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高卒ホワイトカラー採用が熱い!

こんにちは。合同会社マルセロ 代表の駒瀬です。経営者、事業責任者に対する事業及びマーケティングの伴走コンサルティング、壁打ち、月額制顧問等のサービスを提供しています。

本日、Sales Markerさん主催のセミナーに参加しました。

ゲストの株式会社ジンジブさんについては、予備知識ゼロの状態で参加したのですが、大きな衝撃を受けました。

同社のメイン事業はジョブドラフトという高校生の就職支援サービス。

新田CFOが、「高卒採用と言うと、まだまだブルカラーが主体で、ホワイトカラー採用を増やしていきたい」というメッセージが激しく刺さりました。

そう、「そもそも大卒である必要って何だっけ?」という今まで考えたことのないテーマに私の脳みそが反応しフル回転。

以下、私の脳内に巡った思考を忘れないうちに記しておきます。

1.時代の変化

  • 人口減による採用難。究極の売り手市場で大卒の求人倍率は9倍。初任給30万円出さないと獲得できない。中小企業にとっては難易度MAX。

  • 「大手企業に入れば勝ち確。定年までの人生が保証され、多額の退職金をもらい老後も安泰」という神話の崩壊→大手企業に入る為に一流大学に入るというロジックも崩壊。

  • 大学生の55%が奨学金という借金を背負っての社会人スタート。平均借入額は300万円。

  • 首都圏で小学4年生から私立大学卒業までにかかる教育費は、理系で約2,000万円以上、文系でも約1,700万円以上。塾代、私立中高の学費、私立大学の学費の合計。(東京都の私立高校無償化は考慮せず)→物価高の影響もあり、家計への負担が増加。

  • AIの普及で知識の価値が相対的に低下。課題設定力、問題解決力、柔軟性、適応力、人間性等が求められる→詰め込み教育で選抜された大学生の優位性の消滅

2.企業における高卒採用のメリット

  • 特に大卒採用で苦戦を強いられる中小企業において、下位層の大卒を採用する代わりに、上位層の高卒を採用し、企業内教育を通じて育成。結果、早期戦力化が図れる。

  • 高卒採用市場は、競合が激しくないので、先行者優位を享受できる。

  • 平均年齢が下がり、平均賃金も安く抑えられる。一方、優秀な高卒に対しては、大卒並みの報酬を支払うことで離職防止策を打てる(打ち手が増える)。

3.求職者(高校生)のメリット

  • いち早く社会に出ることで、AI時代に必要な職業スキルを習得可能。

  • 現状はボーナスタイムであり、企業から手厚い教育が受けられる。

  • 借金を背負ったスタートを回避→30歳過ぎに社会人大学で学ぶ方が遥かに経済的リスクが低い。

4.求職者の親のメリット

  • 大学費用のみならず、中学受験や塾代も不要になり経済的負荷が大幅に軽減される。

  • AI時代に求められる行動力、キャプテンシップ、思考の柔軟性、人間力等を磨くことに時間とお金を投資できる。

  • 子供と過ごす時間や体験を増やすことで、生活の質が向上する。

こうした様々な面から、「ホワイトカラー高卒採用」を加速させる条件が整っているのではと感じました。

最大の障壁は「大学に行かなければ成功できない」という固定観念の打破。

これに関しては、地道な啓発活動が必要と考えます。

1.ビジネス界における高卒成功者からの発信

  • 「高卒でも成功できる」という説得材料として機能。

  • 似鳥昭雄氏(ニトリホールディングス創業者)、澤田秀雄氏(エイチ・アイ・エス創業者)、大山健太郎氏(アイリスオーヤマ創業者)、秋元康氏(作詞家、音楽プロデューサー)、鴨頭嘉人氏(実業家、講演家)等。

2.株式会社ジンジブの代表及び幹部のメディア露出

  • インタビューや討論会等、メディアに出まくり高卒採用をブームアップ。

  • プレスリリースやリサーチリリースを活用した戦略PRの実践。

3.ビジネス動画メディアPIVOTを核にした広告展開

  • PIVOTのリーチ、影響力を活用して高卒採用の重要性を時代背景とセットで伝える。佐々木さん、野嶋さん等のMCを通じて伝えることで、客観性が担保される。

  • PIVOTのオプションメニュー、タクシー広告+エレベーター広告を実施し、経営幹部に対する啓発活動を展開。

4.高校生及び親に向けたエモーショナルな動画広告を展開

・TikTok、YouTubeショート、インスタリール等を通じてエモーショナルな動画広告を配信し、「OSのアップデート」を仕掛ける。

5.人間力強化を掲げるオールタナティブスクールと提携

  • 「大学受験より、もっと大切なことがある」というメッセージをオルタナスクールと組んで発信。例:FC今治高校、神山まるごと高専、軽井沢風越学園等

田岡凌さんの「急成長企業だけが実践するカテゴリー戦略」を教科書として、「ホワイトカラー高卒採用」というカテゴリーを創造し、株式会社ジンジブはカテゴリーリーダーとして恩恵を享受する。

そんなストーリーがフィットしそうな案件と感じました。

取り急ぎ、備忘録を兼ねて。まだ、かなり粒度が粗いので、もう少し時間をかけて考えていきたいと思います。

「ジンジブ」にキャリア教育開発部の次長として入社(転職記)

<追記(9/13)>

昨日(9/12)時点で「高卒ホワイトカラー採用」で検索すると、本記事がまさかの2位表示でした(除く広告)。まずは、私の記事が1ページ目に表示されなくなることを目標に、盛り上げていく必要がありそうです。


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駒瀬元洋 | ひとりで決めている人の、思考の伴走者 いつもお読み頂きありがとうございます。サポート励みになります。皆さまとの交流をどんどん広げていければと思います。