【絵本福寿草】(26)くさのを/きゝやう/らに/かるかや

くさのを
白屈菜 『救荒』
草のをや まむすひにする 今朝のつゆ

※ 「まむすひ」は、真結のことと思われます。参考:『大日本国語辞典 第5巻 修訂』(国立国会図書館デジタルコレクション)
きゝやう
桔梗 『本綱』
古今物の名 きちかうを
穐ちかふ 野はなりにけり しら露の
おける草葉も 色かはりけり

セウエンジグマ
※ 「きちかう」は、桔梗の古名。
※ 「穐」は、あき、または、とき。秋、時、実り、年月の意。

らに
幽蘭 建蘭 『群芳譜』
山はちの 姿を花に 咲出て
匂ひは遠く 人をおふ欄
従一位公通公

セウエンジグマ スジアリ
※ 「山はち」は、山蜂のことと思われます。
※ 「従一位公通公」は、江戸時代中期の公家、正親町公通。正親町従一位公通卿。
かるかや
いかなれは うは葉をわたる 秋風に
したおれぬらん 野へのかるかや

※ 「野への」は、野辺の。
この作品に引用されている文献については、こちらの note を参照してください。 → 【絵本福寿草】文献まとめ
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