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『シン国語力』に触れて――AI時代に、人間は何を失ってはいけないのか

きのころさんの『シン国語力――AIが書く時代に、私たちはどう読むのか【創作大賞】』を読み、私はAI時代における人間の役割について深く考えさせられました。

この記事を一言で表すなら、
「AIが何でも書いてくれる時代だからこそ、人間の『読む力』こそが最大の武器になる」ということなのだと思います。

これまで私たちは、「いかに上手に書くか」という力を重視してきました。しかしAIの登場によって、その前提は大きく変わり始めています。

AIは文章を素早く作ることができます。けれど、その文章が本当に自分の問いに答えているのか、自分の生活や仕事にどのような意味を持つのかを判断するのは、やはり人間です。

私はこの記事から、読書の大切さ以上に、
「考えることをやめてはいけない」という強いメッセージを受け取りました。

著者は「シン国語力」という言葉に、「新」「真」「芯」「伸」「進」「心」という複数の意味を込めています。特に私の心に残ったのは、「心」という言葉です。

AIがどれほど便利になっても、人間の感情や経験、なぜ今その言葉を書こうと思ったのかという切実な思いまでは簡単には置き換えられません。

効率だけを求める時代だからこそ、人間の心を置き去りにしてはいけない。そのことを改めて考えさせられました。

また、著者が示した「AIの文章を読む五つの視点」も非常に印象的でした。前提を読むこと。
抜け落ちを読むこと。
問いとのズレを読むこと。
自分の文脈との距離を読むこと。
そして、届き方を読むこと。
これらの視点は、ただAIの文章を読むためだけの技術ではなく、私たちが日々の言葉と向き合うときにも静かに働いているのだと思います。

私自身も、本を読んだり、誰かの記事に触れたりすることで、自分の考えが少しずつ変わったり、新しい言葉に出会ったりする経験を重ねてきました。

そのような積み重ねが、知らないうちに自分の中に地層のように残り、文章を書くときの土台になっているのかもしれません。

著者の5000冊以上の読書によって積み重ねられた「言葉の地層」が、揺るぎない深みと説得力があるのだと感じます。

私自身はそこまで多くの本を読んできたわけではありませんが、本や記事、人との出会いを通して、自分の中にも少しずつ言葉が積み重なっていることを実感してます。

そして私は、AIが書いた文章を人間が「読み、立ち止まり、意味に変える」ことで、初めて言葉に命が吹き込まれるのだと思いました。

AIは文章を作ることができます。しかし、その言葉をどう受け止め、どのような意味を与え、自分自身の言葉へと変えていくのかは、人間にしかできません。

だからこそ私は、これからも読書を続け、 さまざまな言葉に触れながら、自分の中に静かな地層を育てていきたいと思います。

そして、便利な答えにすべてを委ねるのではなく、 自分の感じたことや経験を手がかりに、 自分の言葉で書き続けていきたいと思いました。

AIが身近になった今だからこそ、多くの人に読んでほしい記事でした。

みなさんは、これからの時代の「読むこと」や「考えること」について、どのように感じますか。ぜひ感想を聞かせていただければ嬉しいです。


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