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「小さな声、小さな本 展」古民家カフェHAGISOで本と一緒においしい時間


ええ、それはもうしあわせな時間でした。

KAZENONE BOOKさん主催の
「小さな声、小さな声」展がはじまる木曜日にはちゃんと休みを取ってありました。

自分の作った小さなZINEがおじゃましている本のイベントが開催されているのは、いつか訪れたいと長いこと焦がれていた古民家カフェ「HAGISO」さんのギャラリーです。



1955年に建てられた木造アパート萩荘は愛され続けて
2013年に最小文化複合施設HAGISOに生まれかわった

台東区谷中3丁目
駅から5分ほど住宅街を歩いて到着
黒いおうち?
不思議と懐かしさを感じる佇まい

入口にはイベントの立て看板
モノクロと木の色合いが溶けあっている


“ひとりごとみたいなZINEをあつめました”
「小さな声、小さな本」展
初日です!


カフェの予約をしていなかったのだけれど
本当に運よく席がふたつだけ空いており
ランチをいただくことに
キッチンの方向を見渡せる席につく
ギャラリースペースは右側にあり
横を向けば本やZINEがすぐ隣りに
並んでいるのが見えて胸が高なる


黒板にはHAGISOさんの歴史のお話


本日のオーダー
定番のサバサンド

揚げたてのサバは分厚く中身はふっくら
外はこんがりサクッカリッといい音
パンの下の方には玉ねぎとビネガーの風味
粒マスタードのパンチもほどよく効いている
やはり定番はオススメ!


本日のデザート
季節のココナッツトロピカルパフェ

サバサンドのボリュームの満足感のあとでも
夏の鮮やかな赤白黄のフルーツカラーの誘惑
しっかり酸っぱくて甘くてミルキーで
ジェラートは驚きのおいしさ!


早く席を立ってギャラリーで本を見ればいいのに
いつまでも座ったまま
なぜだか動き難かった

大切に書いて紙や活字を選んで印刷して綴じた本たちが
壁やテーブルに1冊ずつ案内のコメントをつけて並ぶ
そんな空間が隣りにあることをただ味わっていたかった
オリジナルブレンドのコーヒーの柔らかな酸味と共に


ギャラリーは吹き抜けになっていて
高い高い天井の窓から
明るい日が差し込む


1冊ずつ手に取って
じっくりゆっくり
本の声を聴いてみる


やさしい光の中
小さな絵本が
ありました
うれしい♡


カフェでずいぶん長居をしてからようやくギャラリーへ。
1冊ずつ見ていたらいつの間にかおやつの時間が近づくくらい、ゆっくり過ごしていました。

けれどもコーヒーを飲みながら、いったいこの場所に自分のZINEを送り出してよかったのだろうかと迷う気持ちになっていました。
どのZINEも、それぞれの個性が映し出されている魅力的な本ばかりでした。

カフェの居心地があまりにもよくて、同じお店の中にあるギャラリーが遠くて高いところにあるステージのように感じられたのかもしれません。
ただ小さな本をぶらさげてもらっているだけなのに、子どもの頃のピアノの発表会の緊張を思い出しました。
描いたのは自分です、なんて誰にも言わないのに、紙に印刷したものを手で触れてページをめくってもらうということがこんなに生々しく感じられるとは思いませんでした。

ピアノも上手に弾こうと欲ばると緊張するものですから、これからもうれしい楽しいと感じたように描き、伝えたい表したいことを丁寧に絵や言葉にしていこうと思います。

名乗らずに帰ろうかとも思いましたが、お会計のときにKAZENONE BOOK店主の櫻井さんとくまのマフィンとして少しお話しました。
鈴の鳴るような軽やかな声と笑顔がかわいらしい方で、小さな絵本のZINEについて「静かなところでそっとひとりで開いてほしい」と思ってくださって、壁のいちばん左下のすみっこにあえて展示したのだと教えていただきました。
「はい、ベストポジションだと思います!」
と本気でお伝えしました。
学校の教室でも窓際のいちばん後ろのはじっこの席が好きでしたから。


帰り道に風に揺れるジェラートに誘われる


木金土日だけオープンの
assatteのクレープ
に寄り道


本日のおやつ
シュガーバターのクレープ

assatteのジェラートは
実はHAGISOの姉妹ブランドで
パフェでも味わったとびきりの味
セットでつけたのは
キウイバナナのジェラート




お迎えした本たち


✳︎夜明け前、一番星を見つけて
KAZENONE BOOK店主 櫻井朝子さんによる1冊目のZINE
✳︎promise
 noteでフォローさせていただいている小川葵さんのZINE
✳︎空き箱
ひと目惚れです。詩と写真が別の人のものなのにこんなにも融合している世界、思わず連れて帰りました♡
✳︎詩と散策
noteで愛読している夏樹さんの記事で知って以来ずっと探していたのですが、今回選書されていてようやく出会うことができました。


3冊が白い表紙で、そのうち2冊はタイトルの文字が白地に銀色なのです。
その色は角度によってはきらりと瞬く星のようにも見え、ぎゅっと押されて印刷された活字の微かな凹みも、なんて美しいのでしょう。
こんな表紙に似合うページを描ける日がいつか来るように。
次のZINEを作りはじめよう、と思いました。

お腹と心が満たされると気持ちがちょっとだけ強くなって、自分のしあわせに向かってゆく元気が出るようです。
HAGISOのカフェとギャラリーで、おいしいたべものと本の時間はいかがですか。








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くまのマフィン ここまでお読みいただきありがとうございました。 思いのカケラが届きますように。