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あなたの『当たり前』は本当に正しい?|りんごと3歳の息子が教えてくれた世界の見え方

はじめに

りんごって、りんごですよね。
まんまるで、赤くて、しゃきっとしていて。

でもこの絵本を初めて読んだとき、心の中で

「あれ…?ほんとにそう?」

って不思議な感覚になりました。

もしかしたら、りんごじゃないかもしれない。

これはね…

大人になって久しく封印していた想像の扉が、
バタンッと勢いよく開く音がしました。笑

そんなふうに当たり前をひっくり返す視点を、
僕は大人になってから全く持っていなかったと思います。

今日は、ヨシタケシンスケさんの名作
『りんごかもしれない』の話をしたいと思います。


たぶん、僕の記事を読んでくれている方なら
「モモはこういうの好きそうだな〜」って
ニヤッとしてくれるはずです。

そうです。好きです。
こういう発想の転換させられる系は大好物です。笑


当たり前の裏側って考えたことあります?

主人公の男の子は、目の前のりんごを見て、
突然こう思います。

「これ、りんごじゃないかもしれない」

ここから世界がとんでもなく広がっていく。

・ りんごじゃなくて実は大きなさくらんぼかもしれない
・ 赤い魚が丸まっているだけなのかもしれない
・ 中にメカが詰まっているのかもしれない
・ 実は感情を抱えているのかもしれない
・ 宇宙人なのかもしれない
・ じつは誰かのメッセージかもしれない

もう、発想が自由すぎて笑っちゃうんだけれど、
りんご1個でこんなに広げられるんだ!て感動しちゃう。

だって、

「見えているものだけがすべてじゃないよ」

そう言われている気がしたから。

大人になると、
つい正解か間違いかで判断してしまうけれど、
子どもって、
もっと世界をいろんな角度から見ているんですよね。

たとえば、
全然関係ないようで関係あるんですが、

うちの3歳の長男は昔から、
食パンを端っこからじゃなくて、
まさかの「真ん中」から食べます。笑

初めて見たときは驚きました。

「え、そこからいくの…?」って。

パンは端から食べるもの、と思い込んでいた僕は
それだけで固定観念で生きてるんだなぁ…と
気づかされた話です。
(もちろん、今も真ん中から食べています。笑)

子どものこういう自由さが、ほんといいですよね。


大人は「決めつける生き物」になっていないか

りんごはりんご。
見た目通り。
名前通り。

そう思い込んで生きているのは、
きっと大人のほうなんだろうなって思いました。

子どもにとっては、
世界のどこにも『当たり前』が存在しない。

はじめて触るもの
はじめて聞く音
はじめて見る形

全部、かもしれないでできている。

その自由な余白を、
僕はいつのまにか失くしているんじゃないかと気づきました。


子どもの想像力は「まちがい」を怖がらない

この絵本を読んで、
僕がいちばん好きだったのは、

「まちがってもいいから考えてみる姿」
です。

正解に近づくことより、
世界のほうを広げていく。

その大胆さとあそび心は、
大人の僕のほうが教えられました。

子どもって、
「これはこうだよ」と言われる前に、
自分で考えてみる権利を持ってるんですよね。

その姿勢、ちょっと羨ましくありません?
僕はめちゃめちゃ羨ましい。

そしてその権利を、
知らないうちに奪わないでいたいなと思いました。


僕の話をすこしだけ

うちの長男も、
なにかを見るたびに「これなに?」って聞いてきます。

で、いつもすぐ答えてり、
僕もわからなかったら調べて教えていたりしていました。

でもこの絵本を読んでからは、言い方を変えました。

「なんだと思う?」

するとね、
「正解じゃない答え」がいっぱい返ってくる。

でもそれが、めちゃくちゃ豊かなんです。
自由で、のびのびしていて、
なんだかこの絵本の男の子みたいでいいなって思う。

子どもの世界って、
本当に可能性でできてるんだなって思いました。

そしてこの絵本、子どもにも本当におすすめです。

うちの長男もお気に入りで、
「これはなにかもしれない?」
と自分で広げていく姿を見ると、
子どもの想像力ってこんなにも豊かなんだなと感じさせられます。


大人も、もう一度「かもしれない」を持ってみたい

りんごはりんごじゃないかもしれない。
汚れは思い出かもしれない。
今日の失敗も、失敗じゃないかもしれない。

そんな視点がひとつあるだけで、
大人の世界の解像度も少し変わるし、
おもしろくなる気がします。

子どものための絵本だけど、
大人の固まった頭や心をゆるめてくれる。
そんな魔法を持った1冊でした。


おわりに

当たり前って、便利だけど、
世界を狭くしてしまう言葉でもあるんですよね。

目の前のものに、

「ほんとは何か別の意味があるのかも」

って思えるだけで、
日常の景色はすこし楽しくなる。

『りんごかもしれない』は、
そんな想像のドアをそっと開いてくれる絵本です。

図書館でも本屋でも、もし見かけたら
ぜひ手に取ってみてくださいね。

大人のほうが衝撃を受けるかもしれません🍎


📚 今日の絵本

『りんごかもしれない』(ヨシタケシンスケ 著)

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