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「りこ」を取り戻す

 「りこ」というペンネームは、もともと子供の頃や学生時代に周りから呼ばれていたあだ名、というか呼び名です。

 学生時代は、苗字で呼ばれるのが嫌で(よそよそしいから)、積極的に「りこと呼んで」と周りにアピールしていました。

 社会人になって、「りこ」という名は、ほぼ封印され、苗字で「〇〇さん」と呼ばれることが多くなりました

 「社会人」と書きましたが、私の実感として、「私は、社会人だあああ」と思ったことは一度もありません。私自身は、小学校の頃、友達と「ウルトラ怪獣同好会」を作っていた頃や、中学校の休み時間に「ピンクレディ」を歌い踊っていた頃と、あんまり変わりません。
 一応、自分の稼ぎで食っているので、「勤労学生」みたいな感覚で生きてきました。社会人としての自覚もへったくれも全く、ありません

 にも、かかわらず、会社の人々は、私を、「ちゃんとした大人」と見てくれます。ありがたいですが、「いやあ、全然ちゃうねんけどなー」と、なんだか周りを裏切っているような気がします。
 ほんまは、ダラダラするのが大好きやし、幼稚なところがいっぱいあるねんけど、「きっちりしている」と思ってくれる人もいます。
 「どこがやねん」と思うけど、まあ、私もなんだかんだで「いい子ぶりっ子」「良識のある大人ぶりっ子」してるのかなあ。

 ちょっと話は逸れるけど、先日、『おーい、応為』という映画を見に行きました。長澤まさみ演じる葛飾応為は、周りの目を気にせず、好きな格好をし、だらだらゴロゴロし、描きたい時に絵を描き、食べたい時に、ずるずる豪快に、行儀悪く蕎麦を食べていました。


 あ、ほんまは、私もこういう生き方をしたいんやなあ、と実感しました。給料欲しいから我慢してるけど。


 2023年の秋、初めて「彩ふ読書会」に参加した時、受付を済ませた後、カードを渡され、「これに今日、呼ばれたい名前を書いてください」と言われました。

 少し考えて、自分が「りこ」だったことを思い出しました

 そうだ。私は「りこ」だ。誰よりも「りこ」だ。
 遊ぶ
のが好きで、絵本が好きで、りんごが好きで、オセロが好きで、おもちゃの「ひみつのアッコちゃんコンパクト」で本気で変身しようとしていた「りこ」だ。
 泣き虫で、字が乱雑で、ドッジボールが嫌いで、キックベースボールが好きで、ウルトラ怪獣の名前(や身長体重や得意技)や力士の名前(や身長体重や所属部屋)を覚えるのが好きだった「りこ」だ。

 カードに「りこ」と書いて、少し自分を取り戻しました。その頃、いろいろあって、社会人として大人としての自分を見失いかけ、精神的にちょっと病んでいたのですが、少し人生に希望が見え始めた瞬間でした。

 「りこ」を取り戻して少し経った頃、ずっと交流が途絶えていた学生時代の友達に再会し、「りこ」と呼ばれる機会がまた、増えました。
 読書会でも「りこさん」と呼んでいただいています。どんどんと「ありのままの自分」を取り戻している感覚です。

 noteを始めた時も、ペンネームは、「りこ」に即決めしました。「ありのままの自分」を書くのに適していると考えました。「りこ」という名前は、私にとってのラッキーネームです。「りこ」を再び名乗りはじめてから、私の歴史は変わりました。人生が変わりました。良い方向に向かい始めました。心が次第に落ち着いて、幸せな時が増えました。

 だから、「りこ」というペンネームは、大切に使っていきたいです。もう手放せません。

 ただ、ちょっと、もう一つ、ペンネームを考えついてしまったのですよねー。それは、

「永見聴恵」

 「ながみきくえ」と読みます。私は最近、「やっぱり、私は、本を読んだり、文章を書いたりすることが好きなんだな」と実感したのですが、この先、もっとたくさんの本を読んだり文章を書いたりするために、「歳をとっても、なるべく、目や耳を衰えさせたくない」のですよねー。

 まあ、文学に再び目覚めるのが遅すぎた私の責任でもあるのですが、「できるだけ長く、目や耳を使って、文学を楽しみたい。芸術を楽しみたい。人生を楽しみたい」という欲が出てきたのです。

 だから、「く」「て」「くことにも」「まれたい」

 ちょっと渋めの響きも気に入っています。

 ただ、「りこ」を大切に使っていきたい気持ちも強いので、使い分けることにしました。

 もしも、将来、私が長編小説を書き上げることができたら、そして、どこかの文学賞に応募するなら、その時には、「永見聴恵」を使ってみようかな? と思っています。

 私は、noteで、詩や読書感想文やエッセイ風の雑記を書いていますが、まだ小説は一編しか書いていません。短編です。

 いやあ、短編でも結構大変だったのですよ。楽しかったけど。

 いや、エッセイや詩が好きなら、そっちばっかり書いたらええやん。無理に小説書かんでも、とおっしゃる方もいらっしゃるかも知れません。

 ただ、私が、今、文章を書きたい理由って、実は、二つあるんですよね。そのためには、できれば小説を書く力も付けたいんです。

①  私自身が楽しみたい。
②  実は、言いたいことがある。

 「え? 言いたいことって何?」と思ってくださった方。ありがとうございます。興味を持ってくれて。

次の記事で書きます。(たぶん)

近日、公開します。(自分でハードル上げて、大丈夫か? ← 私の心の声)

今日か、明日か、明後日くらいに書きます。(たぶん)

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