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【第2回】ADHD傾向×教員仕事術|「TODOリストでフリーズする私のタスク管理術」

こんにちは。モヤモヤの途中です。
ADHD傾向教員の仕事術シリーズ第2回です。

第1回はこちらです。

「教員はブラック」とよく言われますが、それも無理はないと感じます。若手の頃は、教材準備が主な業務でしたが、年次が上がるごとに仕事の種類も責任も激増。

これまでの働き方を続けていたら、体を壊すか燃え尽きる──そんな危機感から、最近は本気でタスク管理に取り組んでいます。

また、実は私は、ADHD傾向があります。

・ワーキングメモリーが弱くて忘れやすい
・先延ばし癖がある
・過集中になると周りが見えない
・時間の見積もりが甘い

そんな特性と格闘しながら、どうにか日々を回すために、
この記事では、私が実践している管理方法と、同じような困りごとを抱える方に向けた工夫をご紹介します。



私の抱えていた3つの問題

教員として日々働く中で、私が特に悩んでいたのは以下の3点です。


① ワーキングメモリーの弱さ

「忘れたらどうしよう…」という不安から、

・今すぐやらないと忘れる
・やる気がある今のうちにやっておこう


と、常に気が逸れてしまう。

特に、自分ひとりで進める授業準備は後回しにしがちで、毎晩遅くまで作業するのが習慣になっていました。


② 優先順位がつけられない

タスクを書き出すと…

・ワークシート作成
・小テストの採点
・プリントの印刷
・行事の資料作成
 などなど。

全部大事そうに見えて、どれから手をつけて良いか分からずフリーズ。

中途半端に終わるのが怖くて手がつけられない、ということも多くありました。


③ 時間の見積もりが甘い

ADHD傾向の特徴に「時間感覚のズレ」もあります。「これならすぐ終わるだろう」と思っても…

・意外と時間がかかる
・誰かに確認が必要で中断
・他人の一言で方向修正が必要に
・授業準備にこだわりすぎて時間超過


と、完璧主義や過集中で予定がどんどん押してしまうのが日常でした。


私の解決策 タスクは外へ出す

外部メモリに頼る:Notion×カレンダー管理

私は現在、NotionとNotionカレンダーを使って、タスクと時間の管理を行っています。

・時間割を週ごとにカレンダーへ入力
・空き時間に「50分で終わるタスク」を1つずつ割り当て
・タスクは細かいサブタスクに分けておく


例:
「ワークシート作成」→
・25分:おもて面
・25分:うら面

細かく分けることで、完璧主義を抑え、過集中を防ぐことができます。

また、タスクをあらかじめ決めておくことで「どれからやるか…」と悩む時間がなくなり、脳のメモリ節約にもなります。

そして、忘れっぽさ対策に、NotionとNotionカレンダーを活用しています。

・家にいて「あっ!」と思い出したタスクは、すぐアプリに登録
・朝イチにNotionカレンダーを確認し、その日の進捗調整と入れ替えを行う


「脳内メモリでは管理しない」と決めるだけで、安心感が全然違います。


タスクの優先順位は「締切」と「他人」

私はタスクの優先順位を

①締切の近さ
②他人が関わっているかどうか


の2軸で判断しています。

とくに他人が関わっている仕事は、自分だけの都合で遅らせると迷惑になるため、早めに済ませるよう心がけています。

また、いままでは忘れる前にやらなきゃと焦っていましたが、カレンダーに登録した通りに進めれば大丈夫という安心感が生まれます。


時間割ベースで一日を設計


1日の時間割に「授業」以外の空きコマも含めて、タスクを割り当てます。

例:
1時間目:授業
2時間目:出欠整理・入力・電話対応、ワークシート作り(おもて)
3時間目:授業
4時間目:ワークシート作り(うら)、小テスト採点
5〜6時間目:授業
放課後:行事準備・打ち合わせ、部活指導

いつどの作業をやるのか、あらかじめ決まっていれば自分は動けるということに気づき、いまこの方法に落ち着いています。

今までは授業の空きコマは「何をやろうかな……、とりあえずコーヒー飲むか。うーん、ワークシート作らなきゃだけどあと30分しかないからな……、あ、授業のプリント印刷してない!あと5分で、次の授業始まる?!やばい!」みたいな、終わりの仕事術でした(反省)
最近は、部活がなければ大体17時〜17時半には帰れるようになってきました。


見積もりのズレは“バッファ”でカバー


ちょっと考えなければならないのが、
プリンターの紙詰まりや、突然の来客・質問、想定外の確認事項──

そんなイレギュラーのことです。

そのため、カレンダーには

・少し余裕を持った配分
・ギリギリでなく、数日前に終わらせる設計


を意識しています。70〜80%で取り組み、イレギュラーに対応できるようにしたいです。難しいですが。


「全てに真面目」は危険。頼れるところは頼ろう


限界まで真面目にやろうとすれば、どこかで必ず破綻します。
業務過多の教員にとって大切なのは、すべてを一人で抱え込まないこと。

・生徒にできる作業は任せる
・周囲に助けを求める
・完璧でなく「十分」を目指す


自分を追い詰めすぎず、「続けられる働き方」を意識することが、何よりも大事です。


最後に

3年前に現在の勤務校に転勤し、とても落ち着いた学校なため、割と余裕を持って働けていることも大きな要因です。

前任校のように、朝、昼、放課後の立番、見回り、授業をふける生徒の捜索に、騒ぐ生徒の指導、ゴミ拾い(窓からゴミを捨てる生徒がいました)など、落ち着いて座って仕事することがなかなかできない学校もあります。

環境要因も大きいですし、立場によっても業務量は異なります。

ただ、自分自身を守ることができるのは自分しかいないのです。ADHD傾向のある方は特に「自分ができないのは、努力不足ではなく、特性による困難なんだ」と知って欲しいです。

私のようなADHD傾向教員には普通のタスク管理は向いてません。

発達特性の原因、自分の弱さをカバーできるようにアレンジが必要になってきます。私がうまくいった方法がみなさんにも当てはまるとは限りませんが、もしピンとくるものがあれば取り入れてみてください。

同じように、

・ADHD傾向がある
・忘れっぽい
・優先順位が苦手
・時間の見積もりが甘い


といった悩みを抱える教員の方にとって、この記事がヒントになれば嬉しいです。共感した方は、スキ・コメントで教えてもらえると励みになります!

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