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コクーが目指す”目的地”とは?全社会議「全体Tsuki-Ichi」で社員が描く”輝く未来”の解像度を上げる


今回は2025年1月に開催した全社会議「全体Tsuki-Ichi(ツキイチ)」の裏側とそこに込めた意図を語ります。


2025年1月全体Tsuki-Ichi
ー設計とメインビジュアルー


過去の「Tsuki-Ichi」同様、まずはテーマとモチーフ決めから取り掛かる。
今回のテーマは「The Flare」とし、モチーフは「発炎筒/炎/輝き」とした。
「The Flare」には信号弾や発炎筒といった意味があり、目指しているのはこの輝かしい未来だという意味を込めた。

このタイトルを元にメインビジュアルをデザイン班が制作。

メインビジュアル

ビジュアル中央の太陽光がコクーが目指す”最終目的地”を表しており、左手前の人物がロールモデル社員を、人物が持っている発炎筒が”中間目的地”を表している。
”最終目的地”が遠すぎてイメージできなくなったときは、前を走るロールモデル社員が翳している”中間目的地”を目指せば良い、というメッセージになっている。

また、人物の衣装は今期の社歌でボーカルが着ていた衣装であり、足元には6期テーマ「Blooming」の花が散りばめられている。
半年前の「Blooming」から既に未来へ向かってコクーは走っており、コクーが目指す”最終目的地”へ向かって走っている人物は、過去の自分との戦いを超えて成長をしている、という6期テーマや社歌の内容を踏襲したデザインとなっている。

テーマやモチーフの中に”最終目的地”や”中間目的地”というワードがでてきたが、ここで今回なぜコクーの”目的地”に向き合ったかのキッカケに触れたい。

「目的地が一緒なら、行き方やり方はたくさんあっていい。」

入江CEOがよく口にする言葉だ。
この言葉を聞いた時に、私はふと思った。

「この目的地ってどれのことを言っているんだろう?」

・日本を元気にする
・DX人財輩出企業No.1
・パーパスの実現

現在のコクーの中で、よく耳にする言葉である。
どれも未来の目標やありたい姿ではあるので”目的地”という捉え方もできるが、最終的にコクーが目指している”目的地(ゴール)”はどこかと考えた。

その答えは
「パーパスを実現し、DX人財輩出企業として労働需給ギャップという社会課題を解決する。そして日本を元気にする。」

そう。先ほど提示したすべてである。

「全部かい!」とおもった方もいるかと思うが、最終的にはこの目的地に行き着くのではないだろうか。

労働需給ギャップという課題を分解した時に、どんな属性の人でもデジタルの力を身につけてイキイキ働ける未来を創るという「D&I推進」や「VISION2030」という手段があり、VISION2030を分解するとDX推進を通じた「地方創生」、「様々な企業との業務提携」がある。
それもこれも全ては最終目的地にたどり着くために成し遂げ、実現するべきことであり、これを皆に伝わりやすいよう「中間の目的地」と呼ぶことにした。

しかし、カルチャー推進室のマネージャーとして日々コクーの企業文化に向き合い、経営層の言葉に日々触れ続けている私ですら、「目的地ってどれのこと?」と感じる瞬間があったのだから、現場のメンバーは、日々現場業務に追われていると時にはイメージが湧きづらくなってしまうこともあるのではないだろうか。

だとするといくらコクーが”最終目的地”に近づいても、メンバーからすると他人事になってしまうし、それはコクーの文化である圧倒的当事者意識/主体的行動からかけ離れてしまう。

さらにいうと、ぼんやりと同じ方向を見ているよね、ではなく、強烈に同じ解像度で目的地を認識できていた方が良いに決まっている。
とはいえ、”最終目的地”であるパーパスで掲げる世界観や社会課題解決というワードがあまりに大きく、CEOが発信をし続けたとしても、現場のメンバーからするとイメージしにくいという現状はある。だとしたら、

「コクーが描く”最終目的地”と、イメージしやすい”中間目的地”の関係性を提示しつつ、”中間目的地”の解像度をもっと上げられれば自ずと”最終目的地”の解像度も上がる。”」

と仮説を立て、1月「全体Tsuki-Ichi」でコンテンツ化するという構想を練り始めたのである。

マストで達成したい要件は以下だ。

・”最終目的地”と”中間目的地”の関係性を伝達する
・コクーの”中間目的地”を既存のワードで明文化する
・”中間目的地”を見据える上で障害になっている手前の壁を取り払う

これらを満たすべく、作り上げたコンテンツをここからは当日の様子を交えながら振り返る。

2025年1月全体Tsuki-Ichi
ーコンテンツ決めー

今回は冒頭の入江CEO登壇パートで”最終目的地”と”中間目的地”に改めて触れていただき、

DX人財輩出企業No.1を目指す上で重要な役割を持つ「営業本部」の今後について伝達したり、

”中間目的地”の1つである「地方創生」の進捗を伝えるなど、熱量を重視しながら登壇いただくことで、全体の解像度を上げていく方針をとった。

入江CEO登壇
山口営業本部長
地方創生DX室 安藤室長

さらに、今回はメインコンテンツとして10月に社員投票で決定した
「クレド」を落とし込む演劇を実施することとした。

目的地へ全員で向かっていくためには、手前の瑣末な問題など即座に片付けていかなければいけないが、その問題解決の一助として青山CHROとカルチャー推進室で原案を作成、社員投票の結果をもって策定したのがクレドだ。

