【梅園魚品図正】(56) 海鷂魚(えい)

海産無鱗 背圖
海鷂魚
一種 ヨコサヱイ

同 腹圖
乙未南呂廿二日 行徳 魚商善持来得之 真寫
※ 「南呂」は、陰暦八月の別名。なんりょ。
黄貂魚
カツベイ 魚戸呼所
カツヱイ


乙未初冬仲有八日 魚商持来得 真寫
海鷂魚
カンギ
※ 「カンギ」は、ガンギエイのことと思われます。

海産
乙未十一月廿二日 真寫

同腹の圖
海鷂魚
團扇ヱイ
此者、ヱイにして、其身似鮫。皮にざらつき表裏ともにあり。鮫の如く皮を剥、以食之。味甚美なり。鮫にも「ウチワサメ」あり。此と異り。
※ 「團扇」は、団扇。


同腹の圖
丙申林鐘十有八日 倉尚勝子贈之 則真寫
※ 「林鐘」は、陰暦六月の別名。りんしょう。
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筆者注 『梅園魚品図正』は、江戸時代後期の博物家、毛利梅園による魚図鑑です。説明文書は漢文体が中心でのためパソコンで表示できない漢字が多く、漢文の返り点と送りがあります。読みやすさを考え、パソコンで表示できない漢字は □ とし、名称の場合はできるだけ [■は〇+〇] の形で示すようにしました。
また、漢文の返り点と送りはカタカナと漢数字、振り仮名と送り仮名はひらがなで記載しています。
この作品に引用されている文献については、こちらの note を参照してください。 → 【梅園魚品図正】文献まとめ
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