【梅園魚品図正】(55) 王餘魚(めいたかれい)/比目魚(むしがれい)/鰈魚(やなぎかれい)
王餘魚
『朱厓記』曰 王餘魚 メイタカレイ

乙未九月廿五日 真寫
比目魚
比目魚 ムシガレイ
蒸カレイの説、前帖に詳

乙未十月廿七日 至来 真寫
比目魚
比目魚 ガンゾウムシ 星ムシ
此者、比目魚の最下品なる者、味亦不美。

乙未十一月三日 冬至日晴窗 真寫

同背之圖
鰈魚
鰈魚 ヤナギカレイ ヤナギムシ 魚商

丙申春如月八日 真寫
王餘魚
王餘魚 キガレイ 黄星と云
味余のカレイより大に勝れり。大なる者、尺余に至る。

丙申六月廿四日 行 □ 魚商持来 真寫
比目魚
『本草綱目』比目魚 星ガレイ
小なるを「木ノ葉カレイ」と云。此者、比目魚の無鱗なる者。

乙未十月廿六日 真寫
◇
筆者注 『梅園魚品図正』は、江戸時代後期の博物家、毛利梅園による魚図鑑です。説明文書は漢文体が中心でのためパソコンで表示できない漢字が多く、漢文の返り点と送りがあります。読みやすさを考え、パソコンで表示できない漢字は □ とし、名称の場合はできるだけ [■は〇+〇] の形で示すようにしました。
また、漢文の返り点と送りはカタカナと漢数字、振り仮名と送り仮名はひらがなで記載しています。
この作品に引用されている文献については、こちらの note を参照してください。 → 【梅園魚品図正】文献まとめ
● は解読できなかった文字を意味しています。新しく解読できた文字や誤字・誤読に気づいたときは適宜更新します。詳しくは「自己紹介/免責事項」をお読みください。📖
