【絵本福寿草】(24)せんなり瓜/かはらざいこ/とりかぶと/さぎなでしこ

せんなり瓜
ヒメフリ
姫瓜は 人のこふるを むつかしと
葉かくれにけり 露の丸かほ
従一位公通公

※ 「せんなり瓜」は、千成瓜。
※ 「従一位公通公」は、江戸時代中期の公家、正親町公通。正親町従一位公通卿。
かはらざいこ
委凌菜 『救荒』
かけろふや 柴胡の糸の うす雲
芭蕉

※ 「かはらざいこ」は、川原柴胡。参考:『辞林 4版』(国立国会図書館デジタルコレクション)
※ 「委凌菜」は、委陵菜とも書くようです。参考:『草木図説目録 草部』(国立国会図書館デジタルコレクション)
※ 「かけろふや柴胡の糸のうす雲」は、陽炎や柴胡の糸の薄曇り。参考:『芭蕉俳句評釈 春夏』(国立国会図書館デジタルコレクション)

とりかぶと
僧鞋菊 『群芳』
くゝ鳴や 胴迄はいる 鳥甲
其角

※ 「僧鞋菊」は、ソウアイキクと読むようです。参考:『詩文幼学便覧:一辞千金地』『芥子園画伝 第4集 艸虫花卉譜 下冊 上』(国立国会図書館デジタルコレクション)
※ 「胴迄」の迄は、誤読しているかもしれません。
※ 「鳥甲」は、とりかぶと。
※ 「其角」は、江戸時代前期の俳人 宝井其角。
さぎなでしこ
サギサウ
銀鸕鶿 『汝南』
置露や さきなてしこに としやうの目

この作品に引用されている文献については、こちらの note を参照してください。 → 【絵本福寿草】文献まとめ
筆者注 ●は解読できなかった文字、□はパソコンで表示できない漢字を意味しています。
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