健全な親を哲学する⑬|一貫した愛情を与える親とは?
ちょっと聞いてもいい?
子どもへの関わり方が、
その日の自分の状態によって、
極端に変わってしまうことある?
機嫌がいい日は過剰に干渉して、
機嫌が悪い日は突然無関心になる。
気づいたら、
子どもを混乱させていたかもしれない?
「今日のお母さんはどっちだろう」
子どもに、そんなことを思わせていないか、
不安になることある?
機能不全家族育ちで親になった人に、これほんとに多い。
なぜかというと、
「一貫した愛情をもらえなかった」から。
過干渉と無関心を行き来する親のもとで育ったから、「一貫した愛情」がどういうものか、
体で分からないことがある。
でも気づいたことが、すでに大きな1歩。
気づいていない人は、繰り返す。
気づいた人は、変えていける。
🦉哲学的な問い、
「一貫した愛情」とは何だろう?
~哲学者のカントはこう言った~
「道徳的な行為は、いつでも誰にでも、同じ
ように適用できるものでなければならない」
愛情も一貫していることが、その本質。
機嫌がいい日は愛して、悪い日は無視する。
それは、愛情じゃない。
~哲学者のフロムはこう言った~
「愛は意志の行為だ。感情ではなく、選択だ」
一貫した愛情とは、感情が乗っていなくても、愛することを「選ぶ」こと。
今日は疲れている、今日は機嫌が悪い。
それでも、子どもへの愛情は変わらないと、
選び続けること。
仏教では、「平常心是道(へいじょうしんこれどう)」という言葉がある。
穏やかで一貫した心が、道であるということ。一貫した愛情は、
この「平常心」から生まれる。
儒教では「信(しん)」という徳がある。
一貫性、誠実さ。
「今日も昨日と同じように愛している」
その一貫性が、子どもへの「信」。
ここで問いを置かせてほしい。
「私の愛情は、今日も昨日と同じように、
子どもに届いているだろうか?」
そして、
「機嫌に関係なく、今日も一貫した温かさを
子どもに示せるだろうか?」
🦉一貫した愛情を与える親は、
「機嫌に左右されない親」だった

一貫した愛情を与える親とは、何者か。
一言で言うと、
「機嫌に左右されない親」。
機嫌がいい日も悪い日も、
子どもへの基本的な温かさは変わらない。
過干渉にも、無関心にもならない。
具体的に言うと、
⭐毎日同じ挨拶をする。
機嫌に関係なく、
「おはよう」「おやすみ」「いってらっしゃい」「おかえり」を、毎日同じ温かさで言う。
その一言の積み重ねが、
一貫した愛情の土台になる。
⭐自分の機嫌を、
子どもの関わり方に持ち込まない。
疲れている日、機嫌が悪い日。
でも、子どもへの基本的な関わり方は
変えない。
「今日はちょっと疲れてる」と
伝えるだけでいい。
⭐干渉しすぎず、無関心にもならない。
ちょうどいい距離感を意識する。
関心を持ちながら。
でも、入り込みすぎない。
⭐「変わらず愛している」を
時々言葉にする。
「機嫌が悪い日も、変わらず大好きだよ」
その一言が、子どもの安心の土台になる。
全部できなくていい。
今日、1つだけできることを選べばいい。
心理学的に言うと、
「安定した愛着(セキュアアタッチメント)」という概念がある。
養育者が一貫して応答することで、
子どもは「この人は信頼できる」という
安心感を育てる。
一貫した愛情が、
この安定した愛着の土台になる。
スピリチュアルな視点で言うと、
子どもの魂は、一貫した温かさの中で育つ。
晴れたり嵐になったりを繰り返す「場」では、魂は安定できない。
一貫した光の中で魂は、
本来の大きさで育っていける。
仏教的に言うと、
「慈悲(じひ)」という概念がある。
条件のない思いやり。
機嫌がいい日だけじゃなく、悪い日も、
疲れている日も、変わらず向き合うことが、
本当の慈悲。
一貫した愛情を与える親とは、
機嫌に左右されず、
今日も昨日と同じように温かくいられる親。
🦉今日、1つだけ
「一貫した温かさ」を実践する

