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from 図書館返却本棚 その34 「小商いのはじめかた」監修:伊藤洋志 著:風来堂 後編

はい。ということで前回からの続きです。





第3章 遊び心がビジネスを生む


コラム:「役に立つ」だけでない商いの考え方

役に立つだけが商売の種じゃない。
自分が楽しいと思えることをしていたら、なぜかそれが小商いになったということもよくあるそうです。

だから「小商い」をやろうと気合を入れるのではなく、まずは自分の遊びとしてなにかやってみるという姿勢がいいわけです。
そして遊びが次の遊びを呼び、小商いになってまたそれが小商いを呼ぶ……。

そんな「楽しそう」しか無い連鎖反応が期待できるのが遊び心のいいところ。


例3 好きだった音楽と料理の融合

ここでは料理レシピをライムにするラッパーが登場。
この一文だけでなんだか勝利確定のような気がしてきます。
(そういえば昔、受験知識をラップにする人いましたね)

「アイデアとは既存の要素の組み合わせに過ぎない」

という有名な一文がありますが、この場合もまさにそれ。

よく考えれば、レシピを知りたいときには検索して動画を見るなりしたほうが早いわけですが、それをわざわざラップにするというのは遊び心以外の何物でもありません。
だから楽しそう。
私もなにかラップにしてみたい気がムラムラしてきました。

第4章 既存のモノに価値を見出す


章の解説:価値提案型の小商いの勘所とは


昔はありふれていたものが、時代が変わって廃れていきます。
でもある日思わぬ形で現代にリバイバルする。

こんなことがよくあります。
そしてこれは小商いに通じます。

それを見つけるには、なにか古いものを見つけたらそれを自分で使ってみることだそうです。
そしてちょっとだけやり方を変えてみる。

そう思うと、素材はそこら中に落ちていることに気が付きます。
ポイントはやはりここでも「遊び心」でしょう。

真面目に「これはなにか商売に繋がらないか」などと考えているのは「小商い」や「ライフスタイル起業」にはそぐわないと思います。

例4 ブログから実店舗へ


故郷フランスに日本の弁当箱を紹介するブログを書いていたら、いつのまにかそれが通販事業になったフランス人が登場。

とにかくブログは楽しかったから続けていたそうです。
そうしていたところ、ある日ふと「フランス人に日本の弁当箱がネットで売れるのでは?」とひらめいたとのこと。

やはり楽しさや遊び心から始まっています。


第5章 地域の中に役割りを見つける


章の解説:地の利を活かせば商いを見つけやすい


学校のすぐ側に駄菓子屋がある、というのがその例だそうですが、今どきはどうなんでしょうね?

それはさておき、ポイントは地の利から小商いが生まれるということ。
その土地にしか無いものが見つかれば最高です。

こんなパワーセンテンスも見つかりました。

地の利を活かす力を身につければ、だいたいどんな環境でも仕事は作れる。

ここでも、古いもののリバイバルネタを探すのと同様に、観察力が必要になってきます。
そしてやはり遊び心、すなわち「なにかおもしろいものないかな?」という感性が重要になってくるでしょう。

例5 SNS×行商 新旧交わる移動販売


Xで場所を告知して、その場所に自分で焼いたケーキを載せたカーゴバイクで現れる。
そんなSNS&行商をしている人が紹介されます。
売っているケーキも、オーガニックな無添加アメリカンケーキ。
これも独創的ですね。

ただしオーガニックなだけに原価が高く、あまり利益はないとのこと。
それでも最初は「楽しいから」続けられたそうです。
そして最近ではカフェもオープンさせ、移動販売との相乗効果で商売を継続できているとのこと。

やはりとにかく「楽しいからやってみた」が最強なのは間違いないようです。


まとめ


なんども書いてますが、

楽しいからやってたらなんか小商いになってた

が全て。

その中に、お裾分け的な気分でやるのか、古いものの新しい使い方を見つけたらからやるのか、この地にしか無いものがあったからやるのか、という具体的なはじめ方があります。

そして楽しいの範囲を超えないように、最初にあまり大きな投資はしない、そしてある程度食えるようになったら大きな成長は狙わないという、基本理念があります。

実に見事に「ライフスタイル起業」とリンクした内容の本でした。

偶然図書館でこの本に出会えた幸運に感謝します。

あとは私がなにか行動を起こす番ですね。
それが問題なんですが(-_-;)

でも楽しさの範囲を逸脱しない程度に、いろいろ試していこうと思います。




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