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【大人の勉強】 勉強する時間はある! 後編

はい。前回からの続きです。



4. 「隙間時間」を最強の教室に変える準備力


机に向かう時間だけが勉強時間ではありません。
忙しい大人にとって最大の味方は「隙間時間(スキマ時間)」です。
通勤電車の中、レジ待ちの行列、お風呂が沸くまでの数分間、これらをすべて学びに変えるのです。

しかし、隙間時間を活用するには「準備」が9割です。
いざ隙間時間ができたときに「さて、何をしようかな」「本はどこだっけ」と探していては、あっという間に時間は過ぎ去ります。

ここで強く推奨したいのが、もしどちらも存在するのならば


テキスト類は、紙の書籍版と電子版を両方買う


という投資です。
「同じ本を2冊買うなんてもったいない」と思われるかもしれません。
しかし、これは「時間への投資」であり、学ぶ機会を逃さないための保険です。

自宅の机やソファには紙の本を置いておき、じっくりと書き込みながら読む。
一方、外出先ではスマートフォンやタブレットに入れた電子版をサッと開く。
こうすれば、重い本を持ち歩く必要もなく、満員電車の中でも片手で勉強を継続できます。
「いつでもどこでも続きが読める」という環境を作ることが、学習のハードルを劇的に下げてくれます。

数千円の出費で、年間数百時間の学習時間が買えると思えば、安いものです。


手が塞がっている時間は「耳学問」の出番


通勤の徒歩移動中、車の運転中、食器洗い中、洗濯物を畳んでいる時間。
これらは目と手は忙しいですが、耳は暇をしています。
オーディオブックでビジネス書を聞いたり、YouTubeの解説動画を音声だけで流したりすることで、生活のあらゆる場面が教室に変わります。

その意味でスマホ&ワイヤレスイヤホンは、現代の「どこでもドア」ならぬ「どこでも教室」なのです。



5. 週末の「まとまった時間」の正しい使い道


平日は「隙間時間の積み重ね」と「30分の継続」で知識をインプットし、維持する。では、週末や休日にまとまった時間が取れるときは、何をすべきでしょうか。

ここでこそ、平日にはできない「深める学び」や「体験する学び」を取り入れましょう。

もし資格試験を目指しているなら、週末は時間を計って過去問を解くなどの「アウトプット」に充てるのが最適です。
試験本番と同じ集中力を使う作業は、細切れの時間では難しいからです。

当然のことですが、本番試験がペーパー試験だったら、過去問は印刷したものを使いましょう。
電子書籍派の私でも、これだけは流石に紙派です。


教養を深めるのが目的なら、平日読んだ本の中で気になったテーマについて、さらに別の専門書を読み込んだり、関連する映画を見たりして、知識の根を深く張る作業に使いましょう。

また、机を離れて外に出るのも素晴らしい週末の過ごし方です。
美術史を学んでいるなら美術館へ行き、本物を鑑賞する。
歴史を学んでいるなら史跡を訪ねてみる。
経済やテクノロジーのセミナーに参加して、生の空気に触れる。

こうした「実体験型の学び」は、書物で得た知識に色彩と感情を与え、記憶を強固なものにします。

平日はコツコツと知識を貯金し、週末はそれを運用して豊かな体験に変える


このリズムができれば、勉強は苦行ではなく、週末を待ち遠しくさせる最高の趣味になります。

ポイントはとにかく平日だろうが週末だろうが、なにかしら毎日やること。
なぜならばその方が楽で楽しいから、です。

とはいっても「絶対」ではありません。
サボっちゃった日があっても、次の日にしれっと復帰すればOK。
それくらいの緩い「毎日」で大丈夫です。



おわりに:自己投資という「贅沢」


ここまで、時間の作り方と使い方についてお話ししてきました。
難しいこと、厳しいこともあったかもしれませんが、これらはすべて「自分自身への期待」があってこそできることです。

どうでもいい相手のために時間を工面する人はいません。
あなたが自分のために勉強時間を作ろうと足掻くのは、あなたが「自分はもっと成長できる」「新しい景色を見ることができる」と、自分自身を信じているからです。

忙しい日常の中で、自分の知的好奇心を満たすためだけの時間を確保する。
それは、大人の私たちに許された、最も贅沢で、最もリターンの大きい投資です。

今日から、まずは1日15分。
スマホを置いたその手で、本を開いてみてください。
あるいはSNSや動画の誘惑を少しだけ断ち切り、電子書籍リーダーを立ち上げてください。
(私は電書アプリの常時起動をおすすめします)

その小さな時間の断捨離が、数年後のあなたを全く違う場所へと連れて行ってくれるはずです。


さて、時間を確保する目処が立ちました。
次回は、その時間を使って「具体的に何を学ぶべきか?」について考えたいとおもいます。

英語? プログラミング? それとも歴史?
あなたの人生を輝かせる「テーマ選びの戦略」について、深掘りしていきましょう。



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