🦉一貫した愛情を与える親になる
ことが、子どもの安心の土台を作る

最後に、1番伝えたいことを言うね。
「一貫した愛情をもらえなかった」
経験を持つあなたへ。
だからこそ、
一貫した愛情がどれほど大切かを、
誰より深く知っている。
過干渉と無関心を行き来する親のもとで育ったあなたは、「今日はどっちが来るか分からない」不安を、体で知っている。
その経験が、
「子どもには一貫した温かさを与えたい」と
いう、誰より強い動機になっている。
完璧にできなくていい。
今日、「おはよう」を丁寧に言うだけでいい。
~哲学者のフロムはこう言った~
「愛は感情ではなく、意志だ。
選び続けることだ」 と。
今日も愛することを選ぶ。
その積み重ねが、一貫した愛情になる。
歪んだ世界を見てきたからこそ、
本質が見えるようになった。
一貫性のなさを知っているからこそ、
一貫した愛情がどれほど子どもの安心の土台になるかを、誰より深く理解できる。
一貫した愛情を与える親になることが、
子どもの安心の土台を作る。
今日、1つだけ変わらない温かさを
届けてみよう。
傷は地図になる。
歪みは、本質を見る目になる。
そしてあなたの人生は、
今日から、あなたのものになる。
ゆっくりでいい。
でも、確かに。
最後まで読んでくれて、
ありがとうございました⭐
誰かの「前を向くきっかけ」になればと
思いながら書いています。
一緒に、
自分の物語を取り戻していきましょうね😊
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健全な親子関係も、優しさも、
誰かから受け取ったものを次へつないでいく
ことで育っていくのかもしれません。
そんなことを思い出させてくれる、
嬉しい出来事があったので
ご紹介させてください😊
【ペイ・フォワード(恩送り)
プロジェクト参加中!】
先日、りおさんから「健全な親を哲学する⑤」という記事をご紹介いただきました。
思いがけないご紹介に、驚きと同時に、
とても嬉しい気持ちになりました😊✨
こうして誰かの言葉が誰かに届いていくのだと実感した瞬間でした!✨
それがきっかけで、LaLaLaさんが始めた
「ペイ・フォワード(恩送り)プロジェクト」に参加することになりました。
あなたの「素敵だね」が3人に届く、
優しいつながりの輪。
私も、素敵だなと感じた3人の方にコメントを
贈らせていただきました。
⭐sakurasakuさん
考え方も含めて健康はつくられていく、
という視点に共感しました✨
「良い人になろうとせず、人から好かれようとしない」という言葉も印象的で、無理をしない生き方が、結局は心と体の健やかさにつながるのだと感じました🌱
日々の小さなことに感謝する姿勢も、
私自身が大切にしたいと思っていることと
重なりました😊
⭐ゆうさん(心が少し軽くなる話)
「自己紹介、スピリチュアル」
環境を整えることが心を整えることに繋がる、というお話に心を打たれました。
お母様のことで不安な毎日の中、「何もしない
よりはええか」と一歩を踏み出された姿勢に、深く励まされました🌱
ご自身の経験から紡がれる言葉に、
誠実さを感じます😊
⭐月乃澄さん
「正しさ」と「自分に合うか」は別もの。
人の正解に合わせるのではなく、
自分の内側の小さな感覚を大切にする🌱
私自身も同じ考えを大切にしているので、
そっと背中を押していただいたような気持ちになりました😊
sakurasakuさん、ゆうさん、月乃澄さん、
快くご紹介を引き受けてくださり、
本当にありがとうございました😊
皆さんの言葉に触れられたことも、この企画を通しての大きな贈り物になりました🌱
次にこのバトンを受け取ってくださった方へ。
あなたが「素敵だな」と思う3人に、
優しさをつないでいただけたら嬉しいです⭐
