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"モビルスーツだし、そりゃ立つでしょ" ファーストガンダム半スピンオフ作戦『テムよ…』SCENE 2

このときのアムロはサイド7で暮らしていました。入港する軍艦にお父さんが乗っている、というくらいの情報は、近所に住むフラウ・ボゥと共有してもいます。フラウにはそれ以上のことは「親父は何も教えてくれない」とは言っていますが、この後すぐ、極秘ファイルを見ながら「親父が夢中になるわけだ」とも言ってるので、『余計なことは周りに言ってないだけ』という感じです。もう少しいろいろ知らされてはいそうです。

気を使って生活しているアムロですが、避難命令に関して、親父からは連絡もらえてません。

お父さん、電話とかしてあげなよ…。(それも危険か?でもね。)

非難した退避カプセルの中、外の爆撃音にいてもたってもいられなくなったアムロは、父が軍人だと言い残してカプセルを飛び出し、その途中行きがかりで、前述の『極秘ファイル』を見つけてしまいます。

めっちゃ分かりやすく表紙にでっかく『V』って書いてあるからすぐ分かりました。

これで極秘とは??!!

その後ようやくアムロは、父親、テム氏を見つけます。いくつか言葉を交わしますが、結局、「ホワイトベースに行け」としか言ってもらえないアムロ…。

直後に、フラウの家族が、多くの一般市民とともに爆撃にあってしまうのを目の当たりにし、感情のスイッチが入ったアムロはそこにあるガンダムのコクピットに衝動的に乗り込んじゃいます。

布かなんか被せてあるだけだったので、普通に座れちゃいました!

さっき拾った手元の資料見ながらいろいろいじって、こいつ動くぞ、と。天才です。ここからは完璧ロボットヒーローもの展開。完全に初めて乗ったマシンで、最終的に向こうのモビルスーツ2機を倒しちゃう。

このときの1機目のザクが大破した際の爆風で、テム氏はお付きの方ともども宇宙に投げ出されてしまいました。このあたりで第1話は終わって、テム氏はここからしばらく出てきません。

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さて、アムロが父さんを見つけて駆け寄ったとき、アムロは極秘資料を抱えてました。

しかも、あんなに分かりやすい表紙を、わざわざ表向きにして!

これ、父さん気付いてないわけないと思うんですよ。

…で、テムさんこれをどう思ったかなんですけど。

こんな資料、それほど数は出回ってないはずです。それを自分の息子が持ってるって変だぞと。だからそれを持ってるなら、なおさらホワイトベースに行け、と。そういう意味でもあったんじゃないでしょうか。「ホワイトベースへ」と2回も言ってますから、かなり大事な発言として言ってる。もちろんそこが避難先でもあるんですけど。

そして、この資料を参考にアムロがガンダムを動かすことができたってことは、それはガンダムを動かすためのパイロット用の資料も含まれてたってことにもなります。テム氏はガンダムを、「ホワイトベースに上げて戦闘準備させる」と言っていますからますますその資料、こんなところにあったらダメです。自分がガンダムと一緒にホワイトベースに着くより前に、この資料はホワイトベースでガンダムのパイロットに渡っていないと困るわけです。(この資料を運ぶのは、テム氏の仕事ではありませんでした。)

なのに、見つけた牽引車で戻ってみたら、なんか知らんけどもうガンダム動いてる。助手席の人もびっくり。目の前で動くガンダムに、テムさんも口では「動く?」「だれがコクピットにいる?」とか言ってますけど、その攻撃の稚屈さと、もう動いちゃってるっていう時間的な部分を考えて、

アムロめ、あいつやりやがったか!?

と勘付いたんじゃないでしょうか。

なんといってもその後ニュータイプとして覚醒していくアムロの、実の父親、です。

彼こそ、ニュータイプの祖だったかもしれない、と私は思っているのです。

SCENE 3

『テムよ…』ファーストガンダム半スピンオフ作戦

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(近日)


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