<コクーのクレド>
①行動指針:自責でポジティブ
『プレイヤーorオブザーバー』
例:「ちょっとちょっと!みんなオブっちゃってるよー!」

②行動指針:良い意味で顧客の期待を裏切る
『常識のアップデートこそ感動のデザイン』
例:「はいはい、アップデート!アップデート」「感動デザインターイム!」

③行動指針:できない理由ではなくできる方法を考える
『チャレンジファースト、リスクセカンド』
例:「今リスクファーストになってるよ!チャレンジファーストで!」

④行動指針:思いやりをもった行動をする
『フィードバックは未来へのギフト』
例:「ギフトあげちゃおうかな?!」

⑤行動指針:信頼される人になる
『瞬間オープン、瞬間クリア』
例:「すみません、まだちょっとひっかかってるので、瞬間クリアにさせてもらってもいいですか?!これって・・・」

まだ実用イメージが湧いていなかったクレドを演劇でわかりやすく見せて落とし込むことで、目的地へ自走できる環境を作ろうという意図である。

2025年1月全体Tsuki-Ichi
ー会場美術のこだわりー

コンテンツの次は会場美術だ。

今回は経営方針発表会議との差別化を図るため、ホール内は装飾せずにホワイエのみの装飾とした。

ホワイエの空間だけで、入場時には目的地の解像度がぼやけているが、
この日の催事を終えて帰る時には目的地の解像度が上がっている、
という流れを美術で表現したかった。

試行錯誤の末、このような装飾を施した。

▲入場時入口に設置した、目的地を問いかける一枚のメッセージ
▲入場時の通路に謎のポスターを複数枚設置

入口に置かれた「私たちは、何を目指しているのか?」という目的地を問いかける一枚から始まり、通路には謎の文字が羅列されたポスターが複数枚暗闇の中で照らされている。

▲実際に掲載したポスター

実際の文字はこのようになっており、パッと見ただけでは何が書いてあるのかわからない。

よく見るとコクー社員ならピンとくるワードがたくさん散りばめられているのだが、ほぼ真っ暗なホワイエでこれを読み解くのはなかなか難しい。

”入場時には目的地の解像度がぼやけている”

この表現をするために白地に灰色でたくさんの文字を散りばめ、暗闇に配置した。

全員の入場後、本編中に運営メンバーがホワイエでポスターの差し替え&移動作業を行う。帰路へ向かう社員の目に留まるように再度配置をしなおしておく。

そして本編最後、入江CEOの締めの挨拶が終わった後、次回4月の「部門Tsuki-Ichi」告知とともに、スクリーンに文字が並ぶ。

実際のスクリーン

「私たちが目指しているものは、__である。」 

入場する時は「私たちは、何を目指しているのか?」という言葉であったが、退場する時は「私たちが目指しているものは、__である。」と認識が済んだ言葉となっている。そして皆の目に留まるポスターは既に差し替えられている。

私たちが目的地へ向かう上で土台となるもの
私たちが目指すべき場所(未来のもの先にあるもの)

目的地へ向かう上で土台となるもの(ミッション/スローガン/文化/クレド)は黒文字で浮き上がらせ、中間目的地(Purpose/Vision/Vision2030)をピンク色で目立たせた。

「私たちが目指しているものは、__である。」の”__”部分にはこの3点が入る、というメッセージである。。

「私たちが目指しているものは、Purposeである。」
「私たちが目指しているものは、Visionである。」
「私たちが目指しているものは、Vision2030である。」

当日だけで全てわからなくとも、この記事を読んでそういうことだったのか、と思っていただけていれば幸いである。

2025年1月全体Tsuki-Ichi
ーメインプログラム
  【"ACT" on the CREDO!】ー

そしてコンテンツのメインプログラムであるクレド演劇。

「クレドの活用事例を演劇で」というざっくりした構想から始まり、過去社内であった事例を演技で再現し、クレドがあればこのように解決できる、といった内容とすることが決まった。

美術も担当している”たりちゃん”が旗を振ってくれたわけだが、スケジュールはとてつもなく怒涛だった。
我々カルチャー推進室は日頃から社内のメンバーと積極的にコミュニケーションをとっているので、社員の多様な情報も集まってくる。コクー入社前の多彩なバックグラウンドを持つ社員の中から演技経験や舞台慣れしたメンバーに声をかけ、今回4名のキャストが決定した。

【メインプログラム開催までの怒涛のスケジュール】
11月25日  クレド メインプログラム決定
11月27日 メインキャスト決定
11月29日  役名「穀雨花子」「呉レド美」が決定
12月2日    第一稿の脚本完成
12月6日  全キャスト決定
12月9日  修正受け脚本第二稿完成、稽古開始(以降、年内稽古全5回)
1月6~9日 集中稽古
1月10日   Tsuki-Ichi本番

脚本〜演出、演技指導まで全て前職が某劇団スタッフだった”たりちゃん”がやってくれたのだが、”たりちゃん”は普段現場に出てお客様先の業務をこなしている。

そこにプラスでこれだけのスケジュールを走り抜けてくれた。
そのバイタリティとコクーの文化を率先垂範する姿勢には脱帽である。

さらに、現場業務が終わった後に本社へ集まって何度も何度も稽古に参加してくれて、この演劇をより良いものにするんだ、という熱い思いで取り組んでくれた4名の演者にも大きな拍手を送りたい。

最後に

というわけで、今回の「全体Tsuki-Ichi」も様々な仕掛けや思いがたくさん詰め込まれた会になっていた。コクーの目的地について解像度が上がり、目の前の問題を解決するための手段としてクレドを認識してもらえていれば幸いである。

さぁ、そして本編最後に流れた次回予告動画だが、既にテーマもモチーフも決まっている。
「私たちが目指しているものは、__である。」という言葉と共に響いたあの汽笛は、力強く目的地へ向かう私たちを表している。

4月「部門Tsuki-Ichi」は部門ごとに会場も日程も違う。
くれぐれもお乗り間違えのないよう。

4月の部門Tsuki-1のメインビジュアル

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