組み立ては良好だったんだが:百年構想リーグWEST-A vs カターレ富山【ツエーゲン金沢ざっと見】
前半14分から35分までの20分間を除けば、今季ベスト級の試合内容だったと思います。その20分間でスコアを動かされたわけですが。難度の高いシュートを決めてくるあたり、さすがの上位カテゴリでした。
大山啓輔パイルダー・オン(1週間ぶり2回目)
お互い前節からメンバー8人を入れ替えて臨んだダービーで、金沢の攻撃はバリエーション豊富でした。オフサイドになったけど白輪地啓大のシュート、ブワニカ啓太の裏抜け、鈴木遼のクロスなど、中央もサイドも使っていて見ごたえたっぷり。
これらの攻撃でだいたい起点になっていたのが大山啓輔でした。フリーキックも裏へのパスも上手なんですよね。62分には自らエリア内へ切り込んで惜しい場面を作ってました。
同じようなパスを村田迅あたりも出せるようになると攻めの手数が増えそうです。

少ない手数で決めるのが上位
カターレ富山は前回ダービーで金沢に負けたのを最後にここまで6勝+1PK勝、さすがの勝ち慣れているチームらしい試合ぶりでした。金沢としては高い位置でボールを奪われた上に、濡れたピッチで足を取られた選手もおり、亀田歩夢のシュートがうまかったとはいえ少々くやしい失点でした。
後半にはパトリックや富山の選手も足を取られていたので、この日の金沢ホーム側ペナルティエリアはだいぶすべりやすかったように見えます。

富山は勢いが落ちた後半にも鄭又榮のプレースキックなど少ない手数で決定機を作っており、上位カテゴリのチームらしい試合巧者でした。白井裕人のおかげでなんとかなった場面も多いですからね。
安達亮監督によると連戦の疲れもあるようで、この日程はどのチームにとっても大変なようです。来年のこの時期はシーズン終盤ということで、昇格・残留のかかる時期に連戦が入ることがほぼ確定です。大変だ。
みんな違って、みんな惜しい
ラストシュートが惜しくも枠に飛ばなかった大山を筆頭に、攻めの選手は皆良かったですね。白輪地の裏抜けはだいぶ効いていましたし、ブワニカ啓太はポストでも突破でもいいところ見せましたし、後半からシャドーで出場した村田航一も位置取りが絶妙でした。
まあ白輪地はオフサイド、ブワニカは1対1シュートが枠に飛ばない、村田はシュートがミートしない、と惜しい場面揃いでした。
それでもJ2相手にこれだけ質の良いサッカーをできたのは自信になるでしょう。良い試合でした。
前回対戦は子どもの喧嘩みたいでしたが、今日はイチサッカーファンが喜べるような試合ができたんじゃないかと思います。

次の試合
明日5月6日(水)にはホームで愛媛FCと対戦です。3月まではガタガタでしたが4月からの成績は5勝1敗、前節は徳島ヴォルティスを6-0でズタズタにしています。名将・大木武監督らしい攻撃的なチームがようやく仕上がってきた印象ですね。
愛媛は中3日、金沢は中2日での厳しい日程ですが、ホームの利を活かして勝ちたいものです。
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