の死に際なんて絶対に考えねえよ

『A Rainy Night in Soho』

 今、永遠のこの瞬間だけ、真理は酔っぱらいのくだの中にあり──。

 もうすぐクリスマス・シーズン、シェイン・マガウアンが作った最も有名な曲、「Fairytale of New York」をどこかで耳にすることもあるかと思います。以前、この最高のクリスマス・ソングについて論じた「ニューヨークのおとぎ話」というエッセイをnoteに公開しましたので、未見の方はついでにのぞいていただけましたら幸いです。この即席の駄文とは違い、一年越しのシェインへの追悼文です。

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橋本 健史 公開中の「林檎の味」を含む「カオルとカオリ」という連作小説をセルフ出版(ペーパーバック、電子書籍)しました。心に適うようでしたら、購入をご検討いただけますと幸いです。