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【絵本福寿草】(26)くさのを/きゝやう/らに/かるかや

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『絵本福寿草 3巻 [2]

くさのを
白屈菜 『救荒』

草のをや まむすひにする 今朝のつゆ

三月 ハナ黄

※ 「まむすひ」は、真結まむすびのことと思われます。参考:『大日本国語辞典 第5巻 修訂』(国立国会図書館デジタルコレクション)


きゝやう
桔梗 『本綱』
古今物の名 きちかうを

穐ちかふ 野はなりにけり しら露の
   おける草葉も 色かはりけり

七月 花コンセウ
セウエンジグマ

※ 「きちかう」は、桔梗の古名。
※ 「穐」は、あき、または、とき。秋、時、実り、年月の意。


出典:国立国会図書館デジタルコレクション『絵本福寿草 3巻 [2]

らに
幽蘭  建蘭 『群芳譜』

山はちの 姿を花に 咲出て
    匂ひは遠く 人をおふ欄
        従一位公通公

七月 花ワウド
セウエンジグマ スジアリ

※ 「山はち」は、山蜂のことと思われます。
※ 「従一位公通公」は、江戸時代中期の公家、正親町おおぎまち公通きんみち。正親町従一位公通卿。


かるかや

いかなれは うは葉をわたる 秋風に
  したおれぬらん 野へのかるかや

八月 花カキ

※ 「野への」は、野辺のべの。



この作品に引用されている文献については、こちらの note を参照してください。 → 【絵本福寿草】文献まとめ

筆者注 ●は解読できなかった文字、□はパソコンで表示できない漢字を意味しています。
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