【家電修理記録6】骨伝導ワイヤレスイヤホン
今回は家電修理です。
今回の修理依頼物
知人に無償修理をやっているという話をしたところ、「期待してないけど(笑)、直るなら」と託されたモノです。
普段よく会う知人なので、送料はゼロ円確定。うまくいけば修理費もゼロ円の可能性がありますw
託されたものは骨伝導タイプのワイヤレスイヤホンです。
今となってはちょっと懐かしい、マイクロUSBで充電するタイプですが、マイク機能もありリモート会議でも使えるモノです。

症状
片方のスピーカだけ音が出ないという症状で、それ以外は正常です。電池のもちも悪くないので、捨てるには忍びないくらい元気な個体です。
分解開始
家電修理4(番外編)のリモコン同様、ネジ一つなく、容易に分解はできません。
ただ、幸いなことに防水仕様ではないため、筐体の爪で嵌めあっているだけで、爪を折る覚悟で開ければ開けられそうです。
気合一発、無理やり分解したのですが、幸運なことに爪は折れずに開きました。運がイイというか、そもそも、左右のイヤホンがそれなりの固さのワイヤーのような配線で繋がっているため、樹脂自体に柔軟性がありました。塩ビ系かABSでも柔らかい種類の樹脂ぽいです。
分解したら、原因は一目瞭然。配線が切れていました。

この手の製品ではよくある、導線が極細で被覆が極めて薄いポリウレタン被膜線だと思います。
極細の導線は総称としてエナメル線といわれることが多いですが、ポリウレタン被膜、ポリエステル被膜、ポリアミド被膜など、通常の導線と被覆の種類は違うものの被膜の種類が意外と多いです。
前記の3種の極細線のうちポリウレタン被膜だけがはんだての熱で被膜が溶けます。溶かしたはんだを当ててみてはんだ付けが出来るようなら、ポリウレタン被膜の可能性が高いです。
今回は熱で溶けたので、多分、ポリウレタン被膜。
修理開始
ご丁寧に基板のシルクにSPK+とSPKーの表記があります。
切れている方の赤い線は高い確率でSPK+だと思われるので、はんだ付けする前に手でピッと当ててみたら、スピーカから音がでます♬
もう、原因確定です!!
はんだ付して、修理完了。今回は完全に費用ゼロ円ですw

分解に手間取らなかったため、修理時間は過去最短の10分足らず。片方だけ音がでないってことなので、配線不良(断線)を疑っていたんですが、予想もあたり、修理も簡単に終わりました。
このはんだ付けした部分には銅箔のようなシールというかカバーを貼るようになっていたのですが、ショートしてよい訳がないので、念のためショート防止でビニールテープで絶縁の養生をしてから、樹脂のカバーを元に戻しました。今回はリモコンの時とは違い、傷らしい傷もなく、元通りになりました。
念のため、マイク機能も確認しましたが、問題なしでした。
最後に
今回は修理は幸運なことに、簡単に終わりました。
もし、防水タイプ製品だと、カバー等を外す際に、必ずと言っていいほど接着部分を剥離させる必要があります。剥離させると、原型をとどめないくらい悲惨なことになり得ますが、その点ではラッキーでした。
ネジ止めされてないと傷つけずに分解できない事の方が多いのは間違いないのですが、非防水の製品なら何とかなるケースもありそうですね、勉強になりました。
知人は新品をもう購入したと言っていたので、修理したものの使われないかもしれませんが、スペア機にくらいはなるでしょうw
***
最後までお読みいただきありがとうございます!
コメントなど頂ければ幸いです。
趣味と実益を兼ねようと、家電修理をしています。今はまだ修行ということで、無償で対応します。修理して欲しいものを募集中です。第3回の修理の状況はこちらに。
ご応募は下記HP内に記載のメール、NOTEの「クリエイターへのお問い合わせ」、X(旧twitter)@rilp1eYxYyIeYCZのいずれかに、お願いします。
いいなと思ったら応援しよう!
応援、よろしくお願いします。
無償家電の費用に充てたいと思っています😊