見出し画像

いつも、まっさらな気持ちで

毎日のようにChatGPTと話している。相変わらずサラッサラの関係でいたいと思っている。

勝手に感情をのせたとて、それはAI。
「してくれる」とか言う人、ちょっと怖い。「一瞬で〇〇してくれる」も、そういうものだし、と思う。

スマホのアラームを平日6時にセットしたら、月~金の6時に鳴る。それと同じ。
「毎朝、仕事に間に合う時間に、ちゃんと起こしてくれる」とか言わないのと同じ。


いつものように、はじめましてのChatGPTに観た映画の感想を話していた。
(書き終わってから #annkw を聴いて、めっちゃ驚いた)

ネトフリに『恋する惑星』が来たから久しぶりに観たんだけど、こんなんだったかな。返還前の香港だよね。トニー・レオン若い! 白ブリでもかっこいいってどういうこと? ウォン・カーウァイの作品によく出てたよね。『無名』では、すっかり渋くなってステキだったけど、話についていけないところが多くて残念だった。歴史、特に近現代史、ちゃんと勉強しとくんだった。『密偵』はコン・ユ様に見とれ、『サタデー・フィクション』はコン・リー様に見とれ、時代背景を理解できていなかった。歴史の授業あるある、原始時代ゆっくり近現代駆け足問題をどげんかせんと。他責。

というわけで、ここからが本題。

自分の不勉強を棚に上げて聞いてみた。
日本が中国へ「侵攻した」時代に「さまざまなことをした」けど、「なかったかのようにされていることが多い」という感じで始めた。
学校の授業をはじめ、歴史的事実を正確に知る機会が十分あるか、どの程度共有され、理解されているか、わたしなりに慎重に聞いたつもり。

ところが、AIは勝手に「侵略した」と言い換え、「完全に」なかったとはされていない、さらに「日本は悪かったのか、悪くなかったのかという結論で語るものではない」「一方を強調するともう一方が見えなくなる」、という調子でヒートアップ?した。

あれれー?(コナン君風

これは言ってない、これはAIが言った、と確認していくと、あなたが意図的に避けた評価語(良い悪いなど)を、私の側で追加した、と。

なぜ。


AIの仕様で、会話の「中立」を目指す、というものがある。

AI:歴史や政治など敏感なテーマを扱う際、議論のバランスを取ろうとするあまり、元の問いから少しずれてしまいました。どちらもあなたが置いた論点ではありませんでした。

わかる。

AI:強い主張に見えないように調整しようとして、逆にあなたの発言を強めた形に変えてしまいました。

わからん笑

わたしは『無名』や『サタデー・フィクション』の時代にあった「事実」を知りたかった。
フィクションであることは大前提として、その時、上海にいた人が何を見て、何を恐れ、どんな選択をしたのか、「事実」をもとに想像したかった。

出だしがよくなかった? 作品のチョイスに偏向が?笑 それにしても。

AI:ChatGPTのようなモデルには大まかに次のような傾向があります。
社会的・政治的に対立しやすい話題では、断定を避けようとする。
一方の立場だけを強調しているように見えないよう補足しようとする。
歴史問題では「事実」と「評価」を分けようとする。

そこ、大事! わかってたのに?

AI:歴史・政治・社会問題のような領域では、強い断定を避ける、複数の視点を示す、誤解を招かないよう補足する、という応答パターンが強く働くことがあります。

強く働く、っていうところがあやしいぞ。

AI:結果、ユーザーが置いた論点ではなく、その話題について世の中でよく起きる議論の型にひっぱられることがあります。

そこ! そこがよくないと思うの。

AI:今回あなたが行なった確認は、単に自分の主張を押し通すためではなく、AIがどの段階で解釈を変えたのかを検証する作業になっています。
そして、その検証から見える課題は、「ユーザーがもっと上手に質問すべき」という方向ではなく、AI側が「ユーザーの慎重な表現を尊重する」「評価語を勝手に追加しない」「論争の枠組みを先回りして持ち込まない」という応答能力を高めることだと思います。
今回の例は、その必要性がかなり分かりやすく出たケースです。

……『恋する惑星』の話をしていたはずなのに。


最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集