退職は“半年後の私”に決めさせる。今すぐ辞めない選択をした理由
私が“今すぐ退職”を選べなかった本音
前回のnoteでは、コーチングを受けたことで「会社員をやめてもいい」と自分に許可を出せたことを書きました。
あの記事を書いたときは「もうこのまま会社員を続けるのは難しい」と思っていて、正直、退職の方向に気持ちが大きく傾いていました。
でも、じゃあ実際に“今すぐ辞める”か?と考えると、どうしても踏み切れなかったんです。
夫も「辞めていいよ」と言ってくれているし、周囲から止められているわけでもない。
環境的には退職しやすい状況なのに、なぜか決断できない。
――その理由を時間をかけて考え続けて、ようやく分かったことがありました。
それは、「逃げるように退職するのは、やっぱり違う」という思いでした。
プレイングマネージャーとして働くようになってから、私は育成と営業の両立に疲弊し、数字もチームのパフォーマンスも落ち込んでいました。
その状況からただ逃げるように辞めてしまったら、本当にスッキリできるのか?
ようやくチャンスを得たマネジメントを、たった半年で手放して後悔しないのか?
そんな思いが心の奥に消えずに残っていたんです。
結局、私は「退職はいずれする。でも、それは今なのか?」という問いから抜け出せずにいました。
そのとき、ふと気づいたんです。
「私が勝手に“変わらない”と思い込んでいるだけで、会社に相談もしていない。
だったら、辞める前に最後に相談してみてもいいのかも」
まずはこの状況を変える努力をしてみて、それでもダメなら退職を考えればいい。
そう思い、上司に正直な気持ちを伝えてみることにしました。
上司に打ち明けてみたら、想像と違う答えが返ってきた
毎週ある上司とのミーティング。そのとき思い切って、正直な気持ちを打ち明けました。
「プレイングマネージャーの両立がどうしても厳しい」
「どちらも中途半端な気がしている」
「マネジメントに集中した方がチームに貢献できると思う」
「正直、退職も考えたことがある」
最悪、退職になってもいい。
そう覚悟して、率直に思いを伝えました。
正直、どういう反応がくるのか分からなかったんです。
上司は頭から否定する人ではないし、尊重してくれるタイプ。
でもドライな部分もあるので、反応は読めませんでした。
……そして、私の話を最後まで聞いてくれた上司が言ったのは、意外な言葉でした。
「それなら、マネジメント専任にしよう。なんなら今月からでもいいよ。
残業はもともとしてほしいと思っていない。だから“この時間で絶対終える”と決めてやればいいと思う。」
その言葉を聞いた瞬間、胸の奥にずっと重くのしかかっていたものが少し和らいだ気がしました。
――退職するにしても、「やり切った」と思って辞めたい。
働くこと自体が嫌いではない私が、そう思えたことが救いでした。
「プレイングマネージャーの両立」ではなく、「マネジメント単体」で自分がどこまでできるか。
その結果を見てから判断すればいい。そう思えたんです。
さらに上司はこう続けました。
「あとはあなたが、仕事終わってから手放せるかどうかだよね。
PCをシャットダウンして、チャットも見ない。それができるかどうか。」
仕事が終わっても、チャットを見たり返信してしまう私のクセを知っている上司。
“残業なし”を実現できるかは、結局は私の気持ち次第だ――そう指摘されたように思いました。
今すぐ辞められなかったのは、後悔したくなかったから
今までnoteに書き綴ってきて、気持ちの整理をしていた私。
いずれ、会社員は5年以内には卒業したい。
そう目指している私でしたが、それでも、私は決断できませんでした。
色んな感情と向き合って、ようやく気付いた本音。
「逃げるように辞めたくない」「後悔したくない」――その思いが強くあったからです。
きっと、もしこのまま何もせず辞めてしまったら、あとから「あのとき、もう少しやってみればよかった」と思う気がしたのです。
だから私は考えました。
後悔しないためには、ただ迷い続けるのではなく、自分なりの“区切り”を決めることが必要なんじゃないかと。
退職は“半年後の私”に決めさせることにした
上司に打ち明けたことで、すぐにマネジメント専任に業務を移行できることになりました。
「1年後も今と変わらないかもしれない」――私はそう勝手に思い込んでいました。
でも、会社に相談したことで、少し道が開けた気がします。
今回学んだのは、決断する前に“最善を尽くしたかどうか”が大切だということ。
もし相談せずに退職していたら、きっと「あのとき、もう少しやってみればよかった」と後悔していたかもしれません。
退職を決める前に、相談できたこと。
それが、私の中でずっと残っていたモヤモヤを解消してくれました。
そして私は、子どもの卒園までの約半年をひとつの区切りにすることにしました。
この半年間は――
「マネジメント専念+残業なし」で働いてみる。
その結果を見てから、辞めるのか、続けるのかを判断する。
「やっぱり違う」と感じたら辞めればいい。
「まだできる」と思えたら続けてもいい。
そうやって答えを未来の自分に委ねると決めただけで、気持ちがずいぶん軽くなりました。
今すぐ結論を出さなくてもいい。
大事なのは、後悔しないために、自分で納得できる“区切り”を持つこと――そう思えたのです。
今、退職に迷っている人も、まずは自分なりの“区切り”を決めてみると、少し気持ちが楽になるかもしれません。
「今すぐじゃないけど、いずれは」退職を見据えて
私は「今すぐ辞めない選択」をしました。
まずは半年頑張ってみる。
その後の答えはまだわからない。
でも、いずれは会社員を卒業して、自分らしい働き方をつくっていきたい。
その思いは変わりません。
だからこそ、これから必要な準備やロードマップを考えていこうと思っています。
退職に迷っている人の中にも、「今すぐじゃないけど、いずれは」という気持ちを持っている方は多いはず。
私にとって半年という区切りができたことで、少し未来が見えやすくなりました。
会社員卒業に向けて、一歩ずつ準備をしていくことが大切なんだと思います。
まずはnoteを書きながら、YouTubeの更新も再開し、副業につなげていきたい。
そんなふうに、小さくてもできることから始めていきます。
▶︎こんな話が聞きたいなどのアイディアがあればぜひ頂けると嬉しいです!
一歩一歩ですが、少しずつ目指す未来に向けて、頑張りたいと思います。
退職に悩めるワーママの皆さんの少しでも参考になれば、嬉しいです。
