友達を人脈って言うな
※この話はフィクションともノンフィクションとも明言しません。
※ここに出てくる人物は実在するかもしれませんし、しないかもしれません。判断は誰にも委ねません。
友達の定義
遠い昔。わたしにはたまに遊ぶ、フリーランスで漫画のようなイラストを描くような、たまーに会う友人がいた。
仮にZとしましょうか。
こんなに煮え切らない形容詞で表するのも、Zの芸風がひとえに中途半端で微妙だからだ。※このnoteのサムネイルは無関係
漫画を描けば起承転結にコントラストがなく、イラストも都内の底辺美大出てる割にはデッサン力もなければ絵心自体に疑問を感じるレベル。
面白くもなんともない上に上手くもないのでこれといってなにか頼んだりとかはしない間柄だったが、わたし自身に対してはZからは懐かれている様子だった。呼んでもないのに「(わざわざ)来たよ!」的なアピールを、トークショーの打ち上げの席でしてくるぐらいなのでそこまで嫌われてはなかったのだろう。その時点までは。
親しい友人の友人なので邪険にもできず、たまにモヤっとするレベルは大人のたしなみとして我慢することは社会においては常識だ。
北九州のヤンキーでもそんぐらいわかる。むしろ地方の人間のほうがそういうことに長けている。コミュニティから外れることの恐怖はライフラインの危機に直結しているのだ。
だがここは東京。田舎よりもチャンスが多いので共通の趣味や職業があれば友人を作ろうと思えばいくらでも作れる。
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