from 図書館返却本棚 その30 「丁寧道」 武田双雲
毎度おなじみ、図書館の返却本コーナーから目についた本、それもなるべく普段読まない系の本を手にとって、図書館の勉強コーナーで読みながら同時に感想を書くという無茶なシリーズ、その第30段でございます。
その30!?
本当にふとした思いつきで始めたこの企画ですが、まさかここまで続くとは……。
何事も思いついたらやってみるものです。
なぜこの本を手に取ったのか
実は何度か書店で見かけてちょこっと立ち読みして「これは面白そう」ってなってた本でした。
その後「セールになったら買おう」(私は電子書籍セール民なので)と思いつつ早星霜、すっかり買い逃しているというか完全に忘れておりました。
ですが返却本コーナーを見てズガーンと思い出した!という次第です。
副題「ストレスから自由になれる最高メソッド」
いいじゃないですか。
なれるんならなりたいですよ、ストレスから自由に。
ついでに英題はこちら
THE ART OF MINDFULNESS
カッコよ!
著者はどんな人?
武田双雲さんは、東京理科大卒の書道家、芸術家、作家。
まあいろいろやってる人。
理系の芸術家ってのも面白いですね。
そういえば昔テレビで見たことあるかもしれない。
とにかく「丁寧道」をやってみよう
この一番最初の章で、本質をすべて語ってくれる模様。
こういう構成は大好きです。
では丁寧道のやり方を。
対象は何でもいいので、気が向いたときに、対象を丁寧に感じ尽くす
以上です。
例えば、お風呂で髪を洗うときに、シャンプーのポンプの感触から、泡の手触りから、神の指への引っ仮具合から、その抜け具合(泣)まで全部味わう。
ビールを飲むときに缶をプシュッとあけるところから、喉越しから、食道から胃にむかってしゅわしゅわが降りていくところとか、全部味わう。
勉強するときならペンケースのファスナーを開ける音や感触、ごそごとと手を入れてペンを探し出す感覚、意味もなくシャーペンのノックをぽちぽちしてみるなど、その感触を味わう。
こんな感じ。
要するに今手にしているもの、口にしているもの、皮膚感覚、すべて「意識的に感じようとする」こと、だと思われます。
そしてもっと簡単にいえば、「なんでも丁寧にやってみること」。
なるほど、まさにマインドフルネス。
違いは「よーしパパ、マインドフルネスしちゃうぞ〜」などと構えなくてもいいことでしょうか。
実はこれ、千利休の茶道と同じことをしているんだそうです。
そりゃ言いすぎだろなどと思いつつも、まあそんなものかもなとも思います。
丁寧にすると何がいいのか
丁寧=遅い、は間違い。
丁寧にすると、なぜかスピードが上がるそうです。
これはきっとシングルタスクに集中することになるからでしょうね。
それから丁寧にすると、自分の波動がうまく巡ってどんどん良い波動になって、楽しいことや嬉しいことを引き寄せてくれるとかなんとか。
いきなりスピリチュアルになりましたが、これは私としてもあながち否定するものではありません。
確かになにか一つに集中してたらいいことある。なんでか知らんけど。
というのは私も経験則で知っていますから。
丁寧道を続けるコツ
その1 演じてみる
例えば着替えるときなど、舞台俳優になったつもりで舞台の上で「着替える」シーンを演じてみる。
近所をぶらぶら歩くときにタモリさんになったつもりになる、など。
その2 対象物を写真に撮って記録を残す
なんでもいいので丁寧に接したなあと思うものはどんどん写真を撮って、あとで見返すといいそうです。
なるほど、これはいいかもしれませんね。
でも私、スマホで写真撮るのあまり好きではないというか、撮ったとしてもほぼ確実に見返さないんですよね。
特に理由はないのですが。
はっ、ということはこれをあえて習慣としてとりいれられれば、少し違う世界が見えてくるかもしれませんね。
やってみようかな。
その3 続かない自分を責めなくていい
これはもう本当にそのとおり。
やってみただけエライ。
試すことに失敗はないのだから。
まとめ
気が向いたらなんでも丁寧にやってみる。味わってみる。
そうするとなんか知らんけどいろいろなことがうまくいく……かもね。
というのが私なりに本書を読んで得た結論です。
というか本当に最初の方にだいたい書いてあった。
いい本でした。
私もこの記事を、本そのものの感触や、モバイルキーボードのやや頼り投げなキーのフィーリングを楽しみつつ書きました。
あ、半分嘘です(オイ
