孤独に於ける考え方と、ダイエットに於ける孤独。
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ザリガニの鳴くところ
ディーリア・オーエンズ
海外文学に触れる機会が、久しぶりに訪れた。
どうして、このタイミングでなどと考え読書するのも好きである。
著者は、動物学者。
物語を通して、一貫して孤独に対しての訴えを綴っているように思う。
1人の女性の一生の孤独を描く相対に、人間社会とは違う。自然界の生き物、植物等の人との調和を描いているように考える。
本来、人間は生き物と違い、感情、思想、思考を持ち合わせて生きているため、対話し、感じ取り、寄り添って生きる筈なのだが、この物語は人間の残酷さを歴史と紐付けて訴えている。
反対に、自然に対する考え方、四季の織り混ぜ方などが感情、意思などがない筈の生き物達の方が美しく、見事に調和が取れているように思える。
主人公は、生き物の繁殖行為における生存競争、本能からくる騙しあいに自己投影していき、極めて冷静に命について、客観的に考える事で孤独そのものの寂しさから逃れようとしている。
本来、孤独と孤独の成り立ちで育まれている自然の方が、人間よりも遥かに素晴らしく支えあっているように思えてしまう。
これは、自然に対して尊敬している事を文章からまざまざと教えられる。
この辺の私の感情は、物語の主旨とは違うように思うのだが、主人公が孤独と本当の意味で別れられたのかどうかは、
最後まで孤独と戦った主人公が、それでも何かで誰かと繋がっていたいと、そうありたいと残した希望だったのだろうと最後の展開で私は感じた。
生きる事の自然。死ぬことの不自然は、人間が考えなくてはならない事である。
それが、人間社会で通用しなくても。
本書に於ける感想を時系列にとても素敵に考察してくれている記事があったのでオススメします。
ネタバレ含みますので読了後に読むと倍楽しめます。
よくぞこういう風に読み解けるなぁ。と思うところです。
そして、私も本題へ進む。
思えば私も、孤独なダイエットをずっとしてきた。
周りの冷めきった視線を受け入れながら。
ダイエットしてるなんて、無理無理。
40で筋トレして何になるの、無理無理。
自撮りばっかりして、無理無理。
そもそも、筋トレ、生き物、読書しかしてないよあの人。本当に仕事してるの。
と、大多数の意見が、そっちに一致して飲み込まれそうだった。
孤独のあまり挫折しそうだった。
そんな時、私は右下がりのグラフと、体重計が指し示す数字に私の孤独と数字の孤独が調和して希望を見出だしてダイエットに成功した。
12㎏減。いいですか。
もう一度言います。
12㎏減。褒めていいですよ。
人間は、孤独を力に変えるべく、意思と感情を捨てなければ無限の可能性を秘めている生き物なのである。
少なくとも、この本を読んだ私は著者の意図をそう汲んだ。
ただし、どんなに痩せようともイケメンになるわけでもなく、優秀な雄と判断されるワケでもない。そこはまた、人間特有の感情、意思が反映されるから厄介である。
なんのはなしですか
人間の男女にも生存競争があるので、私の場合は、上手く騙してキレイに魅せて生き延びるしかないのである。